MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

一週間 愛欲日記

2024-08-07 18:44:23 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルでの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”
実はこの企画番組で過去のOAされた小林政広脚本作品を集め今月21日から”脚本家・小林政広の全仕事“と題して集中OAが予定されており
今月の“おとなの桃色シネマ白書”は小林政広作品の二本
そのうちの一本はなんと彼のピンク映画初であり最後の監督作品がこれ
 
っていう事で飲み屋で知り合ったばっかりの男との女がその酔った勢いで男のアパートに入り込み
なんと一週間二人して仕事はサボってこもりっきりでお互いの肉体を貪り尽くす様を描いたこの作品
一応ちゃんと1日目二日目とスーパー月入る
そして場所は男の家賃9万のアパートの一室のみ、そして登場人物はこの男女二人のみ
男には川瀬陽太さん、女には葉月蛍さんの二人しか出演してこない
 
もう床に入ったきり飲まず食わずでお互いの体をむさぼりつづけるだけの映画
ちょっと見てて小林政広氏はピンク版「ラスト・タンゴ・イン・パリ」を撮りたかったのかとは思いましたが
男女共に日常の生活への思いを忘れずにいるものの、肉体の欲求に抗えずにお互いを傷つけ合うわけでもなく
ただただひたすら快楽にふける姿を映してるだけで
やることがある意味限られてるのでどうしても画角が変化に乏しいのと
単調な行為の繰り返しにエロスというものがある意味遠のいていくのは仕方のない事なのか
 
見てるこっちはこの延々と続く繰り返しの連続をどう作品として納めるのかっていう方に興味が
もうちょっとなんらかの趣向が欲しかったかな
こういう終わらせかたはあまりにも安直すぎなかったかなぁ
ラストに一工夫欲しかったとはおもうもののこう言った収め方以外やっぱないんだろうな
劇中になんらかの伏線入れと行かないとねぇって言いつつ見てるこっちもこの収め方は順当とも言えるんだけど・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2000年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
小林政広脚本・監督作品
出演:葉月蛍、川瀬陽太
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エロスのしたたり

2024-08-06 18:32:03 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルのか恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”シリーズ
毎月きちんと2作品律儀にブログアップしてきてる中で
最近ちょっと気付いてるには気付いてはいたんですよね
脚本家小林政広さんの作品が毎月のようにOAされてることを
例えば6月はサトウトシキ監督と「団地の奥さん、同窓会に行く」を、7月もこれまたサトウ・トシキ監督とのコンビで「団地妻 不倫でラブラブ」と言った感じで

そうそんな中で意図を持ってこの番組はここまで引っ張ってきてたんでしょうね今月はこのサトウ・トシキ監督とのこの作品と小林政広脚本and監督作品を今月は“脚本家小林政広の仕事”と題して彼の作品を一挙二本もOAしてのけたんですね
ということで今月はかなり早めにこのシリーズをブログアップしてゆきます


国映製作で新東宝配給で新東宝の劇場の番線に載せてくれてるサトウ・トシキ小林政広の安定プログラムピクチャーです
今作の主人公はなんと売れないっていうかピンク映画を一本しか撮ったことがじまんのフリーターちゅうかそれ以降映画撮りたいだけで何にもしてない主人公
引っ越してきた隣の秘めごとを聞きながらカップ麺をすすって映画撮りてぇだけのいわゆるなんにもせんにん
そんな彼のところに隣の若者が彼女実はやくざの娘さんで二人して駆け落ちしてきたが
やくざにバレたので自分は逃げるその間彼女を匿ってくれと三十万置いていった

そこから奇妙な男女の同居生活が始まるものの死体は
そこはピンクですから、この二人濡れ場必至っていうのは読めるんですが
我慢駿河の時計台って事で男の方は三十万からフーゾクへ行ったりとしてるとこに
やくざ風の男が訪ねてきて相手は永久に始末したがお嬢が見つからないって
執拗に毎日アパートの前で張り込み
このやくざに川瀬陽太さんなんでも演じたらその人に見えてしまう役者さん今回は濡れ場無しのご出演でしたねぇ

で川瀬さんが張ってることと相手の男が死んだってことでお嬢と結ばれる主人公に
なんと映画撮影の話が舞い込み
それを持ってきたのがお嬢のお母ちゃん、お嬢主演でなんと穴から這い出てきた駆け落ち男を相手役に映画製作がはじまる

まぁちょっとプログラムピクチャー体制での映画つくりとは違うけどピンク業界の内幕を見せてくれてるピンク映画でしたかねぇ
裸を見せるというピンク映画としてのお約束の上でこう言った内幕ものを見せるいうことにこだわった作品だったようですが
ちっともエロさを感じさせない作品でしたかね

切り口の違う記事はコチラ

1999年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
小林政広脚本、サトウ・トシキ監督作品
出演:河名恵美、葉月蛍、林由美子、本多菊雄、川瀬陽太、酒井健太郎、長坂しほり、佐野和宏、伊藤猛
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おもてなしのおかえし

2024-07-23 18:05:17 | ピンク映画
昨日書きました「しゃぼん玉の詩」の続編
公開的には2ヶ月間が空いておりますが、ロケ先の”ロケットワイフ“の営業との絡みで二本撮りで撮られた作品
R -18作品のタイトルは「続・股がり天使 旅立ちの朝勃ち」と完全に続編となっております。
 
今作では前作の高橋りほ、友田彩也香、辰巳ゆい、工藤翔子さんの他に星あめりさんが新人ソープ嬢で参入されてきております
星あめりさんのメガネ女史は絶対にあかんやろって言うような作品
何の世界でもメガネ女史はアリなんですね
 
一応二本でひとつのお話となっており
まず最初にお客さんとの会話からベテランソープ嬢としての限界を指摘された辰巳ゆいさんが
なりたかったピザ屋さんにとイタリア人のレストランに弟子入りして
なんとイタリア人からプロポーズされてしまう役所
ってことで今作ではソープ嬢の恋の行方を追った作品となり
前作でヒロインだった高橋りほさんは脇に回りナンバーワンソープ嬢である友田彩也香さんに主役が交代
 
彼女にはダメな彼氏がいておたがいに愛し愛され状態であるのだが
結婚という人生最大の決断にお互い躊躇してる中、元ソープ嬢であった工藤翔子さんと店長巌谷拳児さんの後押しによって友田彩也香さんのソープテクによって結婚への背中が押されるお話
ソープのお客さんとして森羅万象さんが出演されてるものの背中だけしか映らない役だった
 
巌谷拳児演じる店長の川柳って言う狂言回しで語られてゆく今作ではソープ嬢のイマとその後って言う人生を描いた作品
友田彩也香さんを見るためだけに作られた作品でもあったようですね
前作と今作では友田さんの源氏名が違っていたんですね
 
小松公典さんの着地が心地良かったかな
ただこれを二本で一つの作品ににする意味はあったんだろうか、単品別作品としても普通に見られる作品だったかな
前作に比して濡れ場というかソープテクの映像が多い作品でもありましたねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小松公典脚本、竹洞哲也編集・監督作品
出演:友田彩也香、高橋りほ、星あめり、辰巳ゆい、工藤翔子、巌谷拳児、細川佳央、伊神忠聡、森羅万象、バクザン、モリマサ
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しゃぼん玉の詩

2024-07-22 18:22:56 | ピンク映画
7月18日の東映チャンネルの深夜枠で拾ったこの作品
実は東映チャンネルでは先月に「おもてなしのおかえし」というこれも一応OP・PICTURESがR -15作品に再編集した作品がOAされており
実はこの「おもてなしのおかえし」も一応はその時に録画しておいたのですが
 
テアトル新宿での恒例企画興行、そうR -18のピンク映画をR -15レイトに再編集してそれを<OP PICTURES+フェス2022>と銘打って興行した時には第1作として「しゃぼん玉の詩」第2作として「おもてなしのおかえし」とそれぞれR18の70分サイズのピンク映画「股がり天使 火照りの桃源郷」そして第二作を「続・股がり天使 旅立ちの朝勃ち」だったものを改題して上映していたものですから
先に二作目の「おもてなしのおかえし」を見るのも私の血液型のA型が許すはずもなく
CSの衛星劇場かチャンネルNECOとかどっかの放送局ででもって待ってたら
当の東映チャンネルでこの18日にOAしてくれてたすかりました。
 
現存する吉原のソープランド“ロケットワイフ”を借り切っての全編ロケで作った二部作というか二本撮りで二部作にしてる作品だったわけね
ソープランドを舞台にしてそこで働く下働きの工藤翔子さん演じるお母さんやトップのソープ嬢に友田彩也香、新人ソープ嬢で友田彩也香に憧れる舞花に高橋りほ、そしてベテランソープ嬢に辰巳ゆいさんという布陣と言って4人も女優さんを使われていても工藤翔子さんは今作ではノンヌード
 
このようなソープ嬢たちのなんだろう店長とかお客さんとかのほんとちょっといい話というかエピソードをこのソープランドを中心として羅列していくだけの群像劇みたいな作品
群像劇みたいっていうのも実はちょっといいエピソード自体になんら脈絡もなくただただ劇中人物たちの商売中の語りであったりソープ嬢や他の従業員との会話だったりで繋がれていくだけで
本当に焦点も何も見えない作品だった
 
まぁ二部作ってことでこの次の「おもてなしのおかえし」でなんらかの進展があるのかなってちょっと期待していることは期待してるんですよ
何せ脚本が小松公典さんですからねぇ
こんな焦点のボケボケの作品で終わるわけはないだろうって・・・
まぁ二本で一つのお話となってるんだろうってこっちも思うわけでして
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小松公典脚本、竹洞哲也編集・監督作品
出演:高橋りほ、友田彩也香、辰巳ゆい、工藤翔子、巌谷拳児、吉田憲明、伊神忠聡、なかみつせいじ、バクザン、モリマサ、野間清史
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官能病棟 濡れた赤い唇

2024-07-20 18:00:33 | ピンク映画
二日連続ですが今月の日本映画専門チャンネルの恒例企画番組<おとなの桃色シネマ白書>の今月の二本目もうこの勢いでかたづけておきましょう
興行界では必ずと言っていいほどお盆になると階段映画を製作して各社自社劇場の番線にかけるという事が恒例になってて
まだ大蔵貢さんが社長さんでエログロナンセンスな自社プログラムでのプログラムピクチャーを撮っていた新東宝さんが一番こう言った納涼企画で番線を作っていましたが
ピンク業界もご多分に漏れずエロとグロとの融合はお家芸ってわけではないんでしょうが
予算の制限があるから時代劇とは行かずにいわゆる怪談譚ではなくホラーチックなピンク映画を毎年番線に上げてきてられたのはプログラムピクチャーシステムで映画製作してるからで
日活ロマンポルノも、どうだ大手にはこんな力があるんだぞって時代劇で怪談映画を毎年上梓していたような・・・

まぁそんな興行界の習慣に則って作られたこの作品
2005年のお盆興業の目玉的な作品ということで
何と通常作品の二倍の女優さん麻田真夕、藍山みなみ、風間今日子、華澤レモン、酒井あずさ、葉月蛍といづれも主演級の女優さん6人を脱がすっていう大盤振る舞いでしたねぇ
そして本物の廃院病院をまんまスタジオにした玉井病院を使っての口裂け女の怪異譚でのホラー作品に仕立て上げていましだねぇ

まぁこんだけの女優さんを支えればお話としても膨らませることが十分に可能で
多分お盆興業ってこともあっての予算も倍増ってことかな
こんだけ女優さんが出演されてるのにオープニングでの竹本風間の濡れ場が一番私にはエロチックだったかな
ディープキスもエロかったしさすが風間今日子さん

まぁ口裂け女のメイクもしっかりと作られたし、ピンクでもお金をかければそれなりの作品が作られるということをも証明しての見せてくれてた作品だったかな
まぁそれぞれの濡れ場はプロットの展開上必要不可欠であるようにして作った脚本もしっかり作り込まれてたし
エンディング自体もホラー映画定番の終わり方だったし
ホラー映画としてはちゃんとごまかしてないとこもすごかったし、面白かった
ホラーとエロとは相性がいいのよね

切り口の違う記事はコチラ

2005年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
橋口卓明脚本・監督作品
出演:麻田真夕、藍山みなみ、風間今日子、華澤レモン、酒井あずさ、葉月蛍、本多菊次郎、竹本泰志、真田幹也、大槻修治、伊藤猛、佐藤幹雄
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団地妻 不倫でラブラブ

2024-07-19 18:05:16 | ピンク映画
そうだもう梅雨も明けて今7月も下旬を迎えようという時期になっちゃいました。
後2月半我慢すれば猛暑ちゅうか酷暑からは逃れられるのかな
去年はほんとこの熱さいつ終わるねんって今年は秋もなく冬もこんのかって恐怖だったのを覚えてる
まぁ季節は移ろってちゃんと冬が来て再び短い初が終わり猛暑襲来
今年も秋が来ないのかなぁ
それでも日が落ち日が昇り1日1日と日が重なって今月もこの日本映画専門チャンネルの恒例企画番組<おとなの桃色シネマ白書>もここいらでブログアップしとかないと熱に浮かされて記憶から飛んでってしまいかねない
 
まずはサトウトシキ監督小林政広脚本のこの作品
いわゆるタイトルにあるように不倫だったのかそうでないかっていうことは置いといて
こう言った作品はピンク映画がプログラムピクチャーとして自社番線に乗せるために系列会社含めて大量に生産されてた時代だから生まれた作品だったのね
これを果たしてピンク映画って言っていいのかどうかわからないし
”不倫“ってタイトルについてるけど
 
団地に棲む隣家同士旦那さんが朝起きたら奥さん同士が家出してしまっており
慌てて隣家の旦那と掛け合った末に旦那同士が得た結論は妻同士が駆け落ちしたから私たちも愛を確かめ合いましょうっていう
ある意味妻が百合なら服たちも一夜を共にしましょうっていうことになって・・・
奥さんたちは温泉に行ったらそこには若いカップルが来てて
何と親の許しが得られないから分かれようって最後のっていうことでのSEX三昧
 
こんな男女三人の心模様を映しての一晩のお話
翌日になったら男同士もきちんと会社行こうって支度して出かけようとしてるし
若いカップルはもう一度奥さんカップルに夫婦って2人で作っていく生き物なのって諭されて結婚を考え
奥さん同士帰ってきたら団地前で旦那同士がキスしてるのを見て
それで2組の夫婦もまた元鞘に戻って・・・
まあ男同士はいいとして、夜の旅館でのカップルの合体であったりレズシーンだったりでしてある意味濡れ場のシーンがくらくて見づらかったのが
朝帰りしてそのまま夫婦が元鞘に収まるお決まりのシーンはこれからを暗示しての明るい朝陽が差し込む部屋での愛の確認と明るくはっきりとみせてくれるというコントラストでの計算で作られてる作品でもあったようですね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2000年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
小林政広脚本、サトウトシキ監督作品
出演:林由美香、伊藤猛、横浜ゆき、本多菊雄、川瀬陽太、さとう樹菜子
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愛人コレクション のけぞる女たち

2024-06-23 19:58:57 | ピンク映画
これも日本映画専門チャンネルの<おとなの桃色シネマ白書>という恒例企画番組の今月のOA分の日本目でして
昨日ブログアップした「団地の奥さん、同窓会に行く。」と今月の再放送と初OAとは放送順がテレコになってるんですんが再放は本日の日本映画専門チャンネルの深夜枠でOA予定であります。
 
何と今月のもう一本のをこの作品はいかにもピンク作品ここにありって言った感じで作られてる作品でしたし
定年退職したその日に奥さんから離縁状を叩きつけられたプレイボーイ(こに言語も今や死語だよねぇ)の旦那さん
奥さんに出てかれて昔の女を訪ね歩いての離婚の原因探しの旅に出るというだけのお話
1966年の初劇場公開時には「コギャル・コマダム・人妻・美熟女 淫乱謝肉祭」というタイトルで公開された作品
1999年の二度目の劇場公開時にこのTVOAと同じ「愛人コレクション のけぞる女たち」に改題され
さらに2005年三度目の公開時にはさらに「女喰い こんなドスケベ見たことないとさらに改題されてる
 
池島ゆたかが主人公を演じて自らメガフォンも撮ってる作品
脚本は五代暁子さんが書かれているので女性の突き放したようなそれでいて時代をまたいでの女たちのつかず離れずの感性が何とも言えぬ作品の胃路を表してる
 
池島ゆたか演じるプレイボーイ(これも今や死語となってる感が強い)のを元編集長が55歳の誕生日を迎えて定年退職を迎えたその日
会社から帰ると荷造りを済ませた妻からいきなり三行半を突きつけられ
離婚届に半押して提出しといてくださいねって出ていかれてしまう
そうだよねこの時代55歳ったらまだ若いしこれからだよね人生は・・・
そんなこんなで昔の女の元に何で離婚って聞きに行くものの身から出た錆な訳で
この旦那仕事で手をつけた女がゴマンといるわけで
 
どうにもならない気持ちを街中で援助交際を求めてるきたJKとホテルイン
その子の紹介で新しいJKとって時にその子の口から出たのは18年前に分かれた女が母親であなたと付き合っていたっていう言葉と
私には父親がいませんって言う
そこで過去を思い出しこの女とは妊娠を機に別れたこと
妹とも付き合ってたことなどが重尾出されて・・・・
 
そこで旧交を温めに行くものの妹さんと再び・・・
お盛んなっていうか・・・ただ気になるのはJKの存在ね物語にそれとなく父親を訪ねるものの定かではないがどうやら・・・・
まぁプレイボーイの過去の旅から出てきた父親娘のをお話し
 
やっぱよりを戻すには今のカミさんしかってことでカミさん探しに出かける男にJKがやってきて彼に向かって“お父さん!!”
このエンディングが実にいい
 
実にピンク映画の実態を壊さずにちょっといい話に仕上がってるこの作品は1996年のピンク大賞の6位入賞作品
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1966年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
池島ゆたか出演・監督作品
出演:しのざきさとみ、田口あゆみ、橋本杏子、川村結奈、西山かおり、伊藤清美、吉行由実、平岡きみたけ、神戸顕一
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団地の奥さん、同窓会に行く

2024-06-22 20:05:29 | ピンク映画
もう6月も下旬を迎えてしまいました。ってことで日本映画専門チャンネルの企画恒例番組<おとなの桃色シネマ白書>シリーズ
実な月初にOAされててその時に録画しておいたものの
見るのが専門チャンネルでの再放送の月末になるとはねぇ
ってことで本日の深夜枠で再度のOAされるこの作品を・・・


ピンク四天王のお一人サトウトシキ監督さんのこの映画実はこの作品なぜかピンクという映画製作の裏側を描いた作品でして
ピンクとしては自虐ネタっていうか製作も2004年ですからピンク完全衰退期に作られてる作品で
なんとDVD化もされてるもののエロ映画みたいな扱いにもなってなかったような

そうこのジャケットが精一杯エロっぽく見せてきてるほどエロくも全くなく
自分たちの業界への衰退への自戒を込めて作ったようなそんな気にさせる本を書いたのはこれまたピンク卒業生の小林政広

ピンク映画に出演する俳優と、その妻の物語。ピン球男優に川瀬陽太さん、その妻に佐々木ユメカさん
佐々木ユメカさんはもうこの頃おっぱいの下に刺青入れてるもののドウランで塗り隠してのご出演ですからはっきりわかるような照明の下での濡れ場はあまりない
何と脱ぎ専はピンク女優役の風間今日子さんですかねぇ
実にしたたかな役所でした

撮影現場の空気が面白い朝から妻で2発抜いてきちゃってる川瀬さんのアヘアヘ演技に何テイクも撮るもOKカットを出さない小林節彦監督に現場は厭世感が流れてきてる
奥さんは何と同窓会それも盛り上がらないから元カレが来てる前で元担任に犯されるのを途中でやめさせて元彼と元鞘になるユメカさんですが・・・

ピンク映画だからか、スタッフもキャストも自らを震わせて将来の夢遠求めて頑張ってるものの本番話が出てきて何と女優はギャラ値上げを画策して監督食ってしまうからあとはいい加減さに陽太さんが切れて
スタッフも切れてみんな監督置いて逃げてく始末
そんな筆頭女監督に古舘寛治さん
実にいい役でした

当時でもピンク作品は3日で撮影完了しなければ赤字だし予算も少ないスタッフも少ない。
でも映画が好きという気持ちだけでみんな頑張ってるっていう映画だったかな
 
日本映画専門チャンネルが選ぶピンク映画はやっぱ選択基準が違うよね
斜陽になりつつあるピンク業界を描きつつ人間応援ドラマになってる作品だったのね

切り口の違う記事はコチラ

2004年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝映画配給
サトウトシキ監督作品
出演:佐々木ユメカ、川瀬陽太、向井新梧、風間今日子、小林節彦、古館寛治、下元史朗、清水大敬、女池充、伊藤猛、間宮結、本多菊次朗、華沢レモン
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義父と嫁 乳しぼり

2024-06-02 19:31:10 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”の先月5月分のもう一本が録画未遂のためになんと5月31日放送分の深夜枠(つまり暦上では6月1日未明)で拾うことになり
ようやっと本日ブログアップすることが可能になりました。
 
この作品劇場公開の時には「痴漢義父 息子の嫁と…」というタイトルで、再映の時にこのタイトルになり
シナリオ段階では「夜明けの牛」だったとか
さらに「田園官能ロマン 乳搾り 背徳の牛舎」というタイトルで一応DVD化もされています
 
要はいわゆる三ちゃん農家っていうよりかはもう後継もいなくなり
そう父親がかわいがってる乳牛ハナコを売り飛ばそうとした長男が売り飛ばしに行く途中でハナコと共に事故死して
息子の嫁と一緒に農家を守っていくという姿を淡々と描いた作品な訳ですが
これが実によく出来た作品でして
まぁ後藤監督自体一年くらい前にこの同じ“おとなの桃色シネマ白書”での「喪服の女 崩れる」のピンク映画デビュー作の時にも書きましたが
もともとはロマンポルノからピンクに転身されて来た監督であったのと
 
この時代ピンク映画はネット上でのポルノやAVにまだ押されないためプログラムピクチャーとして量産されていた時代でしたから
そんな中で一本や二本こう言った格調高い作品が生まれるっていうのも必然だった訳でして
実に切実に20年も前に認知症の映画を作っていたとは
それもピンク映画でですよ
 
それだから朝の乳搾りに義父がやってくると息子の嫁はハナコの代わりに牛舎で全裸で四つん這いになって乳搾りされるものの
父親はハナコだって認識しかしてなくて、そんな毎朝の日課が終わると農家の朝食が待っており・・・
そんな日常の繰り返しの中でそこに佐々木ユメカさん演じる家出不良娘が帰ってきて
さらにこの土地を狙う小悪党のなかみつせいじなどが加わってきて・・・
 
最終的にはこう言ったお話の帰結は義父と義理の娘がようやっと結ばれてっていうことなんですが
それを62分の尺に見事にまとめる誤答監督の手腕と人が人としていかに人を思いやって生きてるかっていうのを描き通しているわけで
麻木涼子さんと中村方隆さんとの二人の関係も抑えた演技でクライマックスに瞬発させる見事さには感服させられる
佐々木ユメカさんもいい味っていうか彼女の持つ雰囲気が生かされたし
さすがはなかみつせいじさんだし
 
これほどピンクであってピンク的でない内容を含有した作品となってるのもまたよかった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2003年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
後藤大輔脚本・監督作品
出演:中村方隆、麻木涼子、佐々木ユメカ、なかみつせいじ、城春樹、水樹桜、新納敏正、江端英久
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多淫OL 朝まで抜かないで

2024-05-25 20:08:31 | ピンク映画
もう5月も25日を迎えて、今日はオールインじゃなかったライツキューブの任侠ドラマ
それも「日本統一」の最新作のリリース日ですね、ホント月日の経つのは早いもので
そういや今月のコレ

そう日本映画専門チャンネルの恒例深夜枠映画の企画番組「おとなの桃色シネマ白書」
そう録るの忘れててようやっと一本目を昨日拾うことができましたので早速あげて見たいなと

佐々木ユメカさんが実にいい感じの作品だったかな
OA本編がTVOAなのでR -15規制もあったりでヘアシーンに完全なるボカシが入っているんですね
昔、「淫らな庶務課 OL・塔子の歓び」というタイトルでDVDがリリースされてあたようですが今は廃盤のようです
どっか中古屋さんで見付かるといいな

佐々木ユメカさん演じる人妻OLの塔子さん、ある雨の日仕事帰りに昔の男であるシゲルと出会い
そのまま体を重ねる
夫である男にも花屋に勤める松島めぐり演じる音がいて関係を持っている
さらにシゲルにも同棲相手の川村栞がいて・・・

そんな男女がそれぞれ不倫というか関係を続けていく中花屋の女がついに我慢できなくなり佐々木ユメカに告白したからそれぞれの男女が現在に関係を白紙にして
新たな関係を結ぶ中で河村栞だけが妻星機となるものの

二人の男の間で心と体の狭間に揺れる女を見事に演じきってくれてる佐々木ユメカさん渾身の作品となっている

脚本家西田直子のデビュー作品で荒井晴彦との共同脚本作品だったのね
国映作品ではあるものの女心を描いた作品ということで今月の企画に乗っかった作品だったようですね

切り口の違う記事はコチラ

2001年製作、日本ピンク映画、国映作品
女池充監督作品
出演:佐々木ユメカ、松島めぐり、河村栞、松原正隆、モーリィ、田口良子、斉藤文、田中愛里、川瀬陽太
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