MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

インフィニティ・プール

2024-10-12 05:05:51 | 洋画
実はこの映画、日本公開した時に輸入屋さんで見つけて、その時に一応見たんですが
そう英語にはちょっと自信ある方なんですが、英語字幕と映像とが追いつけないので
本当なんだか意味が分からなくなって
そんなこんなで映像見てもさらに意味がわかんなくなってしまって
見たらブログアップが基本なんですが、ブログにも書けずにいて、ようやっと日本版のDVDがリリースされて
まぁ二度目の鑑賞っていうので映像的にだけでしたが、ある程度日本版の配給会社も映倫さんもおおらかになったもので
あそこの”しごき“の映像もかなりな薄消しでそこいらは褒めていいんでしょうかね
 
ってことで日本語鑑賞に置いてなんとなく作家さんの意図するとこは理解できたかなっていうことでブログアップしておきますね
 
 まぁ映像からそしてお金持ち軍団の中にクローンの博士がいたりということから
主人公ががっていうか何体って言った方が正解かなクローン化されており
それによってお金持ち軍団に翻弄される
いや軍団自体もミア・ゴス演じてるガビっていう魔性の女に翻弄されていたのね
まぁ洋盤を買ったのもミア・ゴスがでてるから日本盤まで待てずに購入したっていうのが本音で
もう西洋女優さんの中では最近はクロエ・グレース_モレッツの作品がないのもあったり
 
またミア・ゴスは「X エックス」と「Pearl パール」で今や一推しの女優さんですからねぇ
脱ぎっぷりもよし演技もよしでして、今作でもハメ外したガビと日常に戻ったガビというキャラの性格の使い分けが見事でしたし
この次は先に書いた「X エックス」シリーズの最新最終作「MaXXXine」も米国では公開されたようですね
 
そんなミア・ゴスに翻弄されて自分が本人であるのか、いつどこで作られたのか
多分に警察に捕まって拷問みたいなものを受けてる間にクローン作られたんだと思うしかないのですが
ヒロインは主人公のクローンを何度も使って自分がクローンなのか本体であるのかわからんままに
自らの手で葬ってきたクローンの遺骨を大事にしてたのはやはり意識してる自分がクローンなのか本体なのかわかんないからだったと見るべきなのだろうか
 
架空のリゾート島から出られなくなった主人公は一体どうなっていくんでしょうかねぇ
見えてる主人公がクローンであるのかとか、何故に島から主人公が出られなかったのかは視聴者に委ねてきたクローネンバーグでしたねぇ
まぁこれだけエログロR  -18指定作品にボカシ一か所ですか映倫さんの英断にには拍手を・・・・
 
2023年製作、カナダ・ハンガリー・フランス合作映画
ブランドン・クローネンバーグ脚本・監督作品
出演:アレクサンダー・スカルスガルド、ミア・ゴス、クレオパトラ・コールマン、トーマス・クレッチマン、ジャリル・レスペール、アマンダ・ブルジェル、ジョン・ラルストン
 
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フューチャー・ウォーズ

2024-10-10 05:05:26 | 洋画
ちょっとしたおふざけSF映画
でもテーマはしっかりとしていて完全なる反原発映画
ってことでオープニングは2055年の原発事故によりメルトダウンが始まる原発にホームレス風の男が現れて
メルトダウンを止めようとする原発職員とコント風のやりとりをするものの
そこにタイムトラベラーを取り締まる時空警察が現れて歴史を変えようとするトラベラーを取り締まっており
時空の変更を変えさせないためにメルトダウンによる原発の大爆発が止められず地球は真っ黒い無気味な雲に覆われてしまう
 
彼は2022の世界にタイムトラベルしてそこで原発の稼働に賛成のサインをした議員を止めようとすることに・・・
これって単発で一応日本でも劇場公開された作品だったんですね
いや実に会話自体がコントでできていて
見ててもさほど面白くないコントで紡がれていくんですが
日本人の私とフランス人との笑いのツボ合作違ってるんでしょうね
 
笑わせて見せてる中にシリアスを組み込んだ作風で
見終わって調べていたらユーチューバーみたいなとこに短編のコントみたいなのを挙げており
それがバズって資金を得て低予算で作ったのがこの作品だったようですね
多分にその動画の雰囲気を映画自体に持ち込んでるのでコント風のプロットで作られてたようですね
 
まぁ途中から2022年の原発の稼働にサインをした議員さんの娘と議員さんまでもが時空警察に追いかけられ
娘は反原発の運動員であり、父親がどうして原発に固執してるのかを探って行き当たったのが
娘を生むために奥さんは自分のこと命をを議政にしていたことが要因だとわかって
アリスという娘は母の自分のこと出産時にタイムトラベルして自分である赤ん坊を犠牲にして母の命を助けるように医者達を脅して
 
そうなると自分のこと命が無くなってここまでの歴史に歪みが起きることになるため
散々止められたんですが・・・
時制のパラドックスとかわけわからん事を除いてハッピーエンドに反原発で終わる映画
多少のアクションはあるもののタイムトラベラーの男の活躍も最後にはアリスに全部持ってかれたような終わり方でしたが
まぁわけわからんコントに付き合わされてるうちに何故か反原発のハッピーエンドに到達してたって言う100分の作品
 
2022年製作、フランス・ベルギー合作映画
フランソワ・デスクラック製作・脚本・監督作品
出演:アルノー・デュクレ、フローラン・ドリン、エンヤ・バルー、ラファエル・デスクラック、スリマン=バプティスト・ベルフン
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COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験

2024-10-07 05:05:00 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された作品ですが
見終わった感想はっていうか途中からなんなんだこの映画はって思いつつ見てたけど
まさかの夢オチっていうことにもならないし
大ドンデンにもならないし
一体何が言いたかったのか何一つ解決されずに完全に観客遠置いてけぼりにするならまだしも
観客を?????????????????の坩堝に落としてハイサヨウナラっていうのは完全詐欺にあったよりひどいかもしれない
 
一応ホラーの分類に入るんだろうけど、だって普通じゃないJKが牙生えてバンパイアになっちゃうんだよ
でもそれも束の間変なメール文章で、そう”このメールを受け取ったあなたは二十年間眠りつづけていて・・・“って言うメールの大写しでのエンドクレジットインですからねぇ
 
未だ普通じゃないJKがヒロインって書きましたが
多分普通じゃない、なぜならちゃんと家があるのにシングルマザーとは折り合いが悪いのか毎日友達の家に泊まったり野宿したりで母親が仕事に出てから家に入りあさめし食ったり着替えたりの生活でその理由の説明もなんもない
家に帰るの嫌である研究施設の睡眠アルバイトに応募して
その睡眠でどんな夢を見るかって言う実験のアルバイトに参加して
その被験者6(♂4、♀2)人全員がなんと目だけ光ってる黒い影の夢を見てる映像があって
 
その黒い影に誘われて被験者が居なくなって研究者が探していたらヒロインのJKを見つけて夢遊病者であるがために器具をつけてその夢画像を追いかけて行くと
その先に黒い影が現れて
って言う次のシーンでは先に書いたようにヒロインはバンパイアになってて・・・
こやって文字面見てもわからんでしょ
映画見ててもわからんのだからそれを文字起こしなんて到底無理
全くオチのないまさかの製作者に投げっぱなしにされた映画っていうことだけは間違いないんだけど
 
2020年製作、カナダ映画
アンソニー・スコット・バーンズ共同脚本・監督作品
出演:ジュリア・サラ・ストーン、ランドン・リボアイアン、カーリー・リスキィ、クリストファー・ヘザリントン、テドラ・ロジャース、スカイラー・ラジオン、ティファニー・ヘルム
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ティアーズ・オブ・ブラッド

2024-10-06 05:05:29 | 洋画
ヨーロッパ映画だっていうのはわかりましたが
ダイアローグはフランス語なんですがいわゆる景観とか地下鉄とかフランスというかパリとも違っ見えるんですよね
ってことで劇中かなり後半になってのセリフの中で舞台がブリュッセルっていうのがわかってベルギーだったんだって納得しました。
 
主人公は疲労が溜まると目から血涙を出す人物
まぁ先にいっちゃいますがこの映画ベルギー・フランス・スペインの合作映画で邦題が「ティアーズ・オブ・ブラッド」と英語の下し読み、原題は仏語で「ENTRE LA VIE ET LA MORT」学部では仏語でしたがもうこれはお手上げで、さらに英題は「ON THE EDGE」
英題がいっちゃん映画の内容を端的に表してる気がする、そんな映画だった
 
主人公が運転する地下鉄に若者がホームから列車に向かってダイブする
主人公は運転席から慌てて飛び出して線路の若者に接触する
女刑事に運転手規範としてこの場合運転席から出ないことが規範とされてる旨注意喚起されるが聞く耳持たない主人公
捜査が進むとなんとこの若者。運転手の息子と判明、主人公はスペインから移住してきた人物で
子供が親の列車に飛び込んだのと飛び込む前に腹に銃創があったことから
女刑事の感が働きスペインに紹介してもこの主人公の身元不明
仕方無くインターポールに紹介すると回答拒否
 
まぁ息子が死んだのでこの主人公自分の家に拳銃持った男に押し掛けられ
なんと素手で格闘の末に撃退してしまう
もう、これでこのおっさんが只者ではないことがこっちにも知れる
敵の落とした銃の回収も見事だし警察への対応ものらりくらり
女刑事はどうにも息子が父親の列車に飛び込んだことが気になるし、インターポールの無回答も気になって・・・
 
まぁ息子と父親とは二年ほど交流がなかったものの息子から現場で託されたデバイスから息子が現金強奪チームの一員で仲間割れから強奪した現金どこかに隠しての飛び込みですから
デバイスから息子の全てを知った父親にさらに息子の恋人を人質にして父親に金を要求してくることで
過去の息子の生い立ちから現金の隠し場所を見つけて・・・
 
死んだ息子の仇討ちにお父さんんが乗り出したってわけで
このお父さん血の涙を流す理由もちゃんとおしえてくれるし、それがラストシーンと繋がらせるシノプシスがわたしには一番見事だったかな
お父さんの過去もそれなりにあきらかになっていくさまとか
 
掌品ながらもそれなりに見せてくれてる作品で親子の愛のお話だったのね
ってもう1組の親子も活かされてますからねぇ
途中まではなんだ邦題つけたやつ出てこいって言う思いで見てましたが
ラストシーンでそんなこと完全に忘れました、これをつけたできるなって
 
2022年製作、ベルギー・フランス・スペイン合作映画
ジョルダーノ・ジェデルリーニ脚本・監督作品
出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、マリーヌ・ヴァクト、オリヴィエ・グルメ、ファブリス・アデ
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マッドマックス:フュリオサ

2024-09-29 05:05:54 | 洋画
もうレンタル作品は枯渇してしまい
10月のレンタル初日まで残り3日となりあとは個人のBlu-rayかDVDもどちらも一枚ずつ
そのうちの一つがこの作品、そして足りない一本は神様が与えてくれた奥の手があるんですよね
 
あの「マッドマックス怒りのデスロード」(さすらいのブロガーでしてどこにあるのか見つからず。でもしっかりみてますからね)で超個性的な片腕義手のシャーリーズ・セロン演じてたフュリオサのスピンオフと言う作品をジョージ・ミラーが作ったわけよね
 
一応二時間30分弱の作品を章仕立にしていわゆるフュリオサの少女時代から大人になって片腕喪失を含めて「怒りのデスロード」につながるキャラになるまでの前日譚
俗な言葉で言えば“フュリオサ0“と言った作品なんですが
まぁ“マッドマックス”.から離れての単体作品と見ても十分に見られる作品ですが、シャーリーズ・セロンの前作でのキャラが強烈でしたから“フュリオサ”ってついてしまうとあのシャーリーズ・セロンから離れて見ることはできない作品でもあり
 
その若き日を演じると言うことでは主演のアニャ・テイラー=ジョイもちょっとしんどかったのじゃないかとは思いますが
丸刈りにしたりと前作へのつながりをしっかりと描いておられる割には
あんな片手になったエピソードがあまりにも呆気なくて・・・
そんなこっちの気が抜けるようにわざと作ったんだろうな
戦闘シーンもそれなりに随所に入れて派手派手しくつくられててそれなりに見せ場としてこっちを飽きさせてくれてはいません
 
そうなんだ見終わって知ったんですが悪の親玉をクリス・ヘムズワースが演じてたのね
あのあまりにも長い髭で誰だかわからんかってエンドクレジットで知って
なんだ雷神様だったんだってちょっとびっくり
っていうか最後は木になっちゃうのね、その木が実らせる赤い果実はオープニングとエンディングとでシンメトリーになっていたのね
 
まぁ木にするよりかはなんかクライマックスではフュリオサとのタイマン勝負くらいやって欲しかったなぁ
あれじゃ前作のフュリオサのキャラに繋がらないような木(気)がする
ってことでお後がよろしいようで・・・
 
2024年製作、オーストラリア・アメリカ合作映画
ジョージ・ミラー製作・脚本・監督作品
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、アリーラ・ブラウン、トム・バーク、チャーリー・フレイザー、ラッキー・ヒューム、ジョン・ハワード、ネイサン・ジョーンズ、ジョシュ・ヘルマン、アンガス・サンプソン、リー・ペリー
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

2024-09-27 05:05:57 | 洋画
正直言って今月の新作レンタル作品が10月2日の10月レンタル作品の初日リリースに作品数が間に合うか全く予測がつかないって言うにのは
個人的に新作リリースとしてセルがあと二本しかなくて、
これで大丈夫何かなぁ
ちょっと計算ミスった気もしないでも無いと言うことで
こう言った作品もレンタルして見てかなくてはいけない状態に・・・
 
まぁ思った通りの私みたいな娯楽イコール映画って言う人間には全く似つかわしく無い作品でもあったし
木下グループのキノフィルム輸入作品ではないものの公開された劇場は木下グループのKINO劇場での作品
いわゆるハートウォーミングな映画だった。
って言うかこれも尺的には二時間13分もあった作品
そして途中二回くらいオチてた気がするが決して退屈だったわけではなく前日の睡眠時間が足りてなかったからだと思ってる
 
時は1970年末のクリスマス休暇中ののアメリカのボストン近郊の寄宿学校を舞台にした映画
クリスマス休暇で学校はお休み生徒も教員もみんな休暇で自宅に帰る
いわゆる日本で言う冬休み
しかし、家庭の様々な理由で帰宅できない生徒が各学年っても幼年から青年まで7人がそのまま学校で暮らすことに
しかし生徒だけ残すわけにいかないから責任者として教員が一人付き添いに
そして食事の世話として給食婦長のベトナム戦争で息子を亡くしたばかりの婦長さんも居残り
教員はこの道ン十年のいわゆる名物というか堅物教師でこの学校に全てを捧げてきた先生
融通も何も利かない、今の校長先生さへむかしの自分の生徒だったから彼には強く言えない
 
そんな彼のクラスに問題児がいて校長から有力者の父親から多額の寄付をもらってるからって言われても歴史教科に落第点をつけるほどのカタブツ教師
そんな問題生徒も実は居残り組
家庭にちょっと問題ありきで居残り組だったのだ。
母親は実母だが金持ちの有力者と再婚してクリスマス旅行中
それで連絡つかず(そう当時は携帯ないからね)で他の生徒は連絡ついて親の許可貰って他の生徒の親のヘリでスキーに
 
結局問題児と頑固教師と給食婦長の三人が居残り
この居残りが原題の“Holdovers”ってことだったんですね
一人ものの頑固オヤジ、実母が省みてくれない思春期の青年、一人息子を戦争で亡くしたばかりの黒人老夫人のいわゆる孤独な三人が11日間の生活を共にするわけだから
もう想像に難くないような反発の日常が紡がれていくわけですが
そこは映画ですからそんな反発の毎日の中で
色々と紆余曲折の中で孤独な心と心がぶつかり合うことで互いの心を開いていき
社会見学だってことで郊外に出てボストンの街で映画を見たりボーリングしたりとしていくうちに少しづつ、温かいものが生まれていくわけで
そして青年が実は心を閉ざしていたのは実父の存在で
実母が精神を病んだ元夫に会わせないため寄宿学校に入れ、こう言った長期休暇にも帰宅できないようにしていたことを知った頑固先生
 
まぁこれがこのドラマの肝になってて
これが青年の母親に知られて何せ多額寄付の親御さんですから当然学校に文句いいにきて
頑固先生窮地に立たせるもののなんと息子を士官学校に転向させるって聞いて
全て彼の行為に関しての責任を全部自分のせいにして・・・
 
心と心が結ばれての一つの悲劇を救うこととなった頑固先生
まぁ見てて泣かせる場面は全く無いものの見終わって心がホットする映画だったのね
 
2023年製作、アメリカ映画
アレクサンダー・ペイン監督作品
出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ
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落下の解剖学

2024-09-25 05:05:20 | 洋画
ここんとこ毎日のように二時間30分以上の作品を見てるような気がするじゃなくて
実際見てるものの
この映画ミステリーかと思ったらなんと二時間以上の尺が裁判シーンというこという事で152分も尺のある作品
そして実際には法廷での共述のやり取りだけで構成されてるいわゆる会話劇で成り立ってる作品だったが
普通会話劇だとオチそうになるのだが、この法廷劇実に共述の内容で見せる?聞かせる?作品でして
日本語音声版もあるので、そう最近目がきちゃってるので二時間半もある作品は日本語版で見るようになってきてるってのもあるんですがね
そっちで聞いてる方が作品としては面白かったなぁ
 
お話としてはベストセラー作家のサンドラは、これまた作家の夫と事故で視覚障害になってしまった息子と三人で人里離れた雪山の山荘で暮らしていたが、
ある日息子が外で血を流して死んでる夫を発見し、サンドラは救助を要請するが、夫はすでに死亡。
ところが唯一現場にいたのはこの家族だけで、サンドラは前日に夫とけんかをしていたことなどから、サンドラは夫殺害の容疑をかけられて法廷に立たされることとなる・・・
ただそれだけのお話なんですが
 
この法廷に置いて被告となったサンドラの尋問と共述から夫婦の関係やらが明かにされていき
なんと犯人として法廷に立たされているこの女性のここまでの人生というか奔放な私生活が明かにされていく過程が実に面白い
自らの私生活を今までセンセーショナルに私小説化して、半自伝作家として名声を得てきた彼女の人生がこの裁判によって完全に反転する
この人は殺人犯ではないか、この人は夫と不仲ではなかったのか、この人はバイセクシャルではないか、この人は淫靡な不倫女ではないか
そういう今まで見えてなかった部分が法廷を通して明らかにされていくわけで
ここいらが普通だったら退屈極みない会話劇を実に興味深い会話劇に昇格させているわけで
こっちがネオチする暇も与えてくれて無いわけで
ここまであからさまにされればこいつが犯人だろうってなるわけなんですが
 
なんと見えない息子までが証人席で供述して見せたり
そうワンコまでがまさかのでしたねぇ
まぁそんなこんなで裁判では無実を勝ち取ってしまうわけで・・・
ラストシーンが実に印象的でした
 
2023年製作、フランス映画
ジュスティーヌ・トリエ脚本・監督作品
出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ、サミエル・セイツ、サーディア・ベンタイツ
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ナイトメア/夢魔の棲む家

2024-09-23 05:05:00 | 洋画
これもさほど怖くないノルウェー産のホラー映画
最初に言わせて欲しいんですが、一体何が言いたかったのかがよくわかんない映画だった
 
同棲5年のモナとロビーのカップルが破格の値段で手に入れた夢の新居はある意味事故物件
ただこの家が現場ではなく
この家の持ち主が交通事故で死んでると言うことで格安で手に入れることができただけ
しかし、この家には霊が・・・がっていうだけの映画
睡眠障害とか不眠症とか色々劇中で言っていますが、これはこの家ってもノルウェーですからいわゆるアパートっていうかマンションの一室と言った感じかな
それなら一棟全体に霊が出てもおかしくないだろうに何故かこの若いカップルのモナに霊が・・・
 
ロビーは毎日出勤しモナは家というか一室のリノベーションに精を出す毎日の中で
モナは霊に取り憑かれて不眠に苦しみ、得体の知れない魔物っても姿がロビーなんかに襲われる悪夢に苛まれるようになり、いろいろ医者や精神医に診てもらうものの
睡眠障害が重症化し夢と現実の境界がわからなくなる中でモナが妊娠。しかしモナは夢と現実の境がはっきりしないためにお腹の子は悪魔の子ではないかと疑い、まずはロビーに言わずに堕胎を選択したために
まぁ堕胎のシステムはようわからんのですが6週間だと薬で胎児を殺すことができるんですね
ただ死んだ胎児も自然j排出されるものの今回は体外に排出することはできずにこの堕胎はロビーに知られてしまう
 
それでも夢現の中でロビーと再びセックスしていく中で新しい生命が誕生し
今度は無事生むんですが
モナはロビーとの子供ではなく夢現の中でのロビーは悪霊だと思ってるから
なんと新生児を上階から地上に投げ捨てるんですね
 
夢と現実の境が分からなくなって疑心暗鬼になりつつも日常を送るモナという女性の恐怖を描いたホラーなんですがちっともホラーではない映画
霊が出てくるっても彼の姿だしってことで全く面白くもなかった作品
GEOさんのプルークからの作品なんですが、この作品これでも一応日本でも劇場公開されてる作品だったのね
 
2022年製作、ノルウェー映画
シェルスティ・ヘレン・ラスムセン脚本・監督作品
出演:エイリ・ハーボー ヘルマン・トマラス、デニス・ストーロイ、ピーター・フェルデ、プレベン・ホドネランド、ジーネ・テレーゼ・グロナー
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ナイトスイム

2024-09-21 05:05:24 | 洋画
まぁ新作が出てるっていうことでセットになんも見ずにタイトルのみで組み入れてきたんですが
一応薄口のホラー映画でして
なんともあんまおもろうなかったんよ
最近ではエンドクレジットも一応最後まで見るようにしてますので
エンドクレジット始まってすぐに衝撃を受けました。
私がここに来てハマり全シリーズみた「死霊館」シリーズのジェームズ・ワンとまぁこれはちょっと期待外れだった「ミーガン」のジェイソン・ブラムのお二人がプロデューサーだったのね
これはこの二人でこんな薄口っていうか犬のフンにもならないようなクソ映画作ったらあかんやろ
 
元プロ野球選手の一家がお父ちゃん足怪我して野球できへんくなって一家でプール付きの家にひっこしてきて
新しく人生やり直そうっていうこの家のプール
実は過去にあったっていうタイトル前にこのプールの異常さを我々には教えてくれてるし
まだ本編はじまってすぐにプールのシートにお父さん落ちたりと不安を煽るのはうまいけど
 
いわゆるホラーとしての要素の描写が本来なら段階的に怖さが増して行くのがホラー映画の基本中の基本の醍醐味なのに
この作品映画が進むにつれて段々怖さが薄くなって行くというまさかの展開
夜のプールの恐さもなければなんだか霊が夜だけでなくひ
昼まで出てきたり
そして犠牲者はなんとこの家のお父さんお一人
それなのにこの家族プールを一応潰して住み続けるとか・・・
お父さんのことどない思ってるんやって・・・
 
一応薄口ホラーって言っておきましたがお父さんんがいなくなったことこの家族どない思ってるんや
ジェームズ・ワンやジェイソン・ブラムが関わっててこの体たらくでいいんやろか
もうこんな映画作っとったらあかんだろうって言う作品
いや映画の情報入れておったらジェームズ・ワンだけでセル完全に購入していたよな
いや怪我の功名っていうか未知だったためにセル買わんで逆に怪我せえへんでよかったって言う作品でした。
 
2023年製作、アメリカ映画
ブライス・マクガイア共同脚本・監督作品
出演:ワイアット・ラッセル、ケリー・コンドン、アメリ・フォーファーレ、ギャヴィン・ウォーレン、ジョディ・ロング、ナンシー・レネハン、エディ・マルティネス、イライジャ・J・ロバーツ
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RED SHOES /レッド・シューズ

2024-09-20 05:05:29 | 洋画
あじーあじーって言いつつも9月も20日を迎えて本日は東京にも熱中症アラートまでもが発令されてる
もう3日もするとお彼岸のお中日だっていうのに今年は遊歩道で彼岸花がこの暑さでしょうか全く咲いとらん
去年に続いて10月中旬あたりまで真夏日が続いて行くのかなぁ
ってことですが、今月もGEOさんあたりではなんかリリースされても導入されない作品もあったりで
ちょっと計算が未だ立たないような立つようなでこう言った作品も導入されてたらありがたくレンタルしていこうと・・・
 
まぁクラシックバレーのお話ですから、なんとも私には似合わない作品ということですが
似合う似合わないって言ってる暇のあるわけでもないんですよね一応消化してかないとね
とにかく借りられたら見る、見たらそれを記事にするってことでしかなく
とにもかくにもオーストラリアの映画でした
オーストラリアは万引き初犯はボランティア活動のゴミ拾いが課せられるんですね
なんでヒロインが万引きするような荒んだ生活に走ったかっていうと
 
プリマドンナとして一緒にバレー学校で学んできたヒロイン、これからバレーの公演っていう舞台袖で姉と電話中
姉はプリマ丼の妹を励ましての歩きスマホ
注意が散漫で信号まちがえて電話中に事故死
そんなんでバレーが踊れなくなったヒロイン
バレー学校やめて荒んだ交友関係での中での万引きだったわけで
 
ボランティアとして街の清掃するくらいならと母親が一計を案じて元いたバレー学校の清掃係に
そこから昔とったなんとかやらで清掃の合間にバレーへの想いが湧いてきて
っていうもう完全定番の王道物語
見てれば昔自分もプリマドンナであったわけだし体もしっかりまだ覚えてるしってことで
今回の演目のプリマドンナとはライバルだったってこともあって最初はお互いギクシャクするんですが
彼女が足を痛めたことにより”RED SHOES“のプリマ丼ができる生徒さんがいなくて
彼女が体が覚えていた関係で急遽本生徒にむかえ入れられて・・・
 
そこから猛特訓の日々が続き・・・
まぁ完全に先が見えるプロットをバレーシーンで二時間みてるだけの映画
一応本物のバレリーナたちを主役に持ってきて作った作品だそうで
主役を演じてるジュリエット・ドハーティは柄がおっきくて相手役の男性バレリーナとのダンスでの絡みがきつそうでした
 
2023年製作、オーストラリア映画
ジェシー・エイハーン(製作)、ジョアンヌ・サミュエル両監督作品
出演:ジュリエット・ドハーティ、ローレン・エスポジート、ジョエル・バーク、キャロリン・ボック、プリムローズ・カーン、ニコラス・アンドリアナコス、ミエッタ・ホワイト、アシュリー・ロス
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