MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ハンガー・ゲーム0

2024-06-15 05:05:17 | 洋画
ジェニファー・ローレンスの「ハンガー・ゲーム 」三部作をしっかりと見ているので
ってもそこはデラシネのブロガー第一作だけが辛うじてブログに残っていましたねぇ当時はきちんと翻訳された原作も読んでから映画に臨んでいたんですね(rチョウービックリ)、
であの三部作で終わったって思っていたらなんと今度はその前日譚が映画になって
ってことで「ハンガー・ゲーム0」なんですね
でも一応原題を挙げると「The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes」
そうなんですあの「ハンガー・ゲーム」のキャピタルの大統領であるコリオレーナス・スノーの少年時代を描いた作品となっており
全三部作の60年も前のお話なんですね
舞台はキャピタルと第12地区ということで邦題に“0”をつけたようです・・・
 
なんかエロ作品では2、3年前に見た作品でも記憶に全くないとか再見しても新鮮に見れたとかそんなことかいてる私ですが
劇中に第12地区のいわゆるジプシーの歌姫が食用植物であるカットニスを食すっていうシーンで
あれこれって前作のヒロインの名前だったよなって言う記憶が蘇ってくるんですね
なんともう10年以上も前の作品ですよ
人の記憶ってまた違った意味でも消えずに残ってるっていうことはある意味恐ろしいことですよね
 
そう恐ろしいと言えばレンタルしてきた時は借りられるってなんも見ずにセットに組み込んでいたもんだから
いざ観ようってケースから取り出してプレイヤーにかけようとした時にランタイムが見えて
なんと全尺157分もある作品だったのね約二時間40分もある作品
前作の第一作も確か2時間半の長尺で本題のハンガーゲームでの24人の殺し合いが始まるまで一時間あったように思うんですが
 
今作もハンガーゲームが終わる時点で尺がまだ一時間以上も残っていたのには驚いたけど・・・
スノー大統領がパネムの独裁者として君臨する60年前、彼はキャピタルの指導者的な立場であるもののつまりは金線的に没落寸前の身分であり
ハンガーゲームのプレイヤーの教育係という立場にいたんですね
そして第12地区から選抜されてきたスウイングバードの教育係という関係で主人公二人が出会い、ゲームでの生き残りという方法を教えて生き残させるんですね
これらは一応殺しをせずに生き残すって言う方法論をとらしていて
っていうかバトル会場もさほどしっかりとできていなかったり蛇がまぁいろんな意味と場所ででたくさん出てきましたねぇ原題にあるように・・・
 
そう先に書いたように歌姫ルーシー・グレイと若きスノーはなんと恋に落ちお互いに惹かれ合っていき彼女を優勝させた後に描かれるのはなんと1兵士として第12地区には県されるスノーはハンガーゲームに懐疑的になっててキャピタルに反抗的になっていきつつあるものの第12地区での反乱を治めることに成功してグレイとの距離が離れていくにつれ
支配する側と支配される側と言った立場で人としていかに生きるかということを学びとっていき
前作スノー大統領としての原型の定まる姿を描いた作品だったのね
なお「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」でカットニスが歌った「The Hanging Tree」はもうこの時から歌われ続けてきた歌だったのね
ってのもわかるようになっていたのね
 
2023年製作、アメリカ映画
フランシス・ローレンス監督作品
出演:トム・ブライス、レイチェル・ゼグラー、ヴィオラ・デイヴィス、ピーター・ディンクレイジ、ジェイソン・シュワルツマン、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラ
 
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サウンド・オブ・サイレンス(2023)

2024-06-14 05:05:55 | 洋画
よくまぁこんなドイヒーな作品を作った奴もやつだが
これを劇場公開した配給会社も配給会社であるし
↓このジャケットよく見てもらいたい
これとクリソツやろ、版権どないなっとるのかなぁ
作品的な面白さに関しても雲泥の差があった気がする
まぁホラーと恐怖アクション映画との差はあるけど・・・
 
見てしまったからには感想書かねばならないものの
何を書いたらいいのかほんとうに困る作品だった
最初にも書いたけどこの作品を輸入して劇場公開した配給会社のは図太さは称賛に値するものの
これを劇場で見たお客さんのお怒りがわかる気もしますが
 
もう字数を確保するために梗概を
ニューヨークで暮らすエマは歌手志望、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな時、父が入院したとの報せを受けた彼女は、恋人セバと一緒に故郷イタリアへ急遽セバー帰った。父は面会謝絶となっており、急に暴れ出した父から母が殺されそうになったとのこと。
実家には泊まるなって言う母の言葉を他所にその夜、実家に泊まることにしたエマは、父の部屋で古いラジオを見つけた。すると突然ラジオから音楽が流れ出しその音に反応して彼女は何かの気配を感じたり身の回りで不思議なことが起き初めて・・・
 
実際に幽霊が出てきますがそれがいつの時代の人たちだったか
そんな幽霊に憑依された恋人のセバによって彼女は襲われる羽目に
ラジオの音が幽霊を呼び起こしてしまうというお話
たった一晩のお話ですがホラー映画としては実にゆるい
血もなんも出ないしちっともそう幽霊も怖くもなんともない
笑っていいのか怖がるべきなのか本当に中途半端な決着の付け方でもあるのですが
 
ホラー映画の定番としてこの事件がオチついた後に今度は音ではなくてなんと肖像画の肖像が幽霊として・・・
ってドーユーこと???
 
2023年製作、イタリア映画
アレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラ脚本・撮影・編集・製作・監督作品
出演:ペネロペ・サンギオルジ、ロッコ・マラッツィタ、ルチア・カポラーソ、ダニエル・デ・マルティーノ
 
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SISU/シス 不死身の男

2024-06-08 05:05:25 | 洋画
いや面白かったな、こんな愉しい映画は久しぶりかも知れない
そんな気にさせてくれたのはなんとフィンランド映画
一人の老人と言ってもフィンランド戦争そうロシアがフィンランドに攻め込んだ来た時にたった一人でロシアを撃退したっていう伝説の男
この映画の時代設定である第二次世界大戦末期では老人ということで今や兵士でもなく
戦争っていうかナチスのフィンランド蹂躙にも背を向けて、たった一人でフィンランドの荒凉たる原野にて1人ツルハシ一本持って金探しに奔走してたら
なんと金脈を当ててしまい、その金を現金に換金するためにヘルシンキに馬を走らせていたら
 
ここいらのシーンはなんかもうふた昔か三昔前のマカロニウエスタンを彷彿とさせる映像の連続で
劇伴もどこかマカロニっぽく聴こえるから不思議
っていうかそんな時にナチスのフィンランド撤退の戦車部隊とすれ違う
最初は互いに無関係であったものが老人の馬が地雷を踏んだ関係で吹っ飛び老人が金塊を持ってることを知った戦車部隊の将校が知り
なんと負け戦であることを承知してるナチスは行きがけじゃない帰りがけの駄賃として老人の金塊を奪取しようと全力を挙げて老人を攻めるわけですが
何故か一斉射撃を受けても死なない老人
確かに被弾はしてるんですよ一応死体のドイツ兵を盾に使ったり金属板を使ったりしてるけど被弾してるわけで
 
その被弾した弾を自分で抜いてガソリンで体焼いて血止め
ってランボーでさえ1発でしたよね被弾は、この老人はなんと数発ですからねぇ
それでもナチスは金塊欲しさにせめてくるわけでその攻防戦をメインになんと7章に分けて91分の尺に収めた実に濃ゆい作品でして
まさに後半は飛んでるヒコーキでアクションしたり川の中でナイフで戦ったりと陸に水に空にとMIのイーサンも顔負けな老人の孤独な戦いを
時には脳天をナイフで貫いたり地雷で足が吹っ飛んできたりとグロっぽく
そして水中の戦いは水中から血のりがどかって浮いてくるっていう静の映像だけで見せたりと
いろんな映画の美味しいとこどりしてみたりっていうような作りでこっちを目先を変えて楽しませてくれるサービス精神旺盛な映画ですけど
 
まぁエクスプロイテーション的にあのお姉ちゃんたちがいたようですが
いなくても成立していた作品でしたし
この老人一言も言葉を発しないんですよ全編通して
ただし最後の最後に換金場所でちゃんと喋れることを証明してくれていましたねぇ粋な台詞で・・・
 
いや本当にひさしぶりに血沸き肉おどる映画を見たって感じでした。
 
2022年製作、フィンランド映画
ヤルマリ・ヘランダー脚本・監督作品
出演:ヨルマ・トンミラ、アクセル・ヘニー、ジャック・ドゥーラン、ミモサ・ヴィッラモ、オンニ・トンミラ
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哀れなるものたち

2024-06-04 05:05:20 | 洋画
この作品はFOX映画の子会社サーチライトピィクチャーズ作品ということで
日本ではディズニー・ジャパンが配給権から何からを掌握してる関係で、二次使用のDVD化とデジタル配信権をも所有しており
ディズニー社のいつものレンタル禁止と配信配信ディズニープラスのみという徹底ぶりですから
配信をしない私にとってはセルを文字通り購入してみるしかないわけで
こう言った方法をだんだん取ってくからレンタル店が時代と共に廃業に追い込まれていく一つの要因でもあったりして
 
まぁ愚痴はこのくらいにしておいて
映画に関して書いていかねばなりませんが必要以上にエマ・ストーンの濡れ場って言ってもそんな激しいものではありませんが男性性器にもエマ・ストーンの陰毛にもボカシのかからないR -18指定の作品でありますし
セックス描写に関してはお話の展開上どうしても必要不可欠ということでしょうかねえ、それにしてもこれまた先に物語の展開上必要不可欠って書いたこともあり
エマ・ストーンのハダカのシーンが多いのも事実だけどちっともエロではありません
 
そうなんですお腹に子供を宿した臨月間近の一人の女性がテムズ川に身をなげて死ぬ
その死体を引き上げてなんとお腹の子供を取り出してその脳を死んだ母親に移植させたのはウィレム・デフォー演じる医学者ゴッドウィン
そうなんです体が大人で脳が子供の女性が出来上がりその彼女がゴッドの家で脳が成長していく様を見守っていたまでは良かったものの
脳の成長によってなんと自慰を覚え性の快楽を知ったことから
ゴッドは一番弟子と結婚させることを思いつき、なんと色々守りごとを書いた誓約書を弁護士に書かせたら
その弁護士が女に興味を持って忍んできて外界を知らしめることとセックス快楽を教えたことから
二人して世界旅行に出かけていくことに・・・
 
体は大人脳はまだ子供っていう女子がどうなんだろうこの物語の時代感覚っていうか世界観が馬車だし空には車が行き交っているという近世と近未来のごちゃ混ぜな社会の中で
この女性が学んで行ったのはセックスだけではなく自由社会といった資本社会の貧富の差であったり男女差別であったり貧富の差であったりと実践していく中で一人の女として成長していく物語だったのね
 
時によっては娼婦となって男たちと
と言った描写があるためにどうしてもエマ・ストーンのハダカのシーンが多くなるっていうのは必要不可欠ですけど
ある意味あってもなくてもどうでもいいって言う感じでして
 
単に我々が日常を営んでるこの世界の歪みをもう一度見直して見ようじゃないかって言う映画だった

切り口の違う記事はコチラ
 
2023年製作、イギリス映画
ヨルゴス・ランティモス監督作品、エマ・ストーン製作・出演
出演:マーク・ラファエロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ、クリストファー・アボット、ジェロット・カーマイケル
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アクアマン/失われた王国

2024-05-28 05:05:23 | 洋画
DCコミックのヒーローオールスター総出演のDCユニヴァースの中でも
「ジャスティス・リーグ」のヒーローメンバーの一人でもあるアクアマンの単独作品第二弾
っていうかDCユニヴァースとか色々アクアマン見てるからこっちも驚いてるんだけど単独作品はなんと5年ぶりの第二作
それも一応前作「アクアマン」とお話としては続いているんですね
っていうかそうなんだよ地上で暮らすお父さんがドルフ・ラングレンだしお母ちゃんがニコール・キッドマンのお嫁さんがアンバー・ハードって言うそのまんまのキャスティングだったのが嬉しい
 
今回はなんとSDGsがテーマになっての環境破壊を阻止すると言う時代を反映した作品になってるのね
ちゃんと前作で敵対していた弟のでオームを味方につけて
水陸所狭しと環境破壊をするバッテリーの争奪戦でしたが
色々な海中戦闘機器やら乗り物の数々が切れまたコミック原作度入りなのかはわかりませんがそれなりに楽しめるものだったし
なんといっても辰のおとしごって英語だとsea horseですからそれに乗って海賊退治に現れるっていうのはある意味理にかなった表現でしたが
ゴキブリ食べるのだけはやめて欲しかったかな
なんと二度も出てくる
って今年オリンピックする国ではでんでん虫食べるようですが・・・
 
単純にアクションと水中での戦闘用タコの8ちゃん見たいな機器とか結構楽しめるしアイディア満載の作品だったし
今作は二時間以内に尺も納めていたしで十二分に楽しめました
ってかDCのヒーローをかなり深刻なキャラに設定して映画化させてる中でこういった明るいキャラはやっぱいいよねコミックヒーローらしくて
 
2023年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン原案・製作・監督作品
出演:ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、ランドール・バーグマン
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ポトフ 美食家と料理人

2024-05-19 05:05:36 | 洋画
今月のレンタルDVDのリリースはGW という興行界の商機のために
4月下旬から5月3日までの間に怒濤のリリースラッシュで
さらに5月10日にもちょっとしたリリースでしたが、実はそれを最後にして22日と29日にちょっととってつけたように隙間を埋めるって言うだけのリリース具合でして
なんとここまで順調に見続けて来はしましたが
ついに来月5日の6月新作リリースまで
毎日更新の作作が計算上では不足するということで
普段は避けて通るようなこんな作品まで見ることに・・・
 
でもまぁいわゆるヒロインを今や老年の域に差し掛かって来てはいるもののまだまだお美しいジュリエット・ビノシュさんが演じてらっしゃらなかったたらレンタルしてなかったかもしれませんけど
そうなんですよ私食い物の映画って好きでなくて
映像で見る料理ってなんか作り物めいてて見てても美味しそうにも感ぜず
なんの感興もわかない人ですから、TVのヴァラエティーショーでも料理の番組やなんかも全く見ない人でして
まぁこんな機会でなければ避けて遠てってた作品
 
オープニングではなんと30分も尺をかけて美食家が同好の士を集めて食事をするために
その料理を美食家の主人ドダンとその20年来の料理人ビノシュ演じるウージェニーが
近所の農園の娘で絶対味覚を持つ少女ヴィオレットをアシスタントにして様々な料理を全くキッチンを縦横無尽にも使って作り上げて行く様を実にテンポ良く撮って行くことで我々を映画の世界に引きずり込んでいくのは見事というしかない
 
その後一つ一つのオープニングで作られた料理の解説を兼ねて美食家ドダンの説明を聞きつつ同好の士たちがこれまた料理を一つ一つ食すシーンで綴られて行く中で
厨房ではその一つ一つの料理をヴィオレットに食させてなんの材料や調味料を使っているかのテイスティングとか見せてくれるんですが
基本この映画は美食家ドダンといわゆる食事を彼の意のままに作り出せる専門料理人でありつつも食事以外の人間のもう一つの欲望の方も叶えさせていたウージェニー
 
そんな彼女は長年の過労がたまったのか肉体に病巣ができてあえなく命を落としてしまう
ドダンの悲しみは幾ばくのものかってことで
彼女以外の料理人の料理は全く気に食わずヴィオレットを助手として1から叩き込もうっていう中でようやっとい意にかなった料理人を見つけたかって言うそれをもとめに行くとこで映画が終わる
 
先にも書いたように料理に全く興味のない私にはちっとも面白くもなんともないものの
ジュリエット・ビノシュってことだけで一応落ちずに(全くの奇跡でしょうか)二時間十六分見てられたって言う作品でしたが
なんの感興も感想も浮かばない作品でしかなかった
ネオチしなかったから私が自分を褒めてあげられる作品だったかな
 
2023年製作、フランス映画
トラン・アン・ユン脚本・監督作品
出演:ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル、ガラテラ・べルージ
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NOCEBO/ノセボ

2024-05-18 05:05:16 | 洋画
いつも書いてることですが、私のレンタル基準は完全チラ見でのジャケット1発勝負
これはジャケ見た途端にコレだって思ったけどなんと先こされていて
悔しさでジャジェットじっくり見たらなんとこの美女エヴァ・グリーンではありませんか
ジャケ借りに俳優さんまで加わっても何時もレンタル中でようやっと借りられた
 
しかしエヴァ・グリーンも老けはりましたなぁ
「ドリマーズ」のあの衝撃の割れ目映像(アメリカ盤での無修正鑑賞でした)からもはや20年ですか
こっちもエヴァ様も年取るはずだわさ
そんなエヴァ様はお子様アパレルのブランドメーカーのデザイナーさん
今や世界的に跳ぶ鳥落とす勢いのブランドデザイナーで世界的に席巻しており
家庭的にも恵まれてアイルランドで経済アナリストの夫と小学生の子供に恵まれての豪邸生活で
 
今や順風満帆なセレブ生活をしていたのにある時ダニだらけの犬の幻影を見てさらにその犬のダニに噛まれた幻影を見てからは
謎の体調不良に襲われて仕事も信用も失いかけている所に
なんとフィリピン人の家政婦がお手伝いとして派遣されてくるが・・・
 
実は誰も手配さえしてないのに勝手に家に入り込みお手伝いさんんとして居座るものの
実は彼女フィリピンで祈祷師としてそのみしるしを受け継いだ魔女でして
自然や呪術を用いてエヴァ・グリーンの体調に作用させて
取り入ってくる
その用意周到な策略の前に手も足も出ないのがエヴァ・グリーンで旦那も階段から落とされて入院する羽目に・・・
 
実はフィリピンではお針子をしていた下層階級のクリステンでしたが
品物の出来具合を見にきてたのがエヴァ・グリーンであっただけで
そう昔は中国が世界の工場と言われていたもののGDPが世界第二位に向上したために
生産労働の賃金の低いフィリピンがこう言った製品の生産工場国になってるってことで
クリスティンもその労働者の1人であったんだけど
 
どこにも預けるとこも金もなく工場に子供連れて来た日に火事になり子供を死なせてしまって・・・
その恨みを晴らすためにたった一回工場視察に来ていたエヴァ・グリーンを覚えていて
己の呪術を使っての子供の敵討ちにやってきだってわけで、己の継承した呪術を駆使してエヴァ・グリーンを恨む対象として呪術をかけて取り入って来たってわけで
ある意味完全なる的外れ的な復讐劇だったのね
そこに今度はエヴァ・グリーンの娘がなんと呪術者として継承してしまうというオチまでついたちっとも怖くないホラー作品だった
 
子供が死んだのは誰のせいってよく考えたら逆恨みもいいとこで
その矛先が自分に向けられたちゅうエヴァ・グリーンもある意味いい迷惑なお話でしかないわな

2022年製作、アイルランド・イギリス・フィリピン・アメリカ合作映画
ロルカン・フィネガン監督作品
出演:エヴァ・グリーン、マーク・ストロング、チャイ・フォナシエ、ビリー・ガドスドン、キャシー・ベルトン
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続アニマル

2024-05-16 20:08:37 | 洋画
1968年の作品です。
もちろんセクスプロイテーション作品
この前年に同じ監督のR.L.フロスト監督で「アニマル」というか現代のアメリカでの覗きによる殺人事件を描いた作品が作られた関係で
日本でも当時はポルノもなんもない時代

米国ではヘアヌード解禁になってる関係で日本ではボカシが入ってるのに何故かスマッシュヒットして
その関係で「アニマル」とは全く無関係に
メキシコ人の少年が米人牧場主達に目の前で姉がレイプされ
そのために自死を選んだのを恨んだ少年が
なんと犯人を見つけてその牧場主の奥さんを拉致監禁し
かつ彼女をレイプして助けに来た牧場主と牧童達に復讐を図ると言う作品

流石に今見るとこんな作品に当時の人々は目の色変えて見に行ってたんですね
先に記事にした「オカムロさん」と一緒に輸入屋さんで購入して来た作品
オールカラースタンダードサイズの作品だったんですね
これを4Kリマスター盤でこの時期にリリースする意味はどこにあるのかなぁ
あまりにもcheapでエロくもグロくもなんともない作品でした。

切り口の違う記事はコチラ

1968年製作、アメリカ映画
R.L.フロスト監督作品
出演:ヴァージニア・ゴードン
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ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー

2024-05-15 05:05:30 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された一本
今月の多いなぁって思ってる戦争映画の一本でもあるのですが、ネービーシールズって言っても原題は「Warhorse One」ってあるように実はたった1人の戦士のお話
まさかのワンマンアーミーでの126分のお話だったとはねぇ
 
2021年、アフガニスタンに駐留していた米軍の撤退により現地は混乱に陥っていた。
ネイビーシールズのマルコは宣教師のグループを避難させる任務に就くが、ゲリラのRPGでヘリコプターは撃墜され、他の隊員は全滅。
一人生き残ったマルコは同じく宣教師グループのたった一人の生き残りの少女ゾーイと一緒に合流地点へと行くために・・・

上に書いたように米人保護に出張したヘリが撃墜され生き残ったマルコはまずはヘリの残骸に向かい誰が1人でも助けようとするものの本部からは帰還命令何降るもののゆうこと聞かずたった一人で大多数のゲリラ相手に岩陰に隠れながら緊張感のある銃撃戦を行いつつも
自分が1人息の切ったことを知り合流地点へと敵と銃撃を繰り返しつつ向かうものの
その途中で今まで失念していたのじゃ本来の目的であった宣教師一家が惨殺されたクルマを発見したら
なんと5歳の女の子1人が無傷で生きていた

少女が加わってからはひたすら静かに戦闘を避けて逃げ回りながら恐怖心を与えないようにナイフスキルでの戦闘に切り替えて集合地点へと向かうが
敵ゲリラもどこまでも執拗に迫ってくるマルコの銃にはサイレンサーが付いているようで明らかに敵のカラシニコフとは銃声の音も質も違うものの
明かに戦闘能力がダンチではあるものの
オープニングからクライマックスまでの大きな見せ場は全くなく小競り合いだ常にマルコ派無傷で戦い続けるもののついに戦闘中に少女が敵の手に渡り

少女を救うために1人ゲリラのが村に潜入してマルコがゲリラ戦を繰り返すのがクライマックスでしたが
少女は両親えおゲリラに殺されていたにもかかわらず泣き喚かずに落ち着いていて、マルコの救出を待ってるんですね
結局救出して集合場所に向かうもののついに矢折れ刀尽きてそう弾切れで少女を背中に敵の銃の前にマルコは晒された瞬間
なんと救出チームが現れてゲリラが一掃されるという
そして傷も癒えて少女の父親代わりになってアメリカの牧場で暮らす2人・・・

終盤ゾーイ救出っていう山場の見せ場が霞むほど二時間ホントマルコが1人でバンバン敵を倒しまくってるだけの作品
最後はマルコに敵の銃弾が当たるもののここまでは全く無傷っていうのがホント作り物感丸出しって感じがいただけなかったけど二時間まるまるワンマンアーミーのが活躍を見てるっていうのはあまりにも単調だ
やっぱこっちにも撃たれて死ぬ人間がいないと物語としてはつまらまかったかな

2023年製作、アメリカ映画
ウィリアム・カウフマン、ジョニー・ストロング(脚本)監督作品
出演:ジョニー・ストロング、アテナ・ダーナー、ラージ・カラ
 
 
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バッド・デイ・ドライブ

2024-05-13 05:05:20 | 洋画
映画の情報を事前に入れないし、レンタルの基準はジャケット借りか後はお気に入りの俳優さんがジャケットに映ってれば借りるのが基本規準
ということでリーアム・ニーソンだけでレンタルしてきた作品
だから開始して5分、車のシートに圧力で起爆する爆弾が、後部座席には学校に送っていく子供の兄妹が乗っており・・・
 
ってとこでようやっと気づいたんですよ、あれ!?これって見たよなって
で一旦プレイヤーを止めてネット検索したら配給元のキノフィルム側はなんも告知してないんだけど
この映画実は2015年のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー 」をオリジナル作品として、そして2018年にドイツでリメイクした「タイムリミット 見知らぬ影」があり、更に2021年には韓国で「ハード・ヒット 発信制限」としてリメイクされており
まぁ私自身ここでは2作品しかリンクされてはいませんが
ドイツ版は当時GEOさん限定だったので未見ですが、このレンタル存亡時期ということもあって自らその禁も無効になってるものの買取でないとGEOさんの旧作の棚にももう残ってないよね
 
それでオープニングクレジットのバック映像がクルマに爆弾を仕込む映像だったのね
ヨーロッパとくにフランスやドイツは家の外の道路に駐車するからねぇ夜中に爆弾仕込みやすいちゅうのはあるだろうけど
今時のあの最新モデルのベンツに果たして他人が爆弾仕込めるとは思えんけども
それじゃ物語は始まらないちゅうことか
 
そやね確実にオリジナル含めて二本視聴しており今作で三本目の作品として鑑賞させてもらいました。
近々の韓国映画の記憶が一番新しいわけですがドアなしクルマで走っての犯人探し
今作では二グループが自動車で爆死するのね
っていうか誰が犯人とはここではネタバレさせませんが一番納得できる犯人像だったかな
 
まぁいわゆるアクションスターであるリーアムももう還暦すぎて体も動けなくなってきてるってことでのカーアクションでごまかそうって言う苦肉の策でもあったんですかね
元ネタがしっかりとしてるからこそ三度もリメイクされるわけですが
基本プロットが変わりはないわけですから
どこに他作品との差別化を図るかってことで
今作は犯人を変え、さらにリーアムに突然降りかかる不倫もなんもないただ仕事熱心だけでの離婚の危機とか目先を変えてくるのはリメイク作品の必須条件でありますからね
 
自身と子供との身代金奪取と合わせての突然の寝耳に水の家庭危機とかねぇ
最初にドイツでリメイク作を作ったってことで敬意を表してのベルリンを舞台にしていたんですかねですかねぇ
基本プロットはこっちも知り尽くしてる作品ですがリーアムという大スター作品ということで木下工務店は宣伝からしてリメイクを完全排除したのかね
それもまたアリって言っちゃっていいのかなぁ
まぁ90分という映画としては長すぎず短すぎず実に絶妙な尺で作られた作品でした。
 
2023年製作、フランス・イギリス・アメリカ合作映画
ニムロッド・アーントル監督作品
出演:リーアム・ニーソン、ノーマ・ドゥメズウェニ、リリー・アスペル、ジャック・チャンピオン、エンベス・デイヴィッツ、マシュー・モディーン
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