MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

悪魔がはらわたでいけにえで私

2024-09-22 17:07:07 | 邦画
ライツキューブを代表する任侠ドラマの8月のリリース作品の「極道の紋章 レジェンド 第二十二章」のとこで、私の利用してるGEOさんで、この作品の導入がないと愚痴ったんですが
世の中捨てる神あれば拾う神ありってことで、なんと行きつけのDVD屋さんに緊急入荷されてて二本あったんで早速購入してきちゃいました。
ケド私自身何を期待していたのじゃろうか
 
んー面白いんだか面白くないんだか個人的にはそれなりには楽しめた作品だったかなぁ映像的にはだけですけどね
実を言うとそれだけで一体この映画何を言いたいのかストーリーもあんまり意味なかったりで実際には何もわかんない60分の映画
何せ台詞らしいセリフがあって役者同士が絡むコトで会話が成り立ってていたのはほぼ前半だけっていうか
一応三部構成になってて二部までは台詞が少しあるんですが
三部になると全くのノー台詞さらにロイド・カウフマンに字幕がついとらんという体たらく
だったけど本編についてきてた予告編で何言ってるのかわかるようになっていた
 
もう血と緑の反吐と生ゴキブリの映画、映像的にもここまでやられるともう楽しいを通り越してキモすぎて
多分に人工培養された衛生的なゴキブリなんでしょうけどね
でもしっかり役者さん口からゴキブリ吐き出してたしまぁ数十匹飛んだり動き回ったりしてるなかで撮影してたよね
そういう意味では役者になるのも大変やねぇ
先に60分の尺しか無いって書いたけど、撮影期間というか撮影時間は結構取られたんじゃ無いかなぁ
何せゾンビの造型やメイクそして吐くというより噴射って言った方が正しいような緑や赤の吐瀉映像に結構リキ入っていたからねぇ
そっちに時間かかってる金かかってる映画なのに
言わせてもらえばいろんな映画へのオマージュ映像にもこだわり見せていたようだし
 
いちいち作品名は上げ諂わないけれども邦題の「悪魔がはらわたでいけにえで私」からもわかるように著名なホラー映画たちへのオマージュで構成っていうか構築された映画であって
最後にはホラーの範疇を超えてついには「2001年宇宙の旅」になっちゃう映画
どおりで見てても全くわけのわからない映画だったわけだっていうオチがついたところで・・・
 
2024年製作、日本映画、「悪魔がはらわたでいけにえで私」製作委員会作品
宇賀那健一脚本・監督作品
出演:詩歩、野村啓介、平井早紀、板橋春樹、遠藤隆太、三浦健人、石原理衣、白土りょうすけ、荒岡龍星、田中爽一郎、松川遥菜、ロイド・カウフマン
コメント (2)
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母とわたしの3日間

2024-09-22 05:05:01 | 韓国映画
今月多分最後の作品になるであろう韓国映画は実にハートウォーミングなこの作品。
映画の情報全く入れてないから
母娘のこじれていた人生かなんかがが3日間の旅行という非日常の世界での交流の中で雲散して行くようなお話だって思っていて
多分に私にはとても合わない作品でしょうけども今月リリース作品を埋めていくには見るしかないだろうって思っていたら
 
なんと蓋を開けてみたらまずはお母ちゃん三日間の休暇をもらいガイド役の天使くんのこの世での過ごしかたのレクチャーを受けるとこから始まり
そうなんですお母ちゃんは実はゴーストでありまして
休暇をいただいてこの世の娘に会いにきたって言うとこから始まるからジャンルとしては一応ファンタジー作品
 
話しかけても伝わらないっていうか聞こえないしゴーストは見えない
娘さんには触れられないしツキ抜けてしまうしこの世のものにも触れないただ見守って一緒に相手には見えんけど過ごす三日間のレクチャーを受けていざ娘のいるとこに
やってきたら自分が心臓麻痺で死んだイナカの一膳飯の定食屋
娘は母一人子一人で育ててきて勉強させるために都会にいかせていたという学生時代からべんきょうさせてきて今ではUCLAの教授してるからアメリカに連れてってもらえるものと思ってたらなんと死んだときの自分の家で
娘は定食屋の主人をしてると言うショック
 
まぁそういうことで子供の時から勉学させるために都会で一人暮らしさせて年に数回しか会えずに成長させてUCLAの大学教授にまでさせたものの
死んで三年してこの世に来てみれば娘は一人で定食屋を守っていた・・・
こんなはずではなかったはずって嘆くゴーストの母を尻目に
母子として毎日生活もできずに勉学に励んで大学教授にまで出世した娘ではあるんですが
 
一緒に生活して成長して来れなかったし、母の死に目にもあえないまま子供として孝行もしてこなかった分、母を偲んで彼女なりに母として接してくれた分を、今彼女の味を受け継いで、定食屋をすることで万分の一でも恩を返していたわけ、で母としてはある意味不服な娘の今の生活を見るにつけ、生きてたときの自分の娘への接し方が間違っていたのだろうかって思うようになり
 
過去の時制を思い出して振り返る中で親と子の愛情の思いとしてのすれ違いを描写しつつ
親から子に子が親への愛と言った血として教えなくても伝わっていくものとしての、母の料理の味って言う切っても切れないそして目に見えない絆っていうようなものを前面に出してきている作品
あの世のでの決まりに反して夢現という世界観の中で最終的に想いを伝え合うラストが実に泣かせる
まぁ私自身はこう言った泣かせに来る作品は嫌いではあるんですが
韓国映画のこう言ったストーリーテリングでの泣かせのうまさには乗せられてしまいましたねぇ
 
まぁいい映画を見させてもらったっていう作品
これもまた一つの韓流シノプシスのうまさでしょうか
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
ユク・サンヒョ監督作品
出演:キム・ヘスク、シン・ミナ、カン・ギヨン、ファン・ボラ
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