YouTubeの映像から人気が出て小説化されてそれがさらに漫画化されての映画化って言う行程のようですが
個人的にYouTubeは動画って言う範疇だし、いい加減な内容も多いんでほとんど見ませんし、小説も見ないじゃないもう一生分読んだからもう読まないし、漫画も見ないと言う朴念仁ですけど
それなりに新しもの好きでって言うコトで映画は見ますDVDになってから
ってコトで見るには見たものの
なんだこれ?って「変な家」って言うよりかは“変な映画”だったかな
だって散々変な家の間取りを調べてその真意を探っていくとある一族と言ったらいいのか一家って言ったらいいのか
次から次に先代や家族の変な間取りが出てきてその謎を調べていくというミステリー調だったものが
いわゆるルーツの本家に辿り着くと
なんといきなり爺さん婆さんが出てきて今日まで続くその一族に退きされた左手首の風習とか出てきてババァが訳もわからんのに電鋸振り回したりって言うホラーになってしまうと言う
それは許すとしても左手供養の風習がなぜこの家族だけに伝わる伝承なのかも解き明かされない
それを許容してここはホラーだからそう言うことにしておいてホラー要素を楽しめればそれでいいんだってしても
そこに行き着くまで視聴者を導いてきてた家の間取りの謎が間宮祥太朗と佐藤二朗の憶測だけで語られてるだけで
その謎の本質は一切解明もされてないままいきなりホラーになっちまうんだかねぇ
最後はどっかから入り込んだ白鼻心やろ
だって2人ともこの一族と関係ないんだし、間取りに不信感抱いてないものね
ってコトでホラー映画定番の締め方で終わらせているのね
個人的にはあの間取りの秘密をしっかりと解き明かしてくれる作品だと思っとったら
こう言う展開になるって
原作もそうなのかなぁ
石坂浩二さんがまさかこんな役を演るとは思ってもいなかったし、佐藤二郎さんが毎作連発するアドリブをかなり封印して演じてられていたのが印象的でした。
2023年製作、日本映画、「変な家」製作委員会作品、東宝配給
石川淳一監督作品
出演:間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈、瀧本美織、長井短、演 - 根岸季衣、髙嶋政伸、斉藤由貴、石坂浩二
本作を観た原作ファンからは総スカン食らっているてのも頷ける内容でした。
漫画しか読んでませんが、家の間取り図を主人公達が見ながら、あーだこーだと議論し、真実に近付いていくてのが面白いのに、それをゴソッと削っちゃてますからねえ、しかも急に婆さんチェーンソー振り回してましたし。
ミステリーとしてもホラーとしても中途半端な出来になっちゃったなあという思いでした。
変な家って言う変な映画でした。
そりゃここまで変にしたらファンは怒るでしょう
なんも知らん私はポカンでしたけど・・・
ミステリーの謎を解かぬ間にホラー映画に変身ですからねぇこりゃあかんですわ