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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

夜の歌謡シリーズ 命かれても

2020-12-19 20:22:02 | 邦画
東映チャンネルで梅宮辰夫のは追悼番組としてこの映画「夜の歌謡シリーズ 命かれても」を見ました、夜の歌謡シリーズ作品としては三作目になる1968年製作、シリーズ3作目になるのでしょうか、このブログでは「盛り場ブルース」に続く森進一のヒット曲「命かれても」に乗せておくる歌謡映画ですか
 
「盛り場ブルース」に比してかなりドライに作られてる作品
多分全くこの映画が初なんですがタイトルに「夜の歌謡シリーズ」ってついてるだけで内容がドライになったのかしら
さらにラストは実に救いのない作品でもあるんですねぇ
こういったラスト惨めな辰兄さんの映画って珍しいと思うのですが
その辺は機会があったらこのシリーズと、単なる楽曲タイトルだけを映画タイトルにしてる辰兄ィ作品を見てみないとわかんないんだけども
この「夜の歌謡シリーズ」って途中から谷隼人に変わってるんだよねぇ
 
っていうか、この映画ある意味完全に辰兄さんのスケコマシ映画だった。
銀座のボーイの主人公は内縁のかみさんがいるものの
若い女をひっかけては客に取り次ぐ前にいただいてから客にその女を斡旋するということを生業にしていた
千人斬りを目指す伴淳さん演じる社長は、スナックで知り合った城野ゆき演じる女子大生千津子に熱を上げるが
ドライな千津子は巧みに誘いをかわしていた。辰兄さんもそんな千津子にアタックするもあっさりフラレてしまう
そうしたなかでレストランの伊丹十三演じるこれまたプレイボーイの新二がライバルとして登場して来る
こういったB級シスタームービーに出演していたんですね伊丹十三さんも
いわゆる生活費をこういった形で稼いでいたんですかね
 
スケコマシと千人斬りの首長さんのお話ですから
城野ゆきさんの他に、白血病だかで死んでしまう役に松岡きつこさん
辰兄さんのは内縁の妻に中原早苗さん、辰兄さんに最終的に結婚を餌に金を騙し取られて落ちていく悲劇の女性に桑原幸子さん
城野さん以外この三人とのベッドシーンを辰兄さん演じてますが
ポロリも全くない作品
 
伊丹十三さんのレストランのボーイで、最終的に辰兄さんをボコボコにする小林稔侍さんの姿が
森進一さんはタイトルロールの歌唱ではなく劇中クラブ歌手の役で「花と蝶」を歌うシーンのみでの出演でした
お仕事が忙しくて数時間しか撮影に取れなかったんですかね
ある意味はめ込み映像って感じもしなくない
 
梅宮作品のこういったB級歌謡シスタームービーがまだ何本か東映チャンネルでOAされてるようなので、これからもみておかないと
ねぇ
 
1986年製作、日本映画、東映作品
鷹森立一監督作品
出演:梅宮辰夫、森進一、城野ゆき、中原早苗、松岡きっこ、丹下キヨ子、上田吉二郎、伊丹十三、中村是好、桑原幸子


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