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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

デス・ストーム

2023-05-21 05:05:32 | 洋画未公開
王道のディザスター映画と思いきや、アメリカが孕む種々の問題を上っ面だけなぞって見せる作品であって
散漫すぎて何がいいたかったのか最後まで見ててもうよくわからない作品だったけど
このジャケット多少誇大表現にはなっておりますが、本編での一部をみごとに切り取ってくれているけどデザスターパニック映画とは決して言えない作品
 
原題は邦題程大袈裟でなく「13 Minutes」
一応巨大ハリケーンがどこの州かに、そう日本人の私には全くわかんないけども辺境の田舎町ミニンワっていうとこが舞台
辺境っていうのが大事で実はこの町の農業の貴重な労働力は密入国者で賄われているらしく
さらに就労ビザ取得してるラテン系の人々もたくさん底辺労働をしてる町のようで
 
そんな小さな町で暮らす人々は先に書いた密入国者や就労者ビザのラテン系人種がその町の経済を下支えしており
さらにゲイカップルとゲイを認めない親の話、妊娠したのに結婚してくれない利己的な男の話、不法就労と就労ビザをもつカップルとか、聾唖の娘を持ついわゆる富裕層でTVレポーターと気象予報師の夫婦とか
現代アメリカの人々の縮図みたいな登場人物たちが漸層的に紹介されていき
それぞれの問題を抱えて抱えて13分間の超大型トルネードの襲撃を受けて
街が壊滅した中で
 
復興とこれからの人生をどうやって生きて行こうかっていうところで映画が終わるだけ
これをトルネードが来るまでそれぞれの問題を語っていくわけですから
ディザスターパニック映画って期待してるこっちにはトルネードが来るまで実に退屈極まりない
さらに竜巻に襲われるる映像は竜巻から避難してる場所に篭った人々の一部の姿をみせてくれてるだけでして
実にスペキュタクラー的にも盛り上がらなく
竜巻が去った後の瓦礫の野原を見せるだけ
 
結局現代アメリカの抱えてる問題をちょちょっと羅列して見せたまではいいけれど
なんの解決策を提示するわけでもなく
災害後の相互扶助の姿にトルネードの渦に消えさせてなんとなく人々の助け合いの映画にすり替わらせてしまった作品だったかな
 
2021年製作、アメリカ・カナダ合作映画
リンジー・ゴズリング監督作品
出演:トレイス・アドキンス、ヤンシー・アリアス、ゾーラ・バーチ、パス・ベガ、エイミー・スマートソフィア・ヴァジリーヴァ、ートレイス・アドキンス、ピーター・ファシネリ、ヤンシー・アリアス

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2023-05-24 18:12:40
コメントありがとうございました。

昔の「ツイスター」みたいな内容なのかと、パケ写観た限りではそう思って借りたのですが、やたらと前置き長い割には、肝心のディザスター描写が短くて、期待してたのと違う、と。
人間ドラマに力入れているようで、実は余り深掘りまでしていなく、なんか全体的に中途半端な感は否めなかったです。
もう少し個々のドラマ部分を綺麗に纏めてくれてたら又感想も違ったのかもしれません。
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ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2023-05-25 03:26:33
コメントありがとうございます。
いや完全なる詐欺映画でしたねぇ
まぁ日本の配給会社がデザスタームービーみたいなウリにしてるのが悪いんですが
完全に人間ドラマで、そんな人々が竜巻に巻き込まれるってだけの映画でしたねぇ
竜巻の凄さをCGで見せてくれるわけでもなかった映画
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