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東映や日活の旧作品を積極的にリリースしてるベストフィールドという会社から
東映さんのシスタームービーであり1959年から61年にかけてシリーズ作品として10本製作された「特ダネ三十時間」シリーズの第一作と第二作をまとめた“特ダネ三十時間シリーズVol.1”がリリースされていたので購入してきて早速の視聴
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多分スタッフキャストの重複度から見て二本か三本かの複数撮りで作られてたようですね
っていうことで多分ですが第一助監督として初作品なのか深作欣二さんのお名前がクレジットされていましたねぇ
ってことでシリーズ第一作の「第三の女」という作品から
南廣さんが主演でいわゆる特殊ダネを狙う社会部の新聞記者を好演
警視庁の鑑識課まで入り込みなんと被疑者特定のために犯罪者の顔写真まで手に入れてくるような遣手記者
まぁフィクションですかねぇこういうこともできてしまうんでしょうけども、さらにクライマックスでは芝居を打ってまで真犯人確定の証拠までつかんでの真犯人との格闘まで・・・
刑事までもう済んだ事件として冤罪者を救おうとしない三年前の事件を掘り起こしていくといういわゆる事件記者ものですが、シスタームービーにしても「警視庁物語」同様にいま見返すとそれなりの役者さんが出演されてるんですよね
60分程度の尺で作られた作品ですので見るには丁度いい尺でしたし
この南廣演じる新聞記者清水浩平が勤める日本新聞社の外観はなんと有楽町にあった北町奉行所跡の旧朝日新聞社ビルをロケってたのね
ラスト日比谷通りに出ていこうとする時に旧日劇も映り込んでましたね
1959年製作、日本映画、東映作品
村山新治監督作品
出演:南廣、佐久間良子、故里やよい、三島雅夫、神田隆、成瀬昌彦、大木史朗、関山耕司、冨田浩太郎、有光洋二、杉義一、大東良、小林寛、佐原広二、花澤徳衛、山本麟一、潮健児、芳村真理、檜有子、乾貞子、須藤健、河野秋武
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