
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
広瀬すず(実は彼女よりは私はお姉さん派である)でも見たっていうことも付け加えておこう
なんと原作は漫画なんですね、そして実はまだ未完ということらしい
まぁキラキラ映画ではなく広瀬すずは今や25歳になってることで等身大の26歳のオトナの女っていうかヒロインを演じてるわけでして
「海街diary」から隔世の感が拭えないけども、その殻を破るために色々というかここまで演じてきてのこの榊千紗が生まれたと言ってもいいくらいな当たり役であったような
10年前に高校生だったヒロインの母親がW不倫の果てに娘千紗を捨ててしまった
そしてその不倫相手の息子が今千紗の前に現れて
なんとシェアハウスででの同居生活が始まり・・・
そこで10年前からヒロインの止まっていた時計が動き出していくんですね
そう母の不倫相手の息子熊沢直達によって
オープニング雨が降る中駅に傘を持って千紗が直達を迎えに行くとこと
色々あってこれから明日に向かって生きて行く決心をしてこのシェアハウスを離れていこうとする千紗を愛の告白で止めようとする直達と千紗にまた雨が
もう完全なるオープニングとエンディングでの雨のシーンはシンメトリーであるとともに
タイトルにも引っ掛けての雨だったようで
「水は海に向かって流れる」にも引っ掛けた雨であり、タイトルは人生の摂理の隠喩でもあるんですね
原作がどうだかは知る由もありませんがね
まぁそういうことで私自身も見出し画像は雨と水にかけたティザーからの画像を貼りつけておきましたけど・・・
自分に怒ってるのか、捨てた母親に怒ってるのか始終ブスクラってしてる広瀬さんの演技が実に良かったし
いつの間にかそんな千紗に恋心を抱いて行く直達の感情を秘めた演技もうまかったなぁ
見ててこれがピンクならここで濡れ場やねぇ
って見てるコッチは完全に毒されている自分を知りつつ見てましたがな
キラキラではないラブストーリーはいいもんですよね
ただ捨てた母に会いに行って翌日海でのシーンではロケハンで探したんでしょうな
まさかの川が砂浜を蛇行してその先に海が広がってるっていう
完全にロケハンでここだって誰が思いついたのやら
こんなわざとらしい絵だけは撮って欲しくはなかった。
2023年製作、日本映画、映画「水は海に向かって流れる」製作委員会作品
前田哲監督作品
出演:広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久
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