クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

チャリティコンサート

2014-12-11 | 学校ごと

先週木曜日は、付属高校最大の行事、ユニセフチャリティコンサートが行われました。

第1部は、吹奏楽。

吹奏楽はあまり聴く機会がないのですが、

今回しっかり聴いてみたところ、オーケストラとはまた違う良さがあって、

素敵だなと思いました。

フルートやクラリネット、サックスのソロの音色がとても綺麗でした。

夫も、「さすがに音程がしっかりしてるなー」と感心していました。

自分が所属するオケの管楽器の音程が微妙なのをいつも嘆いているので

第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ独奏、女声合唱。

下の娘は、ア・カペラ合唱にソプラノで出演しました。

男女混声です。

澄んだ美しい声で、心が洗われるようでした。

最も楽しみにしていたピアノ独奏は、

高校1年生にしてすでにプロデビューしているMくんです。

曲は、リストのハンガリー狂詩曲第2番。

難曲中の難曲です。

童顔のMくんがにこにこしながら舞台に登場すると、

その場がほわわーんと和みます。

が、椅子に座り、ジャケットの前ボタンを外すとスイッチオン。

途端にプロの厳しい顔となりました。

その後は完全に彼の世界。

それはそれは素晴らしい音と音楽でした。

上の娘の相当に成績優秀なピアノの友人たちは、

彼の演奏を聴くと、「ピアノをやめたくなる」と思うそうです。

女声合唱は、声楽科の生徒中心のオペレッタ仕立て。

この音大を卒業し、メゾ・ソプラノ歌手として活躍されている方がソリスト。

圧巻の美しい歌声でした。

第3部は、オーケストラ。

曲目は、モーツァルトの「魔笛」序曲、

シュトラウスの「カプリッチョ」序奏、

チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」、

モーツァルトのモテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。

上の娘が出演した去年のオーケストラは、

Sくんソリストのヴァイオリンコンチェルトだったので荘厳な印象でしたが、

今回は、短めの曲が多彩に詰まっている感じです。

くるみ割り人形は、この時期にぴったりですし、

聴きなれた可愛らしい曲ばかりなので、とても楽しかった!

今年のコンサートは、全体的にわかりやすく、親しみやすい選曲ばかりで、

全く退屈することなく、最初から最後まですべて楽しむことができました


      







   
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オペラ発表会

2014-11-16 | 学校ごと

昨日の錦織選手の試合、ご覧になりました?

まさに手に汗握る展開でしたね!

家族4人揃って観戦しましたが、

歓声を上げたり、ため息をついたり、拍手を送ったり、

悔しがったり、固唾をのんで見守ったり・・・

テニスが、メンタルゲームであることを再認識しました。

松岡修造さんの的確で、抑え気味の解説もとても良かったです。

なにより錦織選手への愛が感じられましたね。

世界の超一流選手となった錦織選手、来年の活躍が楽しみです!


土曜日、付属高校声楽科の生徒たちによる「オペラ発表会」が

大学の小ホールにて行われました。

今年の演目は、モーツァルト作曲の「魔笛(抜粋)」。

この「魔笛」と、同じくモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」を毎年交互に上演しています。

去年、「フィガロの結婚」を観に行って、

高校生とは到底思えないレベルの高い出来栄えに感動し、

今年もぜひとも行こうと思っていました。

特に今回は、声楽科の教授であり、歌劇の第一人者でもあり、

毎年この発表会の演出及び指導を担当されているK先生が、

ザラストロ役で出演されるので、それも楽しみにしていました。

期待通り、今年も素晴らしい舞台でした

あの夜の女王のアリアを高校生が歌えるのかしらと思っていたのですが、

すごい子がいるのですね

高校1年生にして、コロラトゥーラという超絶技巧を立派に歌い切りました。

あの技巧は人間業とは思えません。

主役のパミーナの第2幕を務めた3年生も、音楽性溢れる美しい歌声でした。

毎度思うことなのですが、

声楽は喉が命、体調管理がどれだけ大変なことでしょう。

常にデリケートな喉を労わって、

本番に向けて最高の状態を保っていかないといけないわけで。

まあ、その辺のことは、他のどの楽器専攻にも言えることですけどね。

そろそろインフルエンザの予防接種を受けさせないと。


下の娘、先週、学校行事でバレエを観に行きました。

教養を高め、芸術性を養い、感性を磨くための授業の一環だそうです。

演目は、「眠れる森の美女」

王道ですね

お席はS席、8列目の真ん中だったそうですよ。

うらやましいですこと~





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文化祭3日目

2014-11-09 | 学校ごと

今日は雨の予報の中、

上海日本人学校中学部時代の友達5人で、

1か月以上前から決まっていたディズニーランドに出かけた上の娘。

私の力で曇りにしてみせると宣言していましたが、

相変わらずの晴れ女ぶりを発揮したようです

そんな娘が通う音大の文化祭3日目について、

早くも1週間が経とうとしていますがw、書きますね。

この文化祭、今年で51回目なのだそうです。

その最終日に行われた「プレミアム・オーケストラ」。

文化祭の歴史と共に毎年受け継がれている特別な存在のようです。

学部1年生から大学院生までの幅広い学年層で構成されています。

娘も微力ながら参加させていただきました。

指揮者は、指揮専攻で特別特待奨学生の3年生。

曲目は、

作曲を専攻する院生が、このオケのために作曲した「序曲」

ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調

ドヴォルザーク 交響曲第9番 「新世界より」

の三曲。

二重協奏曲では、この大学の先生であり、第一線で活躍されている

ヴァイオリ二ストの齋藤真知亜先生と、チェリストのドミトリー・フェイギン先生が

ソリストを務められました。

真知亜先生がN響の1stヴァイオリン次席奏者でいらっしゃるのは知っていましたが、

プロフィールの中に、「Y先生に師事」という文言を見つけてびっくり。

娘と同門!…なんて言ったら非常に失礼ですが、

なんだか嬉しいです

この二重協奏曲は曲自体かっこいいので大好きですが、

お二人のソロも実にかっこ良く、聴き惚れてしまいました。

以前より娘から聞いてはいましたが、

フェイギン先生のイケメン振りがそれはそれは素晴らしくて、

音の美しさに聴き惚れ、見た目の美しさに見惚れ、

至福の時間でした。

この二重協奏曲に関しては、

真知亜先生が数回に渡ってオーケストラの指導もしてくださったそうで、

娘もとても勉強になったと喜んでいました。

通常、ソリストはゲネプロくらいにしか登場しませんが、

大学の先生として、きちんと学生の指導もしてくださったようで、

ありがたいことですね。

ドヴォルザークの「新世界より」も一般によく知られている曲ですし、

第二楽章のあの有名なホルンのソロもとても上手でしたし、

聴きごたえがありました。

この日は座席指定でしたが、もちろん満席。

こちらのオケには、夫も聴きに来ることができました。

「さすがに音大ともなると上手いな。」

と、上から目線の感想を言っていました。

娘は2日連続の、しかも異なるオーケストラ出演、

加えてこれらのオケに乗るため、

娘のヴァイオリン史上最大の曲目数を抱えての自主練等で、

疲労困憊しておりました。

あと、お好み焼きの出店のお仕事もありましたしね。

良い経験になりました。

クラシック音楽好きの友達Hさんも聴きに来てくれたので、

帰りにお茶をしました。



見た目はかわいいカップケーキですが、

味の方は、ド不味



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文化祭2日目 その2

2014-11-07 | 学校ごと

明日のはずが3日後になってしまいましたが

文化祭2日目の続きです。

付属高校から大学に移動して、

学生有志オーケストラを鑑賞しました。

大学公式企画ではありますが、

先生は全く関わらず、もちろん授業の一環でもなく、

企画から編曲、指揮、演奏に至るまで、

すべて有志の学生だけで作り上げたオーケストラなのだそうです。

3、4年生が中心のようですが、

娘も、先輩に声をかけて頂き、1stヴァイオリンに参加しました。

曲目は、堅苦しいクラシックではなく、ポピュラーな楽曲ばかりです。

ジブリメドレー、リベルタンゴ、ディズニーメドレー、

サウンド・オブ・ミュージックなど8つのテーマがあり、

3名の作曲専攻の学生たちがそれぞれ編曲を手がけたそうです。

その中にはすでにプロ活動をしている学生さんもいるとか。

指揮は、指揮専攻ではなく、なんとヴァイオリン専攻の学生が担当。

しかも、彼は、娘と同じK先生門下。

娘曰く、ヴァイオリンは非常に優秀で、

小学生の時にはすでに大きな音楽コンクール全国大会で入賞、

現在もK先生門下で続けているものの、指揮の方に傾倒している・・・とのこと。

とにかく才能溢れる先輩なのだそうです。

オーケストラ全体練習の時も、

ヴァイオリンパートが思うとおりの音楽を表現できていなかったりすると、

すかさず、「ちょっと貸して。」とヴァイオリンを取り上げ、

さらさら~と弾き、「こういう感じで弾いてほしいんだよね。」

と指揮者自らお手本を示すというかっこ良さだとか。

今回、すべて編曲された曲ばかりということと、

曲数もかなり多いということで、個々の自主練習がかなり大変だったみたいです。

個人レッスンと違って、通常、オケ曲では自主練にそれほど時間を割かないものですが、

今回はそんなわけにはいかず、娘もだいぶ頑張って練習していました。

当日は、朝9時に集合、ゲネプロを繰り返し、

本番も約2時間半ほぼ弾きっぱなしというハードさ。

そうした甲斐あって、大成功となりました。

若い才能が集まって、そしてそれが十分に発揮されていたと思います。

時にコミカルな演出も入って、

最初から最後までずっと楽しむことができました。

500人収容のホールに670人が詰めかけたとか。

そんな大観衆の中で演奏できるのもそうそうないことだと思うので、

娘も良い経験となったことでしょう。



大学近くに最近オープンしたケーキ屋さんで、

シュークリームを買って帰りました。






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文化祭2日目

2014-11-04 | 学校ごと

文化祭2日目の日曜日は、

午前中、下の娘の通う高校へ、

午後からは、上の娘の通う大学へ行ってきました。

高校で、実家の両親と待ち合わせ。

私が到着する頃には、すでに教室でコーヒーとお菓子を購入して、

くつろいでいました

前日とは出演者の順番が違っていたので、

またいろいろな音楽を聴くことができました。

この日も、娘はラフマニノフのピアノコンチェルト2番の連弾を

演奏しましたが、1日目よりも良い出来だったんじゃないかな。

お相手のYちゃんは優秀なので全く心配ないですが、

うちの娘の方は失敗しないかとひやひやしてしまいます

なんとか午前中も、私たちが聴けなかった午後も、

迷惑かけることなく弾ききることができたようで良かったです

午後は、オーケストラ演奏を聴きに大学へ移動。

その前に、高校の近くでお昼ごはん。

娘たちから聞いていて、一度入ってみたかった評判のおにぎり屋さんへ。



おにぎりもお惣菜も自由に選べるランチセット。

噂どおり、美味しかったです!

が、びっくりなのは、若いお兄さんが握っているのですよ

ミスマッチぶりがおもしろいわー

お父さん、ごちそうさま。

大学の記念ホール前に到着すると、

開場時間の1時半前にもかかわらず、

びっくりするほどとぐろを巻いた長蛇の列。

有志の学生オケだというのにこんなに人が集まるものなのー?

チケットなしの自由席です。

果たして座れるのだろうか?と心配になるほどでしたが、

さすが500人収容のホール。

超満員となりましたが、私たちも無事席をゲット。

夫の両親とも合流して5人並んで座ることができました。

ちなみに夫は、自分が所属するオケの練習で間に合いませんでした


続きはまた明日書きます



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