先週木曜日は、付属高校最大の行事、ユニセフチャリティコンサートが行われました。
第1部は、吹奏楽。
吹奏楽はあまり聴く機会がないのですが、
今回しっかり聴いてみたところ、オーケストラとはまた違う良さがあって、
素敵だなと思いました。
フルートやクラリネット、サックスのソロの音色がとても綺麗でした。
夫も、「さすがに音程がしっかりしてるなー」と感心していました。
自分が所属するオケの管楽器の音程が微妙なのをいつも嘆いているので
第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ独奏、女声合唱。
下の娘は、ア・カペラ合唱にソプラノで出演しました。
男女混声です。
澄んだ美しい声で、心が洗われるようでした。
最も楽しみにしていたピアノ独奏は、
高校1年生にしてすでにプロデビューしているMくんです。
曲は、リストのハンガリー狂詩曲第2番。
難曲中の難曲です。
童顔のMくんがにこにこしながら舞台に登場すると、
その場がほわわーんと和みます。
が、椅子に座り、ジャケットの前ボタンを外すとスイッチオン。
途端にプロの厳しい顔となりました。
その後は完全に彼の世界。
それはそれは素晴らしい音と音楽でした。
上の娘の相当に成績優秀なピアノの友人たちは、
彼の演奏を聴くと、「ピアノをやめたくなる」と思うそうです。
女声合唱は、声楽科の生徒中心のオペレッタ仕立て。
この音大を卒業し、メゾ・ソプラノ歌手として活躍されている方がソリスト。
圧巻の美しい歌声でした。
第3部は、オーケストラ。
曲目は、モーツァルトの「魔笛」序曲、
シュトラウスの「カプリッチョ」序奏、
チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」、
モーツァルトのモテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
上の娘が出演した去年のオーケストラは、
Sくんソリストのヴァイオリンコンチェルトだったので荘厳な印象でしたが、
今回は、短めの曲が多彩に詰まっている感じです。
くるみ割り人形は、この時期にぴったりですし、
聴きなれた可愛らしい曲ばかりなので、とても楽しかった!
今年のコンサートは、全体的にわかりやすく、親しみやすい選曲ばかりで、
全く退屈することなく、最初から最後まですべて楽しむことができました
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