クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

大盛況の演奏旅行

2016-06-06 | 上の娘ごと

週末、Sオーケストラの演奏旅行で北陸地方の某市に出かけていた上の娘、

日曜日の夜10時半頃、ぐったり疲れて帰って来ました。

1泊2日だったにもかかわらず、「3泊くらいしてきたような濃厚さ」だったそうです。

会場は、720席程の立派なホールだったそうですが、

これまでフルオーケストラで演奏会が行われたことはなく、今回が初だったとか!

そんなこともあって、チケットはあっという間に完売。

その後も問い合わせが多数寄せられたそうですが、やむなく断っていたとのこと。

学生オケとはいえ、地元に初のフルオーケストラがやって来るということで、

興味を持ってくださった方がたくさんいらしたということは、とても喜ばしいことです。

チケットを手に入れた方たちはこの日を楽しみに待っていてくださり、

当日は温かく迎えてくださったそうです。

大学での最後の練習の時は、まだまだ仕上がりが悪く、激熱の指揮者の先生に、

お金を払って聴きに来てくださる方に失礼だ!とお叱りを受け、こってり絞られたのだそうです。

叱られたことだけが理由ではないでしょうが、

オケメンバー全員本番にしっかり照準を合わせて練習してきたようで、

当日のゲネプロでは格段の仕上がりを見せ、指揮者の先生からもようやくOKが出たそうです

娘ももちろん出発の前日は、必死に練習していました。

曲目は、

メンデルスゾーン 音楽劇「真夏の夜の夢」序曲

メンデルスゾーン ヴァイオリンコンチェルト 作品64

ブラームス 交響曲第2番 作品73

アンコール曲は、

ブラームス ハンガリー舞曲 第5番
 

本番は、さらにゲネプロ以上の出来だったそうで、指揮者の先生も、

「素晴らしかった!」 と満面の笑みで褒めてくださったそうです。

娘は、ゲネプロでも本番でも力を出し切ってものすごく疲れた・・・と言っていました。

客席の皆さんは、前のめり気味に目を輝かせて聴いてくださり、

曲が終われば、びっくりするほど大きな拍手をしてくださったそうです。

Sオケにとっても、娘にとっても、良い経験となったようです。

演奏にはもちろん手を抜きませんが、翌日に本番が控えていてもそこは現役大学生、

本番前日は午前3時半まで起きて騒いでいたようですよ。

ホテルの部屋は一人部屋、食事は新幹線でのお弁当に至るまですべて付き、

JTBの添乗員さんまで2人付いていたということですから、至れり尽くせりです。







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