クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

下の娘の挑戦

2020-12-21 | 下の娘ごと

音大付属高校に入学して以来、ほとんど音楽し

やって来なかった下の娘が、音大を卒業し、

専門商社に就職して早9ヶ月。

入社当初管理部門に振り分けられ、緊急事態宣

言発令により予定が二転三転しつつもなんとか

研修を終え、その後に言い渡された辞令は…。

どのような判断でそうなったのか、一見とは

対極の位置にありそうな、そんな部署に配属が

まりした。

経理でした。

これには本人はもちろん、家族全員びっくり。

夫も私も全く関わったことがない分野、何も

ドバイスができませんでした。

戸惑いながらも、経理部の一員として働き始め

た娘ですが、理解の遅さ、応用力の足りなさ、

アレスミスの多さを自覚させられる毎日。

自己嫌悪に陥ることも多く、かなり辛そうな時

期もありました。

そのうち、「自分のデスクにはパソコンが2台

あって、どちらも同時に使って仕事しているん

だよ。」などと話し始め、少しは慣れて来たよ

うでした。

夏を過ぎた頃、同じく経理部に配属された

の女の子と共に、日商簿記3級を受けるよう、上

からお達しがありました。

社内の税理士さんが週一回、定時後に教えてく

ださるということで、毎週勉強会が始まり

た。

娘としては、どんどん自分らしくない方向に向

かって行くなぁと違和感を感じつつも、生来の

真面目さで、なんだかんだ言いつつ予習復習に

励んでいるようでした。

税理士さんも熱心な方で、前日にまで本番形式

のテストをしてくださったそうです。

娘本人含め家族4人が4人とも、まぁ、一発合格

はないだろうなと思っていました。

が、結果は✨見事合格✨でした。

しかも結構余裕ありの合格。

本人は少し手応えがあったようですが、家族全

びっくりしつつも大喜び!

この結果は娘にとって、かなり自信に繋がった

のではないかと思います。

一つ殻を破ったような気がします。

経理をずっと続けるつもりはないと本人は言っ

てますし、私もそうだろうなと思いますが、

違いのこと、興味があるわけでもないことをコ

ツコツ強して、一つその証を手にしたという

のは立派なことだと思います。


早速、ケーキでお祝い😊