「どう考えてもありえないこと」:法治社会において、公選法、政治資金規正法違反の疑いの濃い公的行事について、「今までは超テキトーにやってたけど、来年は自粛するわけだし、これからはきちんとしますから水に流してください。…しつこいなあ、だから金輪際しませんから、いままでのところは大目に見てくれって言ってるでしょう」って、ありえないですよね。そんなことが通用するなら警察、検察はいりません。権力者であれば法律を無視してもよいということは、警察や検察への冒涜であり、存在基盤の無意味化につながります。警察や検察が、特定の人たちに対して公務を執行できないということは、自分達の職掌が蔑ろにされ、社会的機能と国際的信用を著しく低下させられていることを意味する、とは考えないのでしょうか。海外メディアは、こういう部分を日本の異常性として報じているのに、対岸の火事を眺めているようなつもりでしょうか。こっちは例えば、過去の車の運転の一時停止違反ひとつとっても、期日までに罰金8千円を支払い、法律を遵守してきました。法の下ではみな平等のはずですが、法に縛られずに好き勝手に生きていける特権階級の存在を認めていいのでしょうか。一般市民には粛々と法律が適用されているのに、総理や大臣であれば法の網をかいくぐれるって、二重規範か、はたまた治外法権ですか。治外法権って外国人に適用されるものではなかったのですか。それとも、もう日本はどこぞの国に倣って、人治国家に転向するつもりでしょうか。//国家中枢で起こった出来事の悪影響は、まるで津波のように時間差を伴いながら、一般庶民の平穏な日常生活のなかにも、じわじわと忍び寄ってくるはずです。まさかと思っていた「人治国家」「主権不在民」「無法社会」が少しずつ現実化しつつあるのですから、洒落になりません。/みんな、もうとっくにキレてます。
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