いつも、あるいは時々お読みいただいている方々、ありがとうございます。/暗闇に向かって、闇雲に言葉の矢を放つようなことをしているつもりはなく、誰かに何かしら伝わればいいという思いで、今日も書いています。//さて、年が明け、今日からやるべき仕事があるにもかかわらず、考えているのは年末から作り始めた曲の歌メロのこと。/「なんやねん社会問題でないんかい。話がちゃうやんか。」「いや、それはそれで考えてますって。ここに書くかどうかは気分次第なんで、責めんといて。」/ということで、音楽談義です。/最近、風呂に入ったり、シャワーを浴びるとメロディがわんさか浮かんでくる。自宅の風呂が創作の源泉状態。風呂から出るやいなやメロディを忘れないうちに、鼻歌やマジ歌をスマホで録音(傍から見たらかなり笑えるはず)。そして、そのままLogic Pro Xを開き、湯冷まししながら曲を作るということが増えた。/作り始めの曲なので、まだイントロ(=サビ)の16小節しかないが、どっぷりDEAD CAN DANCE+PROPAGANDA的仄暗Romanticism+Electronicな世界観。AメロあるいはBメロからは、Depech Mode(“Violator”(90')辺り)の世界観へ移行すべく構想中。久々にDMも聴きなおさなければ。/国内の音楽シーンではすでにほぼ皆無のこの種の音楽に、自分が長らく飢えていたことに、最近はたと気付いた。日本の音楽シーンは探せば何でもあるのかというと、決してそんなことはなく、かなり偏りがあると思う。例えば、8、90年代のエレクトロポップはとっくに古ぼけてしまい、現在のアニメやゲーム音楽に完全に吸収されてしまったと思う向きもあるだろうが、きちんと咀嚼されたというよりは、要素の一部になり下がっただけて、取って代わられたわけではない。つまり、それらの音楽を聴いたからといって、過去のエレポップを聴かなくても十分満足できるということにはならない。むしろ、欠乏感や飢餓感が増してきた。よって、自分が過去に好き好んで聴いてきた音楽で、いま足りてないと思う音楽はもう自分で作るしかない、という大胆な結論に至る。一介のアマチュアDTMerのくせに野心はでかい。/めざす理想は、日本のポップスやオルタナ、アイドル、アニメ、ゲーム音楽、ロックの既聴感をなるべく遠ざけ、欧州的シリアスさやリリシズムの味わいを出すこと。Bメロからサビにかけて、キャッチ―になりすぎず、冗長さ、鷹揚さを排さず、どっしり感を持たせる。また、一曲のなかに見られる、過度な多様性、機転、器用貧乏さが、逆に曲をつまらなくしてしまうことがあるという意識を持つ。/プログレやプログメタルは曲の展開の妙や意外性が売りだから話は別だが、その他のジャンルであれこれと要素を詰め込んだ楽曲って、案外、印象に残らない。/歌もギターも入れるので、いつできるかわからないが、完成した暁にはSoundCloudかどこかにアップしたい。//追補:去る12月のOPETHのライブ、震えるほどよかった。動と静の落差に何度も鳥肌が立った。彼らのHeavinessとlyricalnessの混ざり具合は最高。/BGM:①“Vemod”(Anekdoten,1993) ②“Galvany Street”(Booka Shade,2017) ➣「なんやねん、Opethちゃうんかーい!」
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