『NHK受信料の研究』(有馬哲夫著、新潮新書、2023年)購入。帯の文句:「「みなさまのための」なんて大ウソ!」「吉田茂が“犯人”だった。GHQ関係者らの貴重な証言も盛り込み、巨大メディアのタブーに挑む」だって。目次を斜め読みしただけでも良書の予感。「受信料徴収」や「公共放送」は常々おかしいと思ってきた。どこからどう見ても(何を放送し何を隠すのか)、れっきとした政権の広報宣伝放送局なのに、「公共」や「中立」を語るとは笑止千万、顎が外れて、なかなか元に戻らない。さらに、受信料は視聴料金ではなく、「NHKの維持運営のための特殊な負担金」なんて、テレビを持たない人やNHKを観ない人からも汲まなく受信料を徴収するための詭弁にしか聞こえない。どこまで人を愚弄すれば済むのか。不信感だけが分厚く募る。|健康保険証からマイナンバーカードへの強制移行と構図は同じ。「払わなくていい」や「加入しなくていい」という国民の選択の自由や拒否権はほぼ抹殺。そのくせ「官の都合&利益」に関わる法案はさっさと採択。国民に対しては「忖度」するどころか「聞かない力」をこれでもかと発揮し、負担や不便を強いる。よりによって「シン・マイナカード」なんて、権力と国民を二重に小バカにしてる。|有馬氏のその他の著書もチェックしたい。読書離れが叫ばれて久しいが、こういう本が売れて読まれることで、日本社会が少し良くなる。|もちろん、自公連立が袂を分かつことで、日本社会が(間違いなく)少し良くなる。|その他のレコメン本:『噴怨鬼』(高橋克彦著、文藝春秋、2023年)☞我々には怒りが足りない。
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