朝晩はまだ冷たいですが、4月になりました。前回の記事には、いろいろコメントありがとうございました。しばらく休んで、ゆっくり更新しようと思っていたんですが、まさか、こんなに早く記事を書くことになるとは…。復帰するときは、明るい話題でと思っていたのに、トホホ事件が起きました。記録として、どうしても残しておきたくて書くことにします。
コロは車が恐いだけでなく、いろいろな音にも過剰反応することがよくあります。特に去年の夏、隣の庭でのビービー弾遊び以来、子供の声やパーンという音をものすごく怖がるようになりました。(そのときのことは、カテゴリーの『ビビリ克服めざして』の前半に書いてあります) ボールをつく音もその頃から苦手になっていたんですが、今は春休み中ということもあって、毎日のように隣にたくさんの子供たちが集まって、庭や家の前の道路でよくボール遊びをしています。おまけに、拾ってきた看板のような物にボールを当てっこして遊ぶこともあり、その音が聞こえ始めるとコロはもうパニック状態。入れるはずのないような狭いところに入り込もうとしたり、なきながら家の中を走り回ったり、大変です。
今まで室内にクレートは置いていなかったんですが、パニックになった時に入れようと思い、一昨日、部屋に設置しました。コロはクレート自体は嫌いではないので、気が向くとその中でお昼寝したりもします。その日は、音が聞こえ始めた時クレートの中に入れ、入り口を閉めました。コロは外が静かになるまで、クレートの中で震えまくっていただけですみましたが、昨日はそうではありませんでした。クレートには入ったんですが、その中でも恐怖が限界に来たようで、クレートの入り口をめちゃめちゃに囓りだしたので、「これはもうダメだ、出そう」と思った瞬間、口元から血がしたたり落ち始めました。
あわててタオルで口元を押さえましたが、タオルにも服にもカーペットにも血がどんどんこぼれ落ちます。舌でも噛んだのかと思っていたら、前歯が2本折れていました。
とにかく暴れまくるコロと、血の出ている口元を押さえ、ボールの音が聞こえなくなるのを待ちました。たまたま、昨日はボール遊びの時間はすぐに終わり、室内遊びに変わったようで助かりました。コロを放すと洗面所のドアの後ろに隠れるようにしていましたが、息が荒く、ガタガタ震えがありました。この日の尋常じゃなかったコロの姿に、クロはコロのあとをついて回り、ここに来たときもコロのすぐ横で伏せしていました。
出血は止まりましたが獣医さんに連れて行くことにしました。昨日は木曜で、いつも行くところはお休みなので、別のところに行きました。
化膿しないようにと薬をもらった他は特になにもなし。前歯が2本なくても特に支障はないけれど、痛みが出てきているような様子があれば、また連れて来てくださいということで様子見となりました。
夜、リンゴをあげてみたら、普通に食べようとしました。噛むのは奥歯なので、やはり前歯がなくても支障はなさそうです。
かりかりフードも完食しました。
問題は、カプセルの薬を飲ませること。クロのように噛まずに飲み込む子は、パンやチーズにくるめば丸呑みしてくれるんですが、コロはよく噛んで食べる子。他の食べ物にくるんでも、カプセルは出してしまいます。獣医さんに電話で相談したところ、カプセルの中身をとかしてスポイドで舌にのせるといいと言われ、なんとか実行。
夜、コロにお口の中見せてね~と言って、口をあけてみました。歯がないのはココ。1本は完全に抜け、もう1本は半分残っているような感じ。痛みがあるような雰囲気はありませんが、なんか気持ちが悪いのか、時々手で口元をゴシゴシしたり、舌で何か押し出そうとしている動作をするので、もしかしたらグラグラの歯がまだあるのかも。
ビービー弾の時は、我が家の庭にも玉がいくつも落ちていたので、お隣の方にそれとなく言いましたが、ボール遊びをすることは全然悪いことじゃありません。むしろ、元気よく外で遊んでいるのはとってもいいこと。音に敏感すぎるコロ自身に問題があるのだから、ボール遊びしないでねとも言えず、春休みが早く終わってくれることを待つしかないかなと思っています。
診察料530+薬840=1370円
コロは普段の生活の中でもパニック症状を起こすことがありますが、巨大地震を体験したり、余震が続いている間に、いつも不安そうにしていたり、ちょっとしたことに怖がるワンコちゃんが出てきているそうです。地震ということを理解できない動物たちは、何が起きているのかわからないので余計に不安なのかも。人も動物たちも、安心して暮らせる日が1日でも早く来ますように。