3/11(金)、巨大地震と津波が東北地方を襲った。あれから1ヶ月。 地震直後の日曜にパパが植えた、ジャガイモの種イモから、葉っぱが出てきた。
茶色く枯れていた庭の芝生は、少しずつ緑になってきた。
そう。 季節は冬から春に変わり…
私の町ではいろいろな花が咲き始め…
一気に桜も満開になった。
タンポポたちも咲き乱れている。
でも、毎日のように流れる被災地の様子を見ると、まだ瓦礫の山だったりする場所も多い。行方不明の方もまだたくさん。仮設住宅は少しずつ作られているようだが、避難生活をされている方の数からいったら、ほんのわずか。なんとか早い復旧をと思っても、簡単にはいかない現実。
被災された方はもちろんのこと、現地で復旧や復興活動をされている多くの方のご苦労は、遠く離れたところにいる私には想像もつかないが、肉体的、精神的にも辛い毎日をお過ごしだと思う。これから、まだ大変な日々が続くだろうが、お体を大切にと願う。
自分に出来ることは、少しばかりの義援金と、普通に生活できていることへの感謝の気持ちを忘れないこと。家族がいて、家があって、水も電気もガスも使えてという、当たり前と思っていた全てを大切にすること。
芝生の庭にしてから、ずっと買いたいと思っていたベンチ。でも、高くて買えなかった。ところが数日前、破格の値段(定価の3分の1くらい)で売っているのをみつけた。安く購入できた分、義援金に回すことで、ベンチを見るたびにずっと被災地のことを思い出せると思い購入。東北地方の復旧、復興はまだまだこれからだが、日にちがたつことで、遠くにいる私たちの意識が少しずつ薄れていくことのないよう、応援し続けていきたい。