翌朝6時、またホテルの前の海に出た。 すると、砂浜にたくさんの鳥たち。前日に撮った写真の足跡の鳥かな~?(ワタクシの腕、パパに言わせると、『太ももみたい』らしいが、あらためて見ると確かに…)
温泉に入り、食事をし、さぁ出発。 着いたところは珠洲岬。ここは聖域の岬と呼ばれ、日本三大パワースポットの1つらしい。写真は空中展望台スカイバード(歩くと揺れますっ)。 下には、ものすごく綺麗な海。この岬に500万年かかってできたパワーホールなど見所が多そうだったが、それを見るには舟で回るようで、時間的にあわずあきらめる。
そして、義父がもっとも行きたがっていた『禄剛崎』。しかし、駐車場から坂を歩いて行かなければならない。平地でも杖をついている義父には厳しい道だが、ここに来るためにはるばるやってきたのだから、頑張って歩いている。パパも、義父が転ばないよう、後ろについてのぼる。
そして、とうとう着いた。能登半島、最北端。義父も大満足だったようだ。ここは、能登半島の外浦と内浦にまたがっている場所なので、海から昇る朝日と沈む夕日の両方が見られるんだとか。そのどちらでもない、時間にいたのが残念。朝日も夕日も見たかったなぁ。
せっかく能登半島まできたのだからいっぱい観光したいところだが、名古屋まで帰らなければならないので、ゆっくりしている時間もなく帰路に向かう。海沿いを走りながら、青い海といろいろな形の岩を見る。(左・ゴジラ岩。 右・窓岩)
最後によったのは、全長460.9メートルの世界一長いベンチ。
ここから見た海がまた良かった。 ふだんパパは義父とそれほど接していないし、気遣いとかほとんどしていないように感じる。 が、今回の旅では、義父のゆっくりとしたペースにあわせて、体調や足の具合にもとても気遣っていて、ちょっと見直した。いい親孝行ができた旅になったんじゃないかなと思う。