一年前の11月末にマロを迎えた。 親子のようで姉妹のようで大親友のコロクロが平和で穏やかな日々を過ごしているのに、なぜもう一頭迎えようかと思ったかは以前書いたのだが(→その記事は【こちら】)、3ワン生活は想像以上に大変だった。 すっかり忘れていた育児に戸惑い、想定外のクロのストレスによる体調不良に悩み、いつまでたってもうまくいかない3ワンの関係に、マロには申し訳ないが、正直、マロを迎えたことを何度も後悔した。 実はブログに書かなかった、ある決断をしようとしたことも。 そんなことも含めて、もうすぐやってくる家族記念日を前に3ワン生活を始めたこの1年を振り返り、何回かに分けてまとめてみようと思う。
マロが来たときからのことを書く前に最新情報 ここ数日のことなのだが、ついに『ただの同居犬』から『家族』と認めてもらえつつあるのかなと思える写真を何枚か撮ったので載せることにした。
コタツを出した日から、クロはよくコタツの中に入っていく。 先にクロが入っていたコタツに、初めてマロがオモチャをくわえてもぐりに行ったとき、クロが怒って中で大喧嘩でも始まるんじゃないかと思っていたが、静かだったのでのぞいてみると、そこには平和な姿があった。
横でオモチャで遊んでいても、特に気にすることになくお耳をポリポリ。 マロがおとなしくしていれば、やっぱり大丈夫なんだ。
クロからマロの近くに行くことは100%ないが、マロはクロのそばに行きたがる。 今まではギャウギャウ言ったり暴れながら遊びに誘っては、鬱陶しがられたり怒られたりしていたが、最近になって静かにそばに行くことも多くなってきた。
さりげなく近づいてはちゃっかり横にくっついたり。
こんなふうに寝ていることも。
寝ようとしていたクロを見ながら、もたれかかっていったり。 今までも仲良くしたいという思いがマロにはあったんだろうけど、それをうまく表現することができなかったんだろうなぁ。
ある日は、階段を上がっていく音がしたのでハッとして見上げると、マロがコロのいる部屋に入ろうとしているのが見えた。 マロが2階でフリーになると、縦横無尽・傍若無人に走り回り、シニアたちと争いが起きる。なので急いでマロのあとを追うと、ストーブの前にいたコロをみつけたあと静かにほふく前進している姿が見えた。 が、マロが暴れていないからかコロも逃げない。
そ~っと隣に座りに行く。 そして寝てみる。
コロクロはストーブの前でピッタンコしていることが多いが、マロとでは安心できないのかすぐに立ち去ったコロ。あれ?行っちゃうの?みたいなマロ。 でも、コロマロが静かに同じ部屋にいたのは、マロが来て初めてかも。1年たとうとして、やっとここまでこれたんだなぁと思う。 ただ、マロがおとなしくしているのは2ワンの時だけで、3ワンそろうとなかなかこうはいかないのだが。
次回からは、激動のこの1年を振り返っていこうと思う。
それにしても、マロを迎えようとした時の記事の読み返してみると、最後に『認めてくれるのに、1ヶ月、いや2ヶ月はかかることを覚悟で頑張ろう。 それでも認めてくれなかったら、3ヶ月、4ヶ月と長い目で見ていくしかないかな』と書いてあったが、まさかこんなに長くかかろうとは。