パピーの頃から1歳近くになるまで3つの教室に通ったマロ。 最初のパピー教室は飼い主と通い、その後の2つは、朝から夕方まで預けて見てもらっていた。 一緒に通ったときも、毎回いただいた幼稚園での様子のファイルを見ても、お友達とよく遊び、落ち着いて先生の指示に従うイイコ。 小さい頃からよくドッグカフエに連れてっているが、そこでも教えたわけでもないのに、3ワンの中で一番落ち着いていて静かに座っていたりフセしているマロ。 ホテルに預けたときも、手のかからないおりこうさんと言われる。 内弁慶ということなのか。 噛み癖、興奮しているのを止められないことなどの一番の問題は、主従関係が飼い主とマロとの間にできていないこと、そしてコロたちとの上下関係がいつまでたってもついていないことなんだろうな。
主従関係ができていないから、気に入らないことがあれば噛んでくるんだろう。 どの教室でも、噛んでくるときは『部屋をでて、相手にされないことで残念な気持ちにさせる』とか『背中を向けて無視をする』と言われるが、部屋から出てひとりになってもマロは平気で走ったりして勝手に遊んでいるし、背中を向けて無視していても、コラ~と言いたくなるほどしつこく噛んでくる。(←噛みについて、私がやってみて逆効果でますます悪化させたことと、最近一気に顔つきが優しく変わっていったことは、次回書きます)
マロはパピーの頃から強気な子だった。(【→動画1】)、そして、ハイテンション(→【動画2】)、しつこい(→【動画3】)。これらのことで、穏やかな生活をしていたシニアたちの日常が一変。 マロにとっては遊びでも、シニアたちにとっては鬱陶しい存在。 しつけ教室では、他犬とのふれあいの中で、ここまでやったら嫌われるなどの勉強もしてほしかった。長く教室に通ったことで、幼稚園の中ではそれも学んでお友達に会いのを楽しみにしていたが、家ではやっぱりコロたちの上に立ちたがる。 クロには本気で叱られ上下関係もやっとできてきたが、本気で怒れないコロには今でも強気で、上下関係ができていない。 仲良くなってくれるなってくれる日がくることを信じて見守ろうと思っていても、ワンワンガウガウやっているのをみるたびに心が凹み、先生に3ワンの様子を見ていただいたことも。
本当にダメな関係なら、一緒に散歩もできないし、庭で遊ぶことだってできないし、同じ空間にいることなどきないはずだから、マロさえ落ち着くようになれば大丈夫と言っていただき、また少しの希望が出てきたり。
で、だんだん何が書きたいのかわからなくなってきたが、1年近くいろいろなしつけ教室に通ってみたけど、結局の所、先生とではできても自分がやるとできないことが多かった。(指導力の違い) 行って良かったのは、いろんな犬種や年齢の子と遊べた事でマロが満足していたこと。 なかなか直したところは直せなかったが、先生に話を聞いていただくことで私自身の心が軽くなったこと。 マロが留守の間、コロたちと飼い主の時間が作れ、穏やかに過ごす時間ができたこと…かな。
幼稚園を卒業するときの助言として、マロのようにエネルギッシュな子は、長距離散歩をしたり、疲れるくらい十分遊ばせてあげることで、体と心を満足させてあげることが大事。 興奮すること自体が悪いわけではないが、興奮したときにいかに早く落ち着かせるかが大切。そのため、オスワリ、フセ、マテを徹底させること。 興奮しているときに一瞬やめた瞬間、オヤツなども使ってそのタイミングを逃さず褒めること。褒めると同時に、オスワリ・マテで落ち着かせる。それらを根気よく繰り返していきましょうとのことだった。 幼稚園が終了し、今やっていることは、長距離散歩などでマロを疲れさせること。 疲れるとよく寝てくれるしねっ。 疲れていることで、シニアたちの前でもおとなしくしている時間もできているのかも。