コロが亡くなり、葬儀屋さんが祭壇を作られました。
コロのいる場所を見上げてみたり、
ずっとこの場所に座っていました。
いよいよ妹たちとコロの最後のお別れ。
お通夜の日に葬儀屋さんが来られたときには特に反応のなかったクロですが、この日は、吠えたことのないチャロと一緒になって葬儀屋さんに吠えていました。コロを連れて行かれることを本能的に悟っていたのかもしれません。
祭壇のあった場所であり、亡くなる前まではサークルのあった場所に座り続けるクロ。
2階にコロの場所を作ったのですが、それまではほとんど下の部屋で生活していたのに、気がつくとひとりで2階に上がりコロの前にいました。
コロが脳腫瘍の疑いと診断されてから1ヶ月ももたずにいなくなってしまった悲しみと、毎日のクロのこんな様子に胸が締め付けられる思いでした。
いつもならストーブ前で焼き芋の番犬をしていたのに、クロはコロの場所から離れません。
パピッコの時から、コロのことが大好きだったクロは、このままコロのところに行ってしまうんじゃないかと思うような状態が1ヶ月以上続きました。
コロと毎日、心の中で話しをしていたんでしょうか。でも、四十九日過ぎたあたりから、少しずつこの場所から離れるようになってきました。ワンコに四十九日なんてわかるはずもないのに不思議でした。
コロが亡くなった後は、毎日いったいどれだけ涙と鼻水が出るんだろうと自分でも驚くほど、私も泣いて暮らしていました。でも、クロが亡くなってから毎日過去写真など眺めていますが、コロクロの仲良しだった姿を見ると、コロのもとにやっと行けて良かったねという気持ちが湧いてきて、コロの時のように一日中泣き続けているようなことはありません。4ワンの中でクロが一番私にくっついていて、クロが一番身近にいたので、いなくなったあとの喪失感はすごいだろうと思っていたけど、いない感じがしないというか、言葉ではうまく表現できない気持ちで毎日過ごしています。
5/6【空から便り♪】更新しました。