でか山

　七尾市の大地主神社で毎年5月1日から5日まで開催される例大祭「青柏祭」（せいはくさい）の山車（だし）のことを
「でか山」といいます。ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
大きさは、山車の高さ約12m、総重量約20トンにもなります。祭りでは三台曳かれます。
“山町”（やまちょう）と言われる「府中町」・「鍛冶町」・「魚町」の三町が山車上段に歌舞伎の名場面をしつらえた人形を
飾り付け市内を曳き回します。
　残念ながら、コロナ禍で昨年そして今年も運行は中止となりました。そんな中、「府中町」が今年は披露だけでもと「でか山」を
組み立て、飾り付けを始めました。雨の中、職人さん達が組み立てをしていました。昔は見ませんでしたが、最近はバケット車も
お手伝いするのですね。
「コロナ退散」を祈願し来年は勇壮な「でか山」を観てみたいです。

御祓川添いに集まった「でか山」。十年程前の写真です。