『西日本チャレンジロードレース』
【開催地】広島県中央森林公園
【開催日】2017/03/12
【レース】12:00スタート 61.5km (12.3km×5Laps)
【出場選手】入部正太朗・木村圭佑・秋丸湧哉・湊涼・秋田拓磨・西村大輝・横山航太・小山貴大・水谷翔
チームとしてはロードレースシーズン開幕戦と位置づける『西日本チャレンジロード』にて入部正太朗が優勝しました。
今年、このレースにフルメンバーで参加した国内トップチームはシマノレーシングのみ。強敵となる選手は数名、チームとしては少人数での参加となっていたためシマノレーシングとしては負けられないレースでもありました。
選手の話し合いにより作戦は立てず、それぞれが優勝を目指すことを意識しスタート。
組織としての優位性は利用しながらも、チーム内のそれぞれもライバルと言った形となります。
レースは立ち上がりからアタックを繰り返えし、数的に優位にあるシマノレーシングが主導権を握りました。
野中竜馬選手(KINAN Cycling Team)が常に先行グループにチェックを入れ、重要な逃げには谷順成選手(VICTOIRE広島)も入り、集団は主にイナーメ信濃山形チームや竹之内悠選手(Toyo Frame)等がペースを保ち逃げは簡単に決まりません。
この日一番のライバルと目されていた野中選手(KINAN Cycling Team)は接触による機材トラブルで戦線を離脱。最終ラップには入部正太朗、西村大輝、小山貴大のシマノレーシング3名にこの日レース序盤から逃げに入り存在感を示していたVICTOIRE広島の谷順成選手が加わり4名が抜け出します。
これを追走できるチームは無く、逃げ切りが濃厚。ここから好調の西村大輝選手がアタック、独走を開始します。さらに入部正太朗選手が後方から合流し、そのまま西村選手が牽引。ゴールは入部正太朗が選手が先着し優勝を果たしました。
3位争いでも小山貴大選手が先着し、シマノレーシングは1,2,3位を独占。トップ10に7名を送り込むこととなりました。
リザルトとしてはコンチネンタルチームとして当然といえるものかもしれませんが、全選手が積極的に攻め続けた走りの内容は納得できる形となり、オフシーズンからここまでのトレーニングはしっかりと形になった実感を得ることができました。
本格的に始まるロードレースシーズンに向け、チームの意識を高めてゆきます。
▲ウォーミングアップ。イベントレースと言え勝ちを意識し緊張感が高まります。
▲最前列には地元チームのVICTOIRE広島と並びスタート
▲1周目には小山貴大選手らが若干抜け出しホームストレートを通過
▲2周目完了時、入部正太朗、水谷翔、横山航太、秋丸湧哉、谷順成選手(VICTOIRE広島)、野中選手(KINAN Cycling Team)選手が抜け出す。
これで決まってもおかしくない展開だが、後続集団を元全日本TTチャンプ中村龍太郎選手(イナーメ信濃山形)らが強力に牽引し阻止されます。
▲中村龍太郎選手が牽引するメイン集団
▲3周完了時、シマノレーシングは常に逃げを試みます。西村大輝、小山貴大、木村圭佑、谷順成選手(VICTOIRE広島)、野中選手(KINAN Cycling Team)選手
▲第2集団では入部キャプテンのアタックにそうはさせまいと全力でチェックを入れる?秋田拓磨、横山航太、秋丸湧哉
▲ラストラップで独走に持ち来んだ西村大輝に入部が単独追いつき、そのまま西村が牽引
▲この日一番強さを見せた入部正太朗が優勝、腰の故障から復活し強さを取り戻している西村大輝が2位
▲小山貴大が3位。4位は強さを見せた谷順成選手(VICTOIRE広島)今後の活躍に注目の選手が現れた
▲健闘をたたえ合う西村大輝と入部正太朗キャプテン
▲上位10名の表彰
1 入部正太朗 シマノレーシング 1h32m43s
2 西村大輝 シマノレーシング +02s
3 小山貴大 シマノレーシング +17s
4 谷順成 VICTOIRE広島 +17s
5 横山航太 シマノレーシング +24s
6 設楽彗斗 VCfukuoka +28s
7 秋田拓磨 シマノレーシング +28s
8 木村圭佑 シマノレーシング +29s
9 水谷翔 シマノレーシング +29s
10 竹之内悠 Toyo Frame +29s
11 湊 諒 シマノレーシング +29s
21 秋丸湧哉 シマノレーシング +44s