第34回シマノ鈴鹿ロードレース・チームTT(JCF登録 )A
出場選手: 入部正太朗、木村圭佑、湊諒、小山貴大
参加イベント/ 8月19日(土)PM14:56 チームタイムトライアル
5.8km x 4周 = 23.2㎞
今年で34回の歴史を数える「シマノ鈴鹿ロードレース」は、国内屈指のレーシングコースである鈴鹿サーキットが舞台。レースは8月19日、20日の2日に渡って30以上のカテゴリーや種目が用意され、初心者から本格派レーサーまで多くのサイクリストがサーキットを駆け巡るまさに真夏の自転車の祭典である。
ホストチームとして出場するシマノレーシングは、初日はチームTT(タイムトライアル)、2日目はシマノ鈴鹿ロードレースクラシックに参戦。チームTTはサーキット4周の
23.2㎞の距離で争われ、各チーム4人1組で出走し、3番目にゴールした選手のタイムで順位が決定する。
今年はマトリックス・パワータグ、宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカー、チーム右京、愛三工業レーシングチームの国内プロチームを含め、強豪クラブチームなど33チームが出場。TTスペシャリストをそろえているわけではないシマノレーシングだが、キャプテン入部正太朗、木村圭佑、湊諒、そして今年の全日本U23個人TTで4位に入った小山貴大の4人で、ホストチームの威信にかけて表彰台の頂点を狙っていく。
強い日差しが照り付け、最高気温33℃と残暑厳しいコンディションの中、選手たちは体に水をかけたり、ジャージに氷入りの袋を入れたりと暑さ対策をしてスタートに向かった。
1周目はトップのマトリックスパワータグ(ホセ・ビセンテ・トリビオ/アイラン・フェルナンデス/佐野淳哉/吉田隼人)からシマノレーシングは約5秒遅れの7分04秒台、3番手で通過。その後も順位を守るも、2周目は7分13秒、3周目は7分21秒と徐々にタイムを落とし、ハイペースをキープするマトリックス・パワータグ、2番手の宇都宮ブリッツェン(鈴木譲/阿部嵩之/飯野智行/馬渡伸弥)との差が少しずつ開いていく。
ラスト4周目は、キャプテン入部がゴール手前のS字セクションまで全力で引いて残る3人に後を託し、その結果7分17秒とタイムを上げたものの、上位2チームには届かなかった。
そのままマトリックスパワータグがトップタイムで連覇を飾り、宇都宮ブリッツェンは0.63秒の僅差まで追い上げたものの2位。シマノレーシングは28分56秒84と昨年のタイムを約24秒短縮し、2年連続の3位表彰台に上がった。
明日20日は、午後3時からメインイベントとしてシマノ鈴鹿ロードレースクラシックが開催。シマノレーシングは再び優勝を目指してトライする。
■コメント
入部正太朗
「正直に言うと、全然満足できなかった。チームとして課題の方が多く見つかった。優勝しか考えていなかったので、自分たちの力を出し切れたかというと、詰めれる部分をもっと詰めていけるところがあったし、納得はしていない」
※他の選手のコメントは動画でチェック
■リザルト
第34回シマノ鈴鹿ロードレース・チームTT(JCF登録 )A
1位 マトリックスパワータグ 4周 0:28:30.53 +Top : 0:00.00
2位 宇都宮ブリッツェン 4周 0:28:31.16 +Top : +0:00.63
3位 シマノレーシング 4周 0:28:56.84 +Top : +0:26.31
4位 ブリヂストンアンカー 4周 0:29:24.38 +Top : +0:53.85
5位 Team UKYO 4周 0:29:38.48 +Top : +1:07.95
6位 愛三工業レーシングチーム 4周 0:30:11.60 +Top : +1:41.07
7位 イナーメ信濃山形 4周 0:30:16.95 +Top : +1:46.42
8位 侵略!!!feat.SKH48 4周 0:30:43.23 +Top : +2:12.70
9位 No.519 TEAM 光 4周 0:31:49.15 +Top : +3:18.62
10位 No.514 Tcars cycling team 4周 0:32:07.32 +Top : +3:36.79
Photo&Text&Movie: Tatsuya Mitsuishi (OCN)