全日本自転車競技選手権大会ロードレース Men U23
photo:Satoru Kato(cyclowired)
【開催日】2022/06/25(土)
【開催地】広島県・三原市 広島県立中央森林公園
【レース】6月25(土)MU23 個人ロード・スタート 123.0km(12.3km×10 周)8:00~
【出場選手】天野壮悠
男子23歳以下のナショナルチャンピオンを決めるレースである「全日本自転車競技選手権大会ロードレース MU23」に天野壮悠が出場しました。
先日の「全日本学生選手権個人ロードレース大会」で学生チャンピオンに輝き、今大会へ好調を維持し、U23ナショナルチャンピオン獲得を目標にレースに臨みました。
レースは1周回12.3kmを10周回、123kmで行われました。
1周目の3段坂を先頭で走る天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)
レースは、2周目に4名の逃げグループが形成され、3周目にはタイム差1分20秒まで開きました。
4周目に入り、優勝候補である、前日のU23タイムトライアルを制した、留目夕陽選手(EF Education-NIPPO Development Team)が積極的に動き始め、天野壮悠もメイン集団前方で展開します。
5周目に逃げていた4名が吸収され、新たに6名の逃げが形成されます。
6周目には、6名の逃げグループ内から寺田吉騎選手(Asia Cycling Academy)と山田拓海選手(早稲田大学)とU23ナショナルチームで活躍する2名が先行します。
7周目には、天野壮悠がいるメイン集団と2名の逃げのタイム差は1分。
8周目の三段坂でメイン集団から6名の追走グループが形成されます。
天野壮悠も仮屋和駿選手(キナンレーシングチーム)、岩田聖矢選手、香山飛龍選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)などの有力選手で構成された6名の追走グループに単独での追走を試みましたが、あと少しのところで追いつけずにメイン集団にも戻ります。
9周目には、先頭2名に追走6名のが追いつき8名になります。
最終周にタイム差50秒で入ったメイン集団では、天野壮悠が最後の三段坂でアタックを仕掛けるものの、逃げグループには追いつく事はできませんでした。
執念の走りを見せるも勝利に届かなかった天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)
天野壮悠のアタックで人数を減らした、メイン集団の2番手の8位でのゴールとなりました。
photo:Satoru Kato(cyclowired)
優勝は、先頭グループから残り3kmの三段坂でアタックをしかけた、仮屋和駿選手(KINAN Racing Team)が逃げ切り勝利を収めました。
【天野壮悠コメント選手】
学生選手権でも優勝でき1週間前のJPTでも、良い走りが出来たので自信はあり、絶対に勝ちたいと思い走りました。
しかし、結果を意識しすぎたため、冷静な判断ができず負けてしまいました。自分でも好調だとわかるくらい好調だったのですごく悔しいです。
また改めてコンディショニングするのが難しいことは理解していますが、9月上旬のインカレに向けて、頑張ろうと思います。
たくさん応援していただいて、ありがとうございました。
応援に必ず結果で返せるように一から頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
【リザルト】
1位 仮屋和駿(キナンレーシングチーム)3時間06分12秒
2位 岩田聖矢(弱虫ペダルサイクリングチーム)+11秒
3位 香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)+13秒
8位 天野壮悠 +44秒
【リザルト詳細】
photo:Satoru Kato(cyclowired)