REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】ツールド北海道2022 第3ステージ 中井唯晶2位

2022年09月15日 | 動画

ツールド北海道 第3ステージ

 

【開催日】2022/09/11日(日)

【開催地】北海道 道央地域

【レース】


ST3

2022.09.11(日) 倶知安町~苫小牧市 173km

 

【出場選手】

湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞

 

ツールド北海道第3ステージは、俱知安町から苫小牧市までの182kmで行われました。

ここまで、結果に結びつけれていないチームは最終日のラストチャンスに全てをかけてスタートしました。

 

レースはスタートから積極的にシマノレーシングが攻撃を仕掛けます。photo:Satoru Kato

 

photo:Satoru Kato

最初のアップダウン区間で形成した10名の逃げに、チームは、横山選手、中井選手、風間選手の3名が入ります。

昨日の門田祐輔選手のステージ優勝でリーダーチームとなった、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームが3分のタイム差でコントロールを続けます。

 

photo:Satoru Kato

逃げ集団は順調に走り、125km地点の最後のKOMを通過し、ゴールまでの50kmの下り貴重のコースに入ります。

 

メイン集団では、愛三工業レーシングチームも集団牽引に加わり、残り10kmで2分未満までタイム差が縮まりますが、逃げ集団の逃げ切りが濃厚となります。

最終局面に横山選手と中井選手が残り、横山選手が中井選手の為にアシストに徹して、中井選手の力を温存させます。

最後は逃げ集団でのスプリント勝負になり、第1ステージでも力をみせた今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)と競り合いゴールしましたが、惜しくも敗れ2位でのゴールとなりました。

 

photo:Satoru Kato

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

僅差のスプリントを制した今村駿介が2勝目 門田祐輔が総合優勝 - ツール・ド・北海道2022 第3ステージ

ツール・ド・北海道の第3ステージが倶知安町から苫小牧市の173kmで行われ、序盤に形成された先頭集団の8名が逃げ切り、今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)が今大会...

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【横山選手コメント】

スタートから逃げたいチームが多く、2人が先行しているところにブリッジする形で10人の逃げが決まった。

その中に3人と最多の人数で入ることができたので、逃げ切ることを第一優先に考えつつ距離を消化していった。

終盤他のチームからの攻撃もあったが、ラスト25km程で逃げ集団でのスプリントが濃厚になったので中井に貯めてもらった。

僕はローテーションに回り、最終コーナーからロングスパートしたが決定打にならず、最後中井がステージ優勝した今村選手を追い込んだものの届かなかった。

ステージ優勝を目指してできる限りのトライはできたと思いますが、あと少し力足りずでした。

今後もレースが続くので引き続きトライしていきたいと思います。

応援ありがとうございました。

 

【野寺監督総括コメント】

3年ぶりの開催となるツール・ド・北海道は、初日の結果により総合成績の目標が絶えるというネガティブな雰囲気でスタートすることになりました。TOJ等でも初日に崩れる傾向にあり、調整の方法に疑問を感じていましたが、レース以前からのパワーデータ解析の結果、現状の力不足が最も大きな要因であることを再認識しました。状況を受け入れたうえで2日目以降できることに全力でフォーカスし、第3ステージでは強敵に阻まれ勝利には届きませんでしたが最高の形を作り出すことに成功。チームとして戦う意義を明確につかんだ感覚があります。今後のレベルアップに向け収穫のある大会であったことは間違いないと考えています。

 

 

【ステージリザルト】

1位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) 4時間14分35秒
2位 中井唯晶(シマノレーシング)  
3位 マルコス・ガルシア(キナンレーシング)

 

7位 横山航太 +3秒

24位 湊諒 +1分04秒

37位 風間翔眞 +14分26秒

 

【個人総合順位】

1位 門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム) 12時間52分41秒
2位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム、フランス) +5秒
3位 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング) +29秒

 

17位 中井唯晶 +6分47秒

22位 横山航太 +11分47秒

35位 風間翔眞 +29分59秒

36位 湊諒 +31分22秒

【リザルト詳細】

レース結果 | ツールド北海道2022 国際大会

 

photo:Satoru Kato


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【Report】ツールド北海道2022 第2ステージ

2022年09月15日 | 動画

ツールド北海道 第2ステージ

 

 

【開催日】2022/09/10日(土)

【開催地】北海道 道央地域

【レース】

ST2

2022.09.10(土) 倶知安町~倶知安町

186km

 

【出場選手】

湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞

 

ツールド北海道第2ステージ。

俱知安町をスタート、フィニッシュし、最後の500mは「ひらふ坂」上りゴールとなる、186kmのレース。

昨日で総合時間で遅れてしまったチームだが、区間優勝を目標に中井選手、風間選手を逃げ乗せ、レースを進める作戦でレースへ臨みました。

レースは、リアルスタートからアタック合戦になり、中井選手が積極的に逃げを狙います。

その後、7名の逃げが形成されチームからは、湊選手が入ります。

 

逃げ集団に入った湊選手。photo:Satoru Kato

 

作戦と違い、逃げに入った湊選手は、中盤以降にメイン集団から追走があることを想定して体力を温存して逃げ集団で走ります。

リーダーチームのチームブリヂストンサイクリングがコントロールしていたメイン集団でしたが、レース100kmあたりを過ぎたところで、コントロールを緩めます。

その後、メイン集団では、アタックがかかり、10名程の追走グループが形成され、中井選手が入ります。

 

追走グループに入る、中井選手。photo:Satoru Kato

 

140kmをあたりで湊選手を含む逃げ集団と中井選手の追走グループが一つとなります。

18名程の先頭集団でしたが、レース後半はアップダウンが続き、先頭集団の人数が減っており、前半から逃げていた湊選手も遅れます。

 

一つになった先頭グループを5分差で追いかける横山選手。photo:Satoru Kato

 

後続グループとは5分にタイム差があり、先頭グループ内での勝負になります。

 

落ち付いた表情で走っていた中井選手に期待がかかります。photo:Satoru Kato

 

アタックはあるものの、12名の先頭集団のまま最後の「ひらふ坂」上りフィニッシュに向かいます。

 

photo:Satoru Kato

良い状態で最後の「ひらふ坂」に入った中井選手でしたが、ライバルも体力を残しており、5位でのゴールとなりました。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

登りスプリント勝負を制した谷順成がステージ優勝 門田祐輔が総合首位に - ツール・ド・北海道2022 第2ステージ

ツール・ド・北海道第2ステージは、倶知安町をスタート・フィニッシュとする186kmで行われ、残り500mの登りスプリント勝負を制した谷順成(那須ブラーゼン)が優勝。2位の門...

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【中井選手コメント】

先日の第1ステージで、総合順位トップ10に絡めないことは既に分かっていたので、逃げを作ってステージ優勝、あわよくば総合ジャンプアップを狙って走りました。

初めのKOM手前のアップダウンで、逃げを作ろうと何度かアタックしましたが、自分が吸収されたタイミングのカウンターで出来た逃げ集団が行ってしまいました。そこには湊さんが乗りましたが、湊さんではなく自分か風間が乗るべき逃げだったと今では思っています。

自分はKOMをそのまま集団で越え、BSのコントロール下でレースは進んでいきました。

1分差まできてBSがコントロールを辞めた後、前に行きたい(ステージ優勝を狙う)チームのアタック合戦が始まりました。最後に決まった集団が逃げ切り濃厚になり、最後のひらふ坂での勝負になりましたが、力が残っておらず、5位フィニッシュと悔しい結果となりました。

【ステージリザルト】

1位 谷 順成(那須ブラーゼン) 4時間35分29秒
2位 門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム) +0秒
3位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム、フランス) +5秒

 

5位 中井唯晶 +15秒

23位 横山航太+5分01秒

30位 風間翔眞 +8分51秒

40位 湊諒 +12分43秒

 

【個人総合順位】

1位 門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム) 8時間37分2秒
2位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム、フランス) +5秒
3位 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング) +29秒

 

17位 中井唯晶 +7分57秒

22位 横山航太 +12分43秒

27位 風間翔眞 +16分37秒

44位 湊諒 +31分22秒

【リザルト詳細】

レース結果 | ツールド北海道2022 国際大会

 

photo:Satoru Kato


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【Report】ツールド北海道2022 第1ステージ

2022年09月15日 | 動画

ツールド北海道 第1ステージ

 

 

 

【開催日】2022/09/09日(金)

【開催地】北海道 道央地域

【レース】

ST1

2022.09.09(金) 札幌市~共和町 171km

【出場選手】

湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太

3年ぶりの開催となった「ツールド北海道2022」に出場しました。

第1ステージは、札幌市をスタートし、協和町でゴールする、171kmで行われました。

コースは、3つのKOMポイントが設定された上りがキーポイントになると予想されました。

チームは、横山選手、中井選手、風間選手を中心に先頭グループで展開できるように走ることを話し合いスタート。

 

スタート前の中井選手、風間選手。photo:Satoru Kato

 

リアルスタートを集団前方で待つ中井選手。photo:Satoru Kato

 

レースは、54km地点の毛無峠KOMでペースアップがあり各チームのエースを含む16名程の先頭集団が形成され、風間選手が入ります。

 

先頭集団を走る風間選手。photo:Satoru Kato

 

追走集団を走る中井選手。photo:Satoru Kato

 

中井選手、湊選手を含む追走集団は先頭まで15秒差まで詰まるも、追いつく事が出来ずに、勝負は風間選手に託されます。

 

126km地点当丸峠にはいり、増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)のアタックに先頭集団は崩れ、風間選手も遅れてしまいます。

遅れた風間選手は、横山選手、中井選手がいる追走集団に合流するも、先頭から8分遅れの21位がチーム最高位中井選手という厳しい結果となった。

 

先頭集団から再度アタックした3名でのスプリントを制した、今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)が優勝。

受け入れがたい結果となったが、第2、3ステージで巻き返しをするという気持ちに切り替えて、明日のステージに挑む。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

3つの2級山岳を越えてのスプリント勝負を今村駿介が制する - ツール・ド・北海道2022 第1ステージ

2019年以来3年ぶりのとなる「ツール・ド・北海道」が開幕。第1ステージは、札幌市から共和町までの171kmで行われ、終盤に抜け出した3名でのスプリント勝負を制した今村駿介...

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【風間選手コメント】

レーススタートからアタック合戦が始まり、自分は総合上位に入ってくるであろう選手をマークしつつ朝里峠を通過しました。続く二つ目の毛無峠で、宇都宮ブリッツェン増田選手、キナンレーシングチーム、トマ選手、大喜選手、マトリックスパワータグチームのマンセボ選手、ホセ選手などを含む有力な先頭集団(17名ほど)に入ることが出来ました。

しかし、残り50kmを残して集団のペースに着いて行けずドロップしてしまいました。

恥ずかしい走りをしてしまい、チームメイトには申し訳ない気持ちです。

 

【区間リザルト】

1位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 4時間1分8秒

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +0秒

3位 山本大喜 (キナンレーシングチーム)

 

21位 中井唯晶 +8分07秒

22位 横山航太 +8分07秒

30位 風間翔眞 +8分10秒

46位  湊諒  +19分05秒

OTL 床井亮太

【個人総合順位】

1位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 4時間00分58秒
2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +3秒
3位 山本大喜 (キナンレーシングチーム)

21位 中井唯晶 +8分17秒

22位 横山航太 +8分17秒

30位 風間翔眞 +8分21秒

46位 湊諒   +19分15秒

【リザルト詳細】

レース結果 | ツールド北海道2022 国際大会

 

photo:Satoru Kato


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