ツールド北海道 第3ステージ
【開催日】2022/09/11日(日)
【開催地】北海道 道央地域
【レース】
ST3
2022.09.11(日) | 倶知安町~苫小牧市 | 173km |
【出場選手】
湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞
ツールド北海道第3ステージは、俱知安町から苫小牧市までの182kmで行われました。
ここまで、結果に結びつけれていないチームは最終日のラストチャンスに全てをかけてスタートしました。
レースはスタートから積極的にシマノレーシングが攻撃を仕掛けます。photo:Satoru Kato
photo:Satoru Kato
最初のアップダウン区間で形成した10名の逃げに、チームは、横山選手、中井選手、風間選手の3名が入ります。
昨日の門田祐輔選手のステージ優勝でリーダーチームとなった、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームが3分のタイム差でコントロールを続けます。
photo:Satoru Kato
逃げ集団は順調に走り、125km地点の最後のKOMを通過し、ゴールまでの50kmの下り貴重のコースに入ります。
メイン集団では、愛三工業レーシングチームも集団牽引に加わり、残り10kmで2分未満までタイム差が縮まりますが、逃げ集団の逃げ切りが濃厚となります。
最終局面に横山選手と中井選手が残り、横山選手が中井選手の為にアシストに徹して、中井選手の力を温存させます。
最後は逃げ集団でのスプリント勝負になり、第1ステージでも力をみせた今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)と競り合いゴールしましたが、惜しくも敗れ2位でのゴールとなりました。
photo:Satoru Kato
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【横山選手コメント】
スタートから逃げたいチームが多く、2人が先行しているところにブリッジする形で10人の逃げが決まった。
その中に3人と最多の人数で入ることができたので、逃げ切ることを第一優先に考えつつ距離を消化していった。
終盤他のチームからの攻撃もあったが、ラスト25km程で逃げ集団でのスプリントが濃厚になったので中井に貯めてもらった。
僕はローテーションに回り、最終コーナーからロングスパートしたが決定打にならず、最後中井がステージ優勝した今村選手を追い込んだものの届かなかった。
ステージ優勝を目指してできる限りのトライはできたと思いますが、あと少し力足りずでした。
今後もレースが続くので引き続きトライしていきたいと思います。
応援ありがとうございました。
【野寺監督総括コメント】
3年ぶりの開催となるツール・ド・北海道は、初日の結果により総合成績の目標が絶えるというネガティブな雰囲気でスタートすることになりました。TOJ等でも初日に崩れる傾向にあり、調整の方法に疑問を感じていましたが、レース以前からのパワーデータ解析の結果、現状の力不足が最も大きな要因であることを再認識しました。状況を受け入れたうえで2日目以降できることに全力でフォーカスし、第3ステージでは強敵に阻まれ勝利には届きませんでしたが最高の形を作り出すことに成功。チームとして戦う意義を明確につかんだ感覚があります。今後のレベルアップに向け収穫のある大会であったことは間違いないと考えています。
【ステージリザルト】
1位 | 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) | 4時間14分35秒 |
2位 | 中井唯晶(シマノレーシング) | |
3位 | マルコス・ガルシア(キナンレーシング) |
7位 横山航太 +3秒
24位 湊諒 +1分04秒
37位 風間翔眞 +14分26秒
【個人総合順位】
1位 | 門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム) | 12時間52分41秒 |
2位 | トマ・ルバ(キナンレーシングチーム、フランス) | +5秒 |
3位 | 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング) | +29秒 |
17位 中井唯晶 +6分47秒
22位 横山航太 +11分47秒
35位 風間翔眞 +29分59秒
36位 湊諒 +31分22秒
【リザルト詳細】
photo:Satoru Kato