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[Report]第20回ツアー・オブ・ジャパン2017 第6ステージ富士山 入部正太朗が総合24位に

2017年05月27日 | レースリポート・動画

第20回ツアー・オブ・ジャパン2017(UCI2.1)第6ステージ富士山
5/26(金)
ふじあざみライン入口(12:00)→富士山須走口5合目
11.4㎞(ヒルクライム)
獲得標高 = 1,147m

出場選手:入部正太朗・木村圭佑・湊諒・西村大輝・横山航太

日本最大のステージレース「NTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパン」、5月26日(金)は選手たちにとって正念場となる第6ステージ富士山。コースは、富士山五合目まで駆け上がる静岡県小山町のふじあざみライン。距離11.4km、最大勾配22%、中間過ぎは平均18%が続く日本を代表する激坂でのヒルクライムとなる。

大きく総合順位が入れ替わるこのステージ。シマノレーシングは総合28位につけるキャプテン入部正太朗が順位アップを目指し、全力でこの難関ステージに挑む。

この日も朝から雨が降り続け、さらにふじあざみラインは濃霧のため視界が数10mほどしかない、難しいコンディション。富士五合目の気温は4℃と、寒さも厳しい中での戦いとなった。

悪天候のため、パレードランは中止となり、正午に道の駅すばしり横のふじあざみラインからレースはスタート。序盤からチーム右京勢が集団を先導し、チームメイトのアシストを受けてオスカル・プジョル(チーム右京)が抜け出す。

プジョルは追いすがるライバルたちを中間地点で振り切り、2位に1分22秒の大差をつける38分50秒のタイムでこのステージ2年連続優勝。総合でも首位に躍り出て、リーダージャージを獲得した。

シマノレーシングは、トレーニングでヒルクライム能力を強化してきた入部が46分03秒で24位に入る健闘。総合でも4つ順位を上げて、UCIポイント圏内の24位に浮上した。

湊諒が26位(46分22秒)、西村大輝が35位(48分01秒)、横山航太が51位(51分10秒)、木村圭佑が67位(52分46秒)で、それぞれフィニッシュした。

明日27日の第7ステージ伊豆は、日本サイクルスポーツセンターの周回コースが舞台。細かなアップダウンとテクニカルなコーナーが連続する難しいコースで、総合争いでは最後の戦いとなる。シマノレーシングは入部の総合順位を守りつつ、さらなるチャンスも見出していく。


▲圧倒的な登坂力でステージを制したオスカル・プジョル


▲全力を出し切った入部正太朗

 

■コメント
入部正太朗
「(天候などの)コンディションが悪かったのでタイムはそんなに速い方ではないが、パワーデータを見ても自分の力をほぼ出し切れているので、かなり頑張ったと思う。今年に入って一番苦手なヒルクライムの強化として、ウェイトトレーニングや激坂強化をしてきたので、その効果は多少なりとあったと思う」

■リザルト
第6ステージ富士山 11.4km
<ステージ順位>
1 オスカル・プジョル(チーム右京)38分50秒
2 ハミッド・ポルハーシェミー(タブリーズ・シャハルダリ・チーム)+1分22秒
3 ネイサン・アール(チーム右京)+1分58秒
4 キャメロン・ベイリー (アイソウェイ・スポーツ・スイスウェルネス)+2分25秒
5 ホセ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+2分29秒
6 ラックラン・ノリス(ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナルCT)+2分51秒
7 サイード・サファルザーデ(タブリーズ・シャハルダリ・チーム)+2分51秒
8 ティモシー・ロー(アイソウェイ・スポーツ・スイスウェルネス)+2分58秒
9 ドメン・ノヴァク(バーレーン・メリダ)+3分04秒
10 ミルサマ・ポルセイェディゴラーホル(タブリーズ・シャハルダリ・チーム)+3分16秒

24 入部正太朗(シマノレーシング)+7分13秒
26 湊諒(シマノレーシング)+7分32秒
35 西村大輝(シマノレーシング)+9分11秒
51 横山航太(シマノレーシング)+12分20秒
67 木村圭佑(シマノレーシング)+13分56秒

<個人総合順位 第6ステージ終了時点>
1 オスカル・プジョル(チーム右京)13時間10分38秒
2 ハミッド・ポルハーシェミー(タブリーズ・シャハルダリ・チーム)+1分42秒
3 ネイサン・アール(チーム右京)+1分52秒
4 ホセ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+2分35秒
5 ラックラン・ノリス(ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナルCT)+2分58秒
6 ティモシー・ロー(アイソウェイ・スポーツ・スイスウェルネス)+3分08秒
7 ドメン・ノヴァク(バーレーン・メリダ)+3分19秒
8 ベンジャミン・プラデス・レヴェルテル(チーム右京)+3分20秒
9 ミルサマ・ポルセイェディゴラーホル(タブリーズ・シャハルダリ・チーム)+3分29秒
10 イヴァン・サンタロミータ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)+3分33秒

24 入部正太朗(シマノレーシング)+11分16秒
32 湊諒(シマノレーシング)+16分25秒
45 横山航太(シマノレーシング)+28分35秒
56 西村大輝(シマノレーシング)+34分42秒
53 木村圭佑(シマノレーシング)+35分38秒

https://youtu.be/yYF309EmQDQ



Photo&Text&Movie : Mitsuishi (OCN)
 

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