REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Report]横山航太選手がツール・ド・フランドルU23(1.Ncup)にて53位完走

2017年04月10日 | レースリポート・動画

Ronde van Vlaanderen Beloften (1.Ncup)
Date: 2017-04-08
Race class: 1.Ncup
www.flandersclassics.be

ベルギーにて開催されたツール・ド・フランドルU23(ネイションズカップ)を横山航太が出走。4分24秒の53位でレースを終えました。
詳しくは『JCFレポート』『横山航太選手レポート』にて。

横山航太選手は、4月15日オランダにて開催されるZLM Tourに参加予定となっております。


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[Report]Tour of Thailand 2017 第6ステージ(最終ステージ)

2017年04月06日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2017 第6ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】Stage 6 :Lampang-Chiangmai / Distance:135.65  km
【開催日】2017年4月6日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 湊諒 西村大輝 小山貴大 水谷翔

ツアー・オブ・タイランド最終日第6ステージはタイ第2の都市ともいわれるチェンマイをゴールとし開催され、大集団のスプリントでDRAPAC PAT’S VEG HOLISTICDEVELOPMENT TEAMのYATES, Theodore選手がステージ優勝。総合成績では初日のリードを見事に守りきったGIDICH, Yevgeniy選手(VINO‐ASTANA MOTORS)が勝者に輝きました。

最終日の今日は前半40㎞は上り基調、それを超えれば平坦な区間が続く135㎞のレイアウトで争われました。

前日までの結果、僅差での争いで最終日を迎えた最終日、シマノレーシングとしては3つの目標を立てました。

一つ目はこの段階で総合10位につける入部正太朗の順位アップ、木村圭祐の25位UCI圏内の確保、そして水谷翔のゴールスプリントでの勝利狙いです。

79㎞地点にある中間スプリントポイントでは上位通過3名に3秒、2秒、1秒のボーナスタイムが与えられるため、通過次第では西村大輝、湊諒、小山貴大にも25位圏内に入るチャンスがあります。

まずはそのポイントに向け水谷以外の5名がそれぞれにエスケープを狙う事、ゴールになれば水谷翔を上位に導くことが具体的な動きになります。

スタート後、同じように考える多くのチームがアタックを仕掛けますが決まりません。30㎞地点、高速で進み緊張感が漂う集団から入部含む5名が抜け出し差を広げます。

一時1分まで広がり、決まったかに思われたこのエスケープですが、79㎞地点のスプリントポイント上位通過により大きな恩恵を受けるチームが多数、山頂までに差は埋まってしまいました。

全力で逃げた入部は消耗が激しく、チャンスは消えたと思われました。スプリントポイント手前数キロで木村圭祐含む3名が抜け出します。

高速を保ったこの逃げでしたが、残り1㎞手前でNIPPO‐VINI FANTINIが牽引する集団にキャッチされます。

手を出し尽くしたかに思われたこの段階でしたが、消耗しているはずの入部が気迫の走りで集団前方を死守。

入部は多くの選手が狙っていたこのポイントを3番手通過し1秒の貴重なタイムを稼ぎ出しました。このタイムにより入部は暫定で6位と同タイムの単独7位にポジションを上げます。

その後、ゴールに向け集団は大集団でのゴールに向けた空気感が流れ始めました。

水谷、木村、入部をゴール前の好位置に導くため、西村、小山、湊が先頭を目指します。
ラスト1.5㎞地点にある左コーナーを狙い澄ましたように湊がポジションを上げ、木村、水谷らを集団先頭付近に導きます。

最後の直線で勝負にでた水谷は6位でゴール、悔しさを滲ませましたが、スプリントでは確実に上位を狙える力をつけてきた彼は未だ20歳。今後に期待を抱かせる走りを見せてくれました。

入部は総合成績7位、木村は25位と目標とした場所にしっかりと入ることに成功。
全体を通し、選手の大きな成長を感じたツアーとなりました。


第6ステージ結果
※フルリザルトはこちら(PDF)

STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION
1 YATES, Theodore(DRAPAC PAT’S VEG HOLISTIC DEVELOPMENT TEAM)2h55m45s
2 ABERASTURI IZAGA, Jon(TEAM UKYO)    +0s
3 MA, Guangtong(HENGXIANG CYCLING TEAM) +0s

5  水谷翔   +0s 
18 木村圭祐 +0s  
25 入部正太朗  +0s
50 西村大輝 +0s 
56 小山貴大 +0s
79 水谷翔 +7m53s

総合成績(最終結果)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1 GIDICH, Yevgeniy       
3 MA, Guangtong +2s  
2 MARANGONI, Alan +9s

10 入部正太朗 +20s
25 木村圭祐 +1m20s
27 西村大輝 +1m20s
36 小山貴大 +1m20s
48 湊諒   +1m20s
73 水谷翔  +9m13s


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 西村もエスケープを狙い攻め続ける


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 一秒をもぎ取るべくアタックを続けた入部含む逃げ集団


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 木村も最後の可能性にかけ攻め続ける


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ ステージ勝者はYATES, Theodore(DRAPAC PAT’S VEG HOLISTIC )


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/

 


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[Report]Tour of Thailand 2017 第5ステージ

2017年04月05日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2017 第5ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】Stage 5 :Sukhothai-Lampang / Distance=194  km
【開催日】2017年4月5日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 湊諒 西村大輝 小山貴大 水谷翔
タイランド5日目、第5ステージはこの大会の大きな山場とみられた194㎞のステージでしたが、先頭集団に大きな崩れは無く60名ほどの大集団スプリントに持ち込まれSEO,

Joonyong選手(KSPO)が勝利、シマノレーシングは西村大輝の11位が最高位でした。

ここまで平坦基調であったレースでしたが、第5ステージは194㎞の長丁場後半に標高差450メートル、距離にして7㎞程の登り区間がありこのレースの総合成績が確実にシャ

ッフルされるステージになるであろうと想像されました。

レースはスタートから逃げてゆきたい選手のアタックが続き、中盤4名の逃げ集団が形成されます。

この動きで大集団は落ち着いたペースとなり、146㎞地点から開始される登坂に向け緊張感が高まってゆきました。

体温の上昇は運動能力を著しく低下させるため、シマノレーシング選手は登りの手前で冷えた水を全身に浴び冷却します。

上りに入ると逃げていた選手はすべて吸収され、数名が先行します。

多くの選手が先頭集団からこぼれていったこの状況下で、シマノレーシング選手は5名の選手を前方に残しました。

山頂通過時には7入部正太朗、木村圭祐、西村大輝の3名が飛び出した数名を追う20名ほどの集団に残りますが、下り区間で多くの選手が合流ここに湊諒、小山貴大も含まれ

ていました。

前に形成された7名のグループを20秒ほどの差で追走し残り10㎞地点では集団は60名ほどの一団に。

予想外に大きくなった集団のスプリントで韓国のSEO, Joonyong(KSPO)が優勝、西村が11となりました。

明日は最終日、日に日に調子を上げている入部正太朗の成績ジャンプアップと、25位以内に与えられるUCIポイントの獲得、ステージ優勝をめざします。


第4ステージ結果
※フルリザルトはこちら(PDF)
STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION

1 SEO, Joonyong(KSPO)             2h44m42s
2 ABERASTURI IZAGA, Jon(TEAM UKYO)    +0s
3 HSU, Hsuan Ping(CHINESE TAIPEI NATIONAL TEAM) +0s

11 西村大輝   +0s 
19 入部正太朗 +0s  
20 木村圭祐  +0s
38 小山貴大 +0s 
54 湊諒 +0s
85 水谷翔 +7m53s

総合成績(第5ステージ終了時)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1 GIDICH, Yevgeniy       
3 MA, Guangtong +9s  
2 MARANGONI, Alan +9s

10 入部正太朗 +21s
25 木村圭祐 +1m20s
28 西村大輝 +1m20s
36 小山貴大 +1m20s
44 湊諒   +1m20s
75 水谷翔  +9m13s


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ スタートを待つ湊諒


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 西村大輝がペースを上げる


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 集団はVINO-ASTANAチームが連日ハードに牽引を続ける


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ レース最重要ポイント予想された山岳でシマノレーシングは3名をメイン集団に残す好走


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ ゴールは韓国KSPOのSEO, Joonyong選手先着


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ ゴール後消火ホースで散水される水を浴び冷却


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ ゴール後

 


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[Report]Tour of Thailand 2017 第4ステージ

2017年04月04日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2017 第4ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】Stage 4 :Uttaradit - Sukhothai /Distance=120.65 km
【開催日】2017年4月4日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 湊諒 西村大輝 小山貴大 水谷翔

ツアー・オブ・タイランド第4ステージは大集団のスプリント勝負となりNGUYEN, Thanh Tam選手(VIETNAM NATIONAL TEAM)が優勝、シマノレーシングでは水谷翔の10位が最

高位でした。

今日も120㎞とこのツアーでは比較的ショートレースとなりました。スタートから続くアタックで5名の選手が抜け出しに成功しますが、リーダーチームのVINO‐ASTANA

MOTORSが追走の手を緩めません。これは連日4、5名の逃げ集団の追走に苦しめられていたため、人数が多すぎると判断した事と思われます。この5名はものの10数㎞の先行の

後にメイングループに吸収されます。

その後の動きでMALAYSIA NATIONAL TEAMとTHAILAND NATIONAL TEAMの2名が飛び出します。

大集団では次の動きを警戒し、緊張が続きますが2名の先行が1分に開き追走の動きは完全に止まります。スローダウンした集団から3分近いギャップを稼いだ2名でしたがゴ

ール前5㎞までにメイングループにキャッチされ、大集団のスプリント勝負が確定的となりました。

前日までに強さを見せていたVIETNAM NATIONAL TEAMのNGUYEN, Thanh Tam選手が勝利、シマノレーシングでは連日スプリントに挑んでいる水谷翔が10位となりました。

明日はSukhothaiからLampangまでの194㎞、この大会のポイントとなる登坂区間があるため総合成績は大きく変動するかもしれません。


第4ステージ結果 
※フルリザルトはこちら(PDF)

STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION

1 NGUYEN, Thanh Tam(VIETNAM NATIONAL TEAM)             2h44m42s
2 SALEH, Mohd Harrif(MALAYSIA NATIONAL TEAM)    +0s
3 GIDICH, Yevgeniy(VINO‐ASTANA MOTORS)                           +0s

10 水谷翔   +0s 
30 西村大輝 +0s  
33 木村圭祐  +0s
36 小山貴大 +0s 
46 湊諒 +0s
61 入部正太朗 +0s

総合成績(第4ステージ終了時)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1 GIDICH, Yevgeniy       
3 MA, Guangtong +9s  
2 MARANGONI, Alan +9s

12 入部正太朗 +21s
37 木村圭祐 +1m20s
38 水谷翔  +1m20s
47 西村大輝 +1m20s
51 小山貴大 +1m20s
65 湊諒   +1m20s

 

 


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ スタートを待つ


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ スタート


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 木村圭佑が逃げを試みる


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ ゴール優勝はベトナムのThanh Tamが征す


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[Report]Tour of Thailand 2017 第3ステージ

2017年04月03日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2017 第3ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】Stage 3 : Phitsanulok - Uttaradit  Distance=111 km
【開催日】2017年4月3日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 湊諒 西村大輝 小山貴大 水谷翔

比較的短い距離の111㎞で行われたツアー・オブ・タイランド第3ステージは、大集団スプリントに持ち込まれABERASTURI IZAGA, Jon選手(TEAM UKYO)がステージ優勝しました。

平坦貴重なステージでは時速45㎞超の平均時速が出るこのレースにおいて、111㎞の距離は短い部類に入ります。

スピーディーな展開からレースが大きく動く可能性があるため、どのチームスタートからアタックを繰り返し主導権を握りにゆきます。

エスケープグループが形成されたのは45㎞地点。6名で形成されたこのグループには20歳の小山貴大が入ります。

6名のメンバーのうち大半は国際大会で結果を残してきた強豪選手が揃ったこともあり、ハイペースをキープします。

しかしながら、リーダーを守るVINO‐ASTANA MOTORSも差を1分半ほどに抑えてメイングループを牽引します。ここにはNIPPO‐VINI FANTINIも加わり差を詰めに行きます。

小山らの先行グループは残り20㎞でメイングループにキャッチされます。

スプリンターチーム同士の主導権争いでゴールに向け集団はスピードを上げ続けまました。

ラスト1㎞のクランクコーナーを抜けシマノレーシングからは木村圭祐、水谷翔が好位置に。先頭ではTEAM UKYOのジョン選手が鋭い加速を見せますが、木村、水谷は健闘するもののポジションキープが精一杯でのゴールとなりました。

今日、スタートから動いてエスケープグループに入った小山貴大は高校卒業後シマノレーシングへ加入、1年前のUCIレースではパワー不足から完走したら上出来といったところでした。2年間の鍛練でアジアツアーで立ち回れる力をつけた事を証明。ステージ9位の水谷翔も小山とは同学年ながら、平地ステージのスプリントでは勝利を狙う位置に居ます。

レースも3日間を終え、シマノレーシングは危険な逃げに誰かしらを送り込んでいます。

目標の達成を遂げたわけではありませんが、日々前進している実感があり、明日以降の戦いに期待を抱く内容となりました。

第3ステージ結果

※フルリザルトはこちら(PDF)

STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION
1 ABERASTURI IZAGA, Jon(TEAM UKYO)             2h23m30s
2 SALEH, Mohd Harrif(MALAYSIA NATIONAL TEAM)    +0s
3 SEO, Joonyong(KSPO)                           +0s
8 木村圭祐  +0s
9 水谷翔   +0s    
26 入部正太朗 +0s
62 湊諒 +0s
64 西村大輝 +0s
60 湊諒  +0s
79 小山貴大 +0s 

総合成績(第3ステージ終了時)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1 GIDICH, Yevgeniy       
3 MA, Guangtong +5s  
2 MARANGONI, Alan +5s

8  入部正太朗 +17s
35 木村圭祐 +1m16s
38 水谷翔  +1m16s
49 西村大輝 +1m16s
57 小山貴大 +1m16s
73 湊諒   +1m16s


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 小山貴大らの逃げ集団が形成される


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 道幅の広いタイの道


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 小山らの逃げ集団はハイペースを刻む


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ 首に氷の袋を忍ばせ体温上昇を抑える


▲Photo:https://web.facebook.com/tourofthailand/ チームUKYOのジョンが大集団スプリント勝利

 


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