REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】JPT修善寺2連戦 Day1にて黒枝咲哉が微差での2位

2018年03月19日 | レースリポート
『Jプロツアー修善寺ロードレースDay1&Day2』
【開催地】静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンター 
【開催日】2018/03/17-18 
【レース】 Day1=80㎞(8㎞x10laps)
            Day2=120km(8kmx15laps)
【出場選手】入部正太朗・木村圭佑・湊涼・秋田拓磨・横山航太・黒枝咲哉・小山貴大
 
Jプロツアー第3戦&4戦が、アップダウンが連続する難コースとして知られる日本サイクルスポーツセンター特設8㎞コースにて開催されました。シマノレーシングは終始攻撃的な走りを継続しDay1では黒枝咲哉が2位、横山航太が3位。Day2では横山航太の4位と勝利まであと僅かという結果を残しました。
 
初日のDay1は8㎞のコースを10周回する80㎞で行われました。ロードレースとしては比較的短距離の設定ながらコースの厳しさに加え、緩むことなく進んだハイペースによりハードなレースとなりました。この中でシマノレーシング7名は終始先頭集団で積極的な走りを見せます。

▲2連戦で攻撃を仕掛け続けた秋田拓磨選手 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 

▲ヒルクライムでペースを上げる湊諒 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 
全員が要所で動き、入部正太朗の単独エスケープ等でレースをリードしてゆきますますが、終盤先頭集団の人数が20名以下に絞られる場面でもシマノレーシングは全選手を残します。
 
最後はゴール勝負となり、2017年のシリーズチャンピオンホセ・ビセンテ選手(マトリックスパワータグ)の最終ストレートへ向けた上り坂でのロングスパートをスプリンター黒枝咲哉が必死に追い上げます。
▲ゴール手前10mのホセ選手に並びかける黒枝咲哉 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 
ゴールライン上で並んだ両名ですがホセ選手がわずかに先着。黒枝は惜しくも2位となり、悔しさを滲ませましたが厳しい登り区間を含み苦手としていたコースで見せた才能に新たな可能性を見出す結果となりました。
 
 
2日目、Day2は15周回120㎞に距離を伸ばしさらにハードなものになることが予想されました。
 
この春一気に地力をつけた小山貴大が他2名と最初のエスケープを成功させ先行します。この動きに後方大集団からの動きでジャンプアップした選手により徐々に先頭集団が人数を増やしてゆきました。
 
シマノレーシングからはここに秋田拓磨と横山航太が加わります。好調の木村圭佑も3名ほどの集団で数周回をかけ先頭に追いつきシマノレーシング4名含む20数名の先頭集団が形成されます。

▲シマノレーシング4名が入る先頭集団 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 
後方に取り残された大集団は5分以上の差が開き、追走の動きも出ますが差は詰まりません。先頭集団での攻防は残り20㎞を切ったあたりで本格化してゆき、秋田、横山らも積極的に攻撃を繰り返します。木村はこの場面でタイヤに異物が刺さりパンクし機材交換の時間ロスにより遅れてしまいます。
 
サバイバルの中から最終的に横山航太、マトリックスのアイラン・フェルナンデス選手、宇都宮ブリッツエンの増田成幸選手、岡篤志選手の4名が生き残り最後の攻防へ。

▲最終盤の攻防に横山が残る photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 
横山のアタックは決まらず、その後の攻防に遅れをとってしまいます、その中から単独抜け出した岡選手がそのまま独走勝利。横山は単独4位でのフィニッシュとなり2日連続の表彰台を逃しますが、連日の安定した走りにより本物の力を手に入れたことを強くアピールしました。

▲4位でゴールした横山航太 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
 
 
詳しくはシクロワイアードのリポートにて↓
Day1
Day2
 


JPT修善寺ロードレースDay1
All photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

 


JPT修善寺ロードレースDay2
All photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)

 


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【Next Race】JPT修善寺2連戦が日本CSCで開催されます

2018年03月16日 | レースリポート・動画

【イベント】
3/17(SAT)
Jプロツアー修善寺ロードレース Day-1
レーススタート 13:35- 80㎞(8㎞x10laps)
+++++++++++++++++++++++++++
3/18(SUN)
Jプロツアー修善寺ロードレース Day-2
レーススタート 12:45- 120km(8kmx15laps)
+++++++++++++++++++++++++++

【出場選手】
入部正太朗・木村圭佑・湊諒・秋田拓磨・横山航太・黒枝咲哉・小山貴大

Jプロツアー第3戦&4第戦となるレースが、静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンター内サーキットにて開催されます。

日本のレースシーンで深い歴史を刻む日本サイクルスポーツセンターにてJプロツアーが開催されます。

8㎞のコースは上り下りが続く厳しいレイアウトとして知られています。

しかしながら一つ一つの上昇区間は決して長くなく、パフォーマンスの発揮次第ではスプリントに長ける選手の活躍も期待できるコースとして知られています。

先週行われた西日本チャレンジロードを制した木村圭佑を筆頭に、勢いに乗るシマノレーシングは両日勝利を目指しスタートします。

▼詳しくはJBCF公式ホームページにて
修善寺ロードレース Day-1
修善寺ロードレース Day-2


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【Report】西日本チャレンジロードで木村圭佑選手が勝利

2018年03月13日 | レースリポート・動画
 
『西日本チャレンジロードレース』
【開催地】広島県中央森林公園
【開催日】2018/03/11 
【レース】11:20スタート 61.5km (12.3km×5Laps)
【出場選手】入部正太朗・木村圭佑・湊涼・秋田拓磨・横山航太・黒枝咲哉・小山貴大・中田拓也
 
『西日本チャレンジロード』にて木村圭佑が優勝しました。
 
西日本地区ではシーズン開幕を告げる伝統のレースとして名高い『西日本チャレンジロード』、昨年、入部正太朗が優勝、シマノレーシングが表彰台を独占したレースでしたが、今年は強豪アイサンレーシングもフルメンバーでの参加、地元ヴィクトワール広島も力のある選手をそろえ苦戦が予想されました。
 
レースは1周目から木村、湊諒が入る5名のエスケープグループができます。腰に違和感を覚えた湊は後方集団に戻り4名の逃げ集団とそれを追走する大集団という状況でレースは進行。
アイサンレーシング、シマノレーシングが前方に位置する追走大集団は安定したペースで進み、逃げの4名との差は最大で1分以上になります。
 
レースは後半に差し掛かり後方のメイン集団も活性化、シマノレーシングが積極的に攻撃を仕掛け動きを作り出します。
 
ラスト1周を残し、人数を20名ほどに減らした後方集団と先頭4名との差は10数秒まで迫ります。
 
アタックの掛け合いとなった先頭4名の中から木村圭佑が独走を開始、ラスト4㎞の登り区間で、メイン集団から追い上げた選手含む5名につかまります。
独走で力を使い不利な状況に思われましたが、木村は冷静に勝ことを狙えるエネルギーを持ち合わせていました。
 
先頭集団の中ではスプリント力のあるアイサンレーシングの住吉選手の後方を位置取り、ゴール前ペースがあがる中からラスト200mでロングスパートを仕掛けます。
加速を続ける木村に並ぶライバルは表れることなく、ゴール前勝利を確信し手を突き上げました。
▲ロングスパートで他の追随を許さず先着
 
 
木村圭祐はシマノレーシング加入後、重要レースで力を見せ上位に入り、トップ選手としての実力を証明しながらもあと一歩の場面で勝利を手にできずにおり、勝利を渇望しながらシーズンを迎えておりました。
※2016年、キャンプの合間に参加した学生オープンロードでの勝利はあり。
 
この勝利が今後の勝利量産の起爆剤となるか!今後もご注目ください。

▲レースを終えたばかりの木村圭佑選手、勝利を手にし安堵の笑みがこぼれる

この日の木村圭佑のパワーデータでは、ホームストレートに姿を現してから35秒間を675w(最大出力860w)。
逃げ続けた状況の最後に、素晴らしいパフォーマンスを発揮できる身体を作り上げた結果と言えます。
 
FC-R9100-Pを使用
 
 
▲木村の勝利を分かち合いレースを振り返る選手
 
リザルト
1位 木村 圭佑 シマノレーシング 1:32:33
2位 白川 幸希 VICTOIRE広島 1:32:34
3位 清宮 洋幸 竹芝サイクルレーシング 1:32:35
 
 
 
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木村圭佑 使用バイク

・フレーム 
 GIANT TCR ADVANCED SL

・コンポーネント 
 SHIMANO DURA-ACE R9100シリーズ

・ホイール 
 SHIMANO DURA-ACE WH-R9100-C24-CL
  with  vittria cora

 木村圭佑選手のコメント
ホイールは、剛性バランス、扱いやすさなどからC24-CLを選びました。
広島のコースはもちろん、国内レーのほとんどの場面で対応できるバランスのとれたホイールで、好んで使用する事が多いです。

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