photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
2019年9月6日
ツール・ド・北海道2019 1stステージ 旭川―新得町
出場選手:木村圭佑・湊諒・横山航太・黒枝咲哉・中井唯晶
第33回目の開催となるツール・ド・北海道が幕を開けました。
初日の第1ステージは旭川市から新得町までの181.6kmで行われ序盤に形成された先頭集団が最後まで逃げきり、終盤のアタック合戦から抜け出したフィリッポ・ザッカンティ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)が優勝、シマノレーシングは木村圭佑の22位(先頭から1分18秒遅れ)が最高位となり苦しい出だしとなりました。
十勝岳近郊、厳しい上りを含むレイアウトで開催された第一ステージは、初日ながらこのツアーの総合成績を大きく左右する重要ステージになることは容易に想像できました。
序盤に形成された10数名の先行グループにシマノレーシングは中井唯晶を送り込みますが、本来の体調でなかったにも関わらず急遽この大会へエントリーした中井は序盤に遅れてしまい、そのままリタイアを余儀なくされました。
多くの主要チームが入るこの先頭集団を追走するチームは少なく、差は広がり続けます。
シマノレーシングは先頭を追走したいところでしたが、チーム全体のコンディションが思わしくなく峠を越えて40名ほどに絞られた追走メイン集団に残ったのは木村圭佑と湊諒のみ。
宇都宮ブリッツェンの追走に湊も加わりますが、最大5分以上開いた先頭集団との差を思うように詰めることができず湊も力尽きてしまいます。
残り50㎞からは宇都宮ブリッツェンの岡選手が集団を牽引し驚異的な追い上げを見せますが先頭集団の逃げ切りが濃厚。
この中からNIPPO - VINI FANTINIのザッカンティ選手が単独アタックを成功させステージ優勝。
木村含むメイン集団は1分38秒の遅れでゴールしました。
残り2ステージ、木村の総合成績ジャンプアップとステージ優勝に狙いを定めスタートします。
詳しくはシクロワイアードの記事にてご確認ください。
Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)