しのの気まぐれ日記

(たぶん携帯から)つれづれなるままに書込みします。
ツッコミOK!!(カマン)
題or画像をクリックで元の大きさに。

グラント将軍来日パーティーin工科大学

2006年10月06日 00時06分33秒 | SSS付
圭介も居たよね!!
明治12年のグラント将軍の来日パーティーはいろいろな場所で行われていますが、きっと工科大学でのパーティーの時は圭介も居たと思うんですよ!!
で、このパーティーの料理に『アイスクリーム』があったそうなんですよ。
アイスクリームを食べてる圭介!!(ハウッ)
嬉しそうに食べてそう・・・、北辰社牛乳と五稜郭氷を使ってアイスクリーム作りにチャレンジするも料理の才能は持ち合わせていなかった圭介がいたら楽しいと思ってしまいましたよ(笑)。
アイスクリーム自体は圭介だってもっと前から食べたことあると思いますよ。
開拓使でも明治さんが明治6年に開拓使第一官園に行幸した時に出してたし。


そういえば当時は『氷菓子』と書いて『アイスクリーム』と振仮名を振ったそうなんですが、そのせいで『高利貸し』で成上がった金持をアイスクリームに喩えたりしたそうですよ。
高利貸しの娘や息子が『アイスクリームのお姫様』とか『アイスクリームの若さん』とか言われたりしたみたい。

で、最初ひなちゃんなら『やめなさいよ!!』って言うかと思ったんですが、そんな学校に行ってないやって思い、富士太郎で妄想してみた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

華族の馬鹿息子:『ふん、アイスクリームの若さんのくせに、ご立派なもの言いで。』
富士太郎:『そんな事は関係のないことだろう、さっきの話は君に否がある。』
アイスクリームの若さん:『大鳥君、君には関係のない話だ、呼び名にしても君が言う事ではない。』
富士太郎:(ハッと見て)『・・・すまない。』
アイスクリームの若さん:『いや、父が君の父上のように立派な方だったらと、僕も思うからね。』
富士太郎:(家での圭介を思い出してかなり微妙な表情)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

そんな富士太郎のキャンパスライフを想像してニヤニヤしてしまいました。
富士太郎には圭介に対し、なんかこうモヤモヤした感情を持っていて欲しいかも(笑)。
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華胥夢【シャエドのつもり】

2006年09月02日 23時09分42秒 | SSS付
まだ幸せが脆いものだと知らないころに読んだ大昔のチャイナのエンペラーの見た夢を、狂おしいまでに望んでしまいそうになる。

『華胥氏の国には、君主だの首領だのというものはなく、人民にも嗜欲がない。すべてが自然のままであり、ひとびとは生を楽しむこともなく、死を悪むことも知らないから、若死にする者などは絶えてなく、己に親しみ人を疎んずることを知らないから、愛情の念も湧かず、心に取捨選択することがないから利害損得の念も生じない。』

あの頃の僕はそれを読んで、なんでこんなつまらないものが理想郷なのか理解など出来なかった。

でも、今は、愛も、憎しみも、楽しさも、苦しさも、そのすべてを。

なくした世界に行きたい。

憎みたくないんだ。

殺したくないんだ。

君を。

誰も。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『』内は、河出書房新社発行の「中国故事物語」より抜粋

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

エドワウの語りでした。
華胥夢とは黄帝が見た夢の中で華胥の国に遊んだという故事なんですけど、ぶっちゃけ私にはどこが理想郷なのかサッパリ?
ちなみに『華胥の国に遊ぶ』だけなら理想郷かも(笑)
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期間限定

2006年06月03日 11時23分05秒 | SSS付
本来のこいつには優しく可愛らしい女が似合うはずだ。
本来の俺の隣に居るはずなのが、出来過ぎた妻と可愛らしい子供達であるはずなのと同じように。

こいつの隣に居るのが俺なのは、この狭い牢に居る間だけ。

だが、その時間は俺だけのものだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇

なんとなく、年上っぽい圭介を書こうとして失敗(笑)。
圭介は判りにくい独占欲を持っていると良いよ。
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途中で飽きた

2006年04月11日 20時31分56秒 | SSS付
「兄さん、今年こそお父さんの誕生日には『父さん』って言うのよ。」

アルテイシアにそう言われてしまったのに、言えなかった。
テアボロさんが嫌いな訳じゃないことはアルテイシアも知っている。
だからこそ、そう言ってくるんだということも。


朝、アルテイシアに会わないように早く家を出て。
この前、皆でピクニックに来た湖まで来てしまった。
あの時、素直に言えると思ったのに言えなかった事が、自分でも信じられなかった。
だって、何度も練習して、ちゃんと『父さん』って言うつもりで。
なのに、テアボロさんに言おうとしたら『父さん』の笑顔を思い出して、声が凍った。
あんな風に『父さん』が笑いかけて来たことなどそんなにあった訳じゃな


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ここまで書いて飽きた・・・。
だって、最初から『言えなかった』ってなんだよ~!!

もっと、シャア君とラブラブさせるつもりだったのに。
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ひなまつり

2006年03月03日 14時25分41秒 | SSS付
「母様」
雛は、普段そんなに甘えて来ることのない子達の中では、甘えて来る方かもしれないが、それでもこんな風に身体を寄せてまで来ることは、ほとんどない。
「おひなさまを出していたのではないの?」
「ユキが出してるから良いの。」
そう言って、もっと強く抱き付いてくる。
「ふふっ、子供みたいよ。妹達を放っておいて。」
「だって私、おひなさま嫌い。どうせ今年も父様は居ないんでしょ。」
「どうかしらね。父様も忙しいから。」
「あのおひなさまが来てから、いっつも居ないもの。」
「雛。それを父様に言ってごらんなさい。きっと喜ぶわ(笑)。」
「嫌よ、我儘な子供みたいじゃない。」
「良いじゃない、子供なんだから。」
「じゃあ母様が言ってよ。」
「嫌よ。」
「なんで」
「だって、私だって一緒に居て欲しいのに、そんなこと言ったらあなたたちのところにばかり行っちゃうじゃない。」
「母様、子供みたいよ。」
「そうかしら。」
「そうよ。」
「良いじゃない、父様も子供みたいなをだから。」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

オチがないまま終わる。
三月二日の大鳥家でした。
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士官学校 図書館

2006年01月30日 22時13分16秒 | SSS付
士官学校部屋に入れるために書いてたやつ。

PCが直ったら手直しして移します(たぶん)。

携帯に入れたままにしておくと、うっかり消しちゃうからね←前科あり、しかも一回じゃなかったり・・・。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

学年TOPなんて、どの学年にも一人いる。
だけど彼はそんな言葉では表せない。

そんな彼は、今、窓際の席で眠っている。
鮮やかな金の髪が窓から入ってくる風に動くのが見える。



彼しかいない図書館に居ることのできた幸運。
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鳥釜会話だけ

2005年12月19日 21時28分13秒 | SSS付
「大鳥さん、すこし休んだらどうだい。」
「あぁ、釜次郎か。なにか用か?」
「用は別にないけど、少し圭介の顔が見たくなってね。それに無理に働きすぎてる陸軍奉行に差し入れでもと思ってな。」
「酒だろうな。」
「ワインだよ。」
「ポン酒じゃないのか。」
「残念ながらね。」
「まあいい、釜次郎も一緒に飲むだろう?ん、なんだニヤニヤして。」
「いや、圭介は俺のこと釜次郎って呼ぶよなと思って。」
「嫌なら、榎本さんとでも、総裁とでも呼ぶが?」
「いや、釜次郎って呼ばれるの好きなんだよ。でも皆そう呼ばないからさ。」
「仕方ないだろう、総裁をそんな風に呼べるようにはならんだろう。俺だって江戸の頃から呼んでたんじゃなかったら呼んでないだろうし。」
「じゃあ、圭介と知り合った江戸の俺に、でかしたって言わなきゃな。」
「なんだそれは。」
「俺は、釜次郎でいたいだけだってことだよ。」
「甘える気ならよそでやってくれ。正直、釜次郎にかまってる時間はないんだ。」
「判ってるよ、酒を飲む間だけそんな気分でいたいだけだよ。」
「じゃあ、さっさと飲んじまおう。」
「もっと情緒とかないのかぇ。」
「酒を飲めば嫌でも、雰囲気ぐらい良くなるもんさ。」
「酒飲みはこれだから。」
「人のことは言えんだろう。」
「まあ、飲むか。」
「あぁ、飲もう。」

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釜鳥か鳥釜かは不明。
しかも会話ONLY、しかも酒が飲みたい気分が丸判り。
そして、山尾本から逃避してることも丸判り…。

…ガンバリマス。
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優しいのは

2005年10月02日 13時38分30秒 | SSS付
アルテイシアは優しい子だ。
私とは違う。

だからお父様も、亡くなる前夜、アルテイシアだけを抱き締めて
「おまえは やさしい子だ」
と、そう告げたのだろう。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

オリジンを読んでいて、ジオンが寝ているアルテイシアを抱き上げて(はた迷惑な)、こう言っているシーンで、キャスバルも起きちゃって見ていたから…。
自覚せずに、こんなのがトラウマになっていると良い!!
でも、たぶんアルテイシアのほうが近くに居たから抱き上げただけな気がする…。

ジオンが似ない…(いや、それを言うなら皆似ない。爆)。
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petite mort

2005年08月28日 23時08分40秒 | SSS付
『小さな死』という言い方は、本当にこの状態を良く表しているものだと感心する。
公の身体は今はピクリとも動かない。

大きな嵐の中の波のうねり。
優しい波の押し寄せる海岸。

公の中にはいかようにでも存在する、海のような。――激情――そして愛情。
激しく、そして優しい、背反する情。

今はただ、凪いでいる。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

あはは、栄一×十五代様がついにやっちゃたことになっているよ(笑)
しかもいきなり終ったときかよ。
意味不明な文だけどねv
行間は補完してください(←他力本願)
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葉隠

2005年08月24日 23時48分09秒 | SSS付
栄一:「恋 死なむ のちの煙に それとしれ ついに洩らさぬ なかの思ひは」
昭武:「栄一、お前にもそんな思いをいだく人がいるのか?」
栄一:「慶喜公に決まっているではありませんか。」
昭武:「…。」
栄一:「良いですよね、秘めた思いがその一瞬に露にされるんですよ。」
昭武:「…秘めた思いならな。」
栄一:「…。」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

いや、男色最大の思いのとげ方は、生きている間はなんのそぶりも見せずに思い続け。
死んだ後、焼かれた煙がその人の方に流れることで、それと知れる事だって言うから…。
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