桶狭間戦記

講談社から出ている『桶狭間戦記　全五巻』の主人公は、信長ではなく今川義元なんですが。
最期まで格好良かった！！
信長は可愛かったよ！！
可愛子ちゃんな瞬間はいっぱいあるんですが。
後半では四巻の桶狭間近くの戦いで、先陣を切った熱田衆が壊滅して、ガーンってなっている時に、馬廻り衆に。
『津島衆も熱田衆もわかっとる、おめぇがいかに、か細いかっ。』
って言われちゃうところとか。
五巻の最後の桶狭間後を３０ページくらいで書いてるんですが、吉乃が病気で長くないって時に。
『惚れるべきではなかった』
とか本気で言っちゃう可愛子ちゃんですよ。
しかも、それを吉乃ちゃんに、見破られて。
『吉乃の死期が迫りつつあるは、吉様に愛された故と・・・？ご自身を、天魔鬼神とでも？』
って言われちゃうけどね（笑）

でも、信長も義元も一歩間違うと、電波っぽくなってしまう感じが楽しかったです。
そういえば、全然雰囲気が違うのに、以前Ｔさんの家で見せていただいたゲーム、戦国バサラか無双か、どちらか覚えてないけど、に出ていた『毛鞠ろうぞ』の義元を思い出してしまいましたよv
話には関係ない話題だけど、熱田商人筆頭の加藤家の、この家紋は自己主張が激し過ぎるんじゃないでしょうか？