「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

意見書

2008-08-14 22:57:47 | 日記
異議申立書を提出し情報公開審査会に係属中の事件についての意見書がさきほどまとまった。
提出期限は来週の22日だが、ほかにもやらなければならないことがあるのでこれから一通り見直してから明日にでも出してしまおう。
A4に全13ページ(+書証6枚)に及ぶ書証を除く意見書の全文はいずれホームページ上に公開するが、ここでは以下そのほんの一部分を紹介しておく。(ただし、提出までに修正の可能性あり)

「処分庁は「意見申出人の作成した文書は、意見申出人の考えや感情を表現したものであり、その文体などと併せて作成したその個人の人間性などが色濃く反映されている」として、「作成した文書」イコール「考えや感情を表現したもの」イコール「(書いた)個人の人間性などが色濃く反映されている」もの、との論理構成をした上で非開示としているが、あまりに稚拙である。例えば、」

「また、部分開示文書中の回報104頁「部局の名前」(甲第3号証)にあっては、本人記述の全文が15文字程度であるにもかかわらず、インターネット公開用要約は「静岡県は、部局の名前が全国で最も分かりにくいと思う。」と26文字であり、かかる公開用要約の原文が公開されないことも疑問であるが、公開用要約が真に原文の要約であるかも疑問で、処分庁における非開示の意図として改ざん隠蔽の疑いも否定できない。」

「まずもって、開示請求者に疑問を呈するより前に、全国市民オンブズマン連絡会議による最新の第12回情報公開度ランキング調査(2008年3月21日版)の調査結果において、「最下位の静岡県の石川知事は県政運営の基本理念の1つとして「創知協働」(人々が生み出す知的価値を重視した知の創造と、様々な分野の人たちが力を合わせて活動する、という意味だそうです。)を掲げておられるようですが、自治体が十分な情報公開もしないまま、県民の「協働」を実現することは果たして可能なのでしょうか。」と酷評されているように、処分庁の情報公開制度への理解は低く、原則公開とは程遠い現実にあるという事実を反省すべきである。」