県のホームページには県民のこえ室が所管する「これまでに寄せられた県民のこえ一覧」というページがあり、「県民の皆さんからお寄せいただいた『こえ』」というページタイトルとともに「これまでに県民の皆様からお寄せいただいたこえとそれに対する県の回答をご紹介しています。」との説明が掲載されている。
しかし、ここ何日間かチェックしているがすべてのカテゴリで「* 掲載する文書がありません。」となったまま、今日現在1件の意見も回答も掲載されていない。
今般の開港延期問題でここ1週間は県民からのこえも多いはずにもかかわらず、というよりも多いゆえの隠ぺいだろう。
とはいっても、掲載がされれば良いというものでもないのが静岡県の情報操作だ。
本年度行った公文書開示請求で明らかになったのが、インターネットに掲載されている「県民のこえ」なるものは、実は県が選別し、かつ要約と称し改ざんしたものであるという事実である。
しかも、原文と比較できないように原文はすべて「公開することにより県民が意見等を寄せることをい縮してしまい、県民のこえ室の事業に支障を及ぼすおそれある」などと手前勝手な理由をつけその全部を非開示としている。
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/222.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/226.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/252.html
恐るべき隠ぺい・改ざんの実態である。
おそらくほとぼりが冷めたころ、数十件の意見を類似のものとして1件にまとめ無難な「こえ」に要約し、それに対する無難な県からの回答を載せて終わりにするのだろう。
要約といえば、通常は長い文書を短くと思いがちだが県の場合は違う。
15文字の意見を26文字に要約意訳も墨塗りの開示文書から確認されており、例えば「知事は謝罪をして責任をとり、一刻も早い開港を」という意見さえ「県が適切な手段を講じて一刻も早い開港を願っています」や「一刻も早い開港に努力してください」などへの改ざん掲載も十分可能なのである。
現在のところ、「静岡県情報公開審査会」の結論は出ていないが、県の闇を暴く力はないだろう。
実際、地権者が謝罪を求めている相手は名目上は第三者機関である県収用委員会である。
昨日指摘のとおり、立木問題の隠ぺいに事実上加担した機関だ。
かつては、住民投票の代わりと称した
「静岡空港専門家委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukousp.html
はじめ、
「静岡空港需要等検討委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kusp1-2.html
「静岡県事業評価監視委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kujg.html
など、県に代わって第三者として真実をみるべきをそこから目をそむけてきた。
これら専門家と称する者たちの責任こそ実は最も重い。
彼らの中にはいまなお県から専門家として報酬を得ている者もいる。
恥を知らないのは知事や役人ばかりではないのである。
闇は水が紙にしみ込むように広がっていく。
官にあっても民にあっても、隠ぺいと偽装の連鎖はもう止められない。
しかし、ここ何日間かチェックしているがすべてのカテゴリで「* 掲載する文書がありません。」となったまま、今日現在1件の意見も回答も掲載されていない。
今般の開港延期問題でここ1週間は県民からのこえも多いはずにもかかわらず、というよりも多いゆえの隠ぺいだろう。
とはいっても、掲載がされれば良いというものでもないのが静岡県の情報操作だ。
本年度行った公文書開示請求で明らかになったのが、インターネットに掲載されている「県民のこえ」なるものは、実は県が選別し、かつ要約と称し改ざんしたものであるという事実である。
しかも、原文と比較できないように原文はすべて「公開することにより県民が意見等を寄せることをい縮してしまい、県民のこえ室の事業に支障を及ぼすおそれある」などと手前勝手な理由をつけその全部を非開示としている。
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/222.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/226.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/252.html
恐るべき隠ぺい・改ざんの実態である。
おそらくほとぼりが冷めたころ、数十件の意見を類似のものとして1件にまとめ無難な「こえ」に要約し、それに対する無難な県からの回答を載せて終わりにするのだろう。
要約といえば、通常は長い文書を短くと思いがちだが県の場合は違う。
15文字の意見を26文字に要約意訳も墨塗りの開示文書から確認されており、例えば「知事は謝罪をして責任をとり、一刻も早い開港を」という意見さえ「県が適切な手段を講じて一刻も早い開港を願っています」や「一刻も早い開港に努力してください」などへの改ざん掲載も十分可能なのである。
現在のところ、「静岡県情報公開審査会」の結論は出ていないが、県の闇を暴く力はないだろう。
実際、地権者が謝罪を求めている相手は名目上は第三者機関である県収用委員会である。
昨日指摘のとおり、立木問題の隠ぺいに事実上加担した機関だ。
かつては、住民投票の代わりと称した
「静岡空港専門家委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukousp.html
はじめ、
「静岡空港需要等検討委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kusp1-2.html
「静岡県事業評価監視委員会」http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kujg.html
など、県に代わって第三者として真実をみるべきをそこから目をそむけてきた。
これら専門家と称する者たちの責任こそ実は最も重い。
彼らの中にはいまなお県から専門家として報酬を得ている者もいる。
恥を知らないのは知事や役人ばかりではないのである。
闇は水が紙にしみ込むように広がっていく。
官にあっても民にあっても、隠ぺいと偽装の連鎖はもう止められない。