伊豆には国の認定を受け滞在型観光の促進を目指す二つの観光圏がある。
一つは熱海市と神奈川県西部の市町で構成する「熱海・あしがら観光圏」。
もう一つが伊豆東海岸沿いの伊東市、東伊豆町、河津町、下田市、南伊豆町で構成する「伊豆観光圏」である。
伊豆東海岸は今年からsuicaエリアに入り首都圏に軸足を向けた取り組みに走る好機を得、伊豆半島の渾然一体となった当たり障りのない振興策の呪縛から解き放たれるはずだった。
ところが、この伊豆観光圏に伊豆市を始めとする中伊豆、西伊豆を加えようとしているという。
過去の過ちをまた繰り返そうというのだろうか。
それぞれが異なる条件下にある地域は競争の中で切磋琢磨し発展すべきであって、規模を大きくし仲良しグループでやっていっては、個々に特化した大胆な変革は無理というものだ。
熱海が県境というこれまでの枠を超えて動いたのとはまったく性格が異なる。
石川前知事時代の伊豆全域での大型イベントの反省がなされないまま今を迎えているのが元凶だが、失敗を失敗とは言わない行政の責任も大きい。反省の機会を奪われてしまったのだから。
虚栄の成果で誤魔化し続ける行政が続けば続くほど成長の機会は奪われる。
空港もまた同じである。今もそしてこれから先も反省なき限り空港の負は引き継がれざるを得ない。
一つは熱海市と神奈川県西部の市町で構成する「熱海・あしがら観光圏」。
もう一つが伊豆東海岸沿いの伊東市、東伊豆町、河津町、下田市、南伊豆町で構成する「伊豆観光圏」である。
伊豆東海岸は今年からsuicaエリアに入り首都圏に軸足を向けた取り組みに走る好機を得、伊豆半島の渾然一体となった当たり障りのない振興策の呪縛から解き放たれるはずだった。
ところが、この伊豆観光圏に伊豆市を始めとする中伊豆、西伊豆を加えようとしているという。
過去の過ちをまた繰り返そうというのだろうか。
それぞれが異なる条件下にある地域は競争の中で切磋琢磨し発展すべきであって、規模を大きくし仲良しグループでやっていっては、個々に特化した大胆な変革は無理というものだ。
熱海が県境というこれまでの枠を超えて動いたのとはまったく性格が異なる。
石川前知事時代の伊豆全域での大型イベントの反省がなされないまま今を迎えているのが元凶だが、失敗を失敗とは言わない行政の責任も大きい。反省の機会を奪われてしまったのだから。
虚栄の成果で誤魔化し続ける行政が続けば続くほど成長の機会は奪われる。
空港もまた同じである。今もそしてこれから先も反省なき限り空港の負は引き継がれざるを得ない。