「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

能天気な県政、真剣勝負の国政

2010-06-03 22:27:00 | ノンジャンル
5月12日200億円、6月14日100億円、6月24日200億円。
新年度に入ってこれまでに発行が決定された県債、すなわち借金の発行日と金額だ。
返済日は平成27年に100億円、平成32年に200億円、平成42年に200億円であるが、返せなければこれまで同様、借換債という新たな借金で返した形にし、結局さらに返済が先送りされることになる。
しかも、まだ新年度に入って2か月だから、これで終わりではない。
そういう借金だのみの財政の中で聖域とされているのが静岡空港。
明日は開港1周年ということでパック旅行の3千円割引、5千円割引や毎月10人に1万円相当、90人に3千円相当の特産品プレゼントと利用者向けの税金ばらまき企画で県庁はお祭り気分。しかもこういう経費は空港の赤字にはカウントされない。
知事発案の3776訪中事業もノーカウントは同じで、これ幸いにと関係団体への訪中促進依頼だけでなく庁内でも名目をつけての訪中を検討するよう発破が鰍ッられたようだ。
訪中団第2団は8月、県内市町からも参加するようで県税だけでなく市町の税金もこのばかげた事業に投じられることになる。
ここでは、県の分は検証するが、各市町住民においても費用と効果を検証されることをお勧めしたい。

さて、明日はその開港1周年も吹き飛ぶ注目の民主党代表選挙、つまり次の総理大臣が決まり新しい政策の方向に注目が集まる。
しかし本当の読み場は再代表選の9月だ。
今どういう戦い方をして勝てばいいのか負けておけばいいのか。
菅さんには期待するところもあるだけに政界再編も含めた状況をうまく読んで最後には勝利してほしいものだ。