「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

我々にできること

2010-06-07 22:39:00 | ノンジャンル
「わが同胞のアメリカ人よ、国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問おうではないか。わが同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれと共に人類の自由のために何ができるかを問おうではないか。」
あまりに有名なフレーズなので説明するのもはばかれるが、わずか43歳でアメリカ大統領となったケネディの就任演説の一節である。

受動的市民から能動的市民への変革を求めたものだが、今まさに我々日本人にも求められるべき本質である。
確かに民主主義とはいっても政治は余りに我々国民の個々人の介入とは無縁の感があるのは事実である。
しかし、大きな動きのきっかけは小さな動きの積み重ねの結果である。
そう、まさに「千里の道も一歩から」である。

まずは身近な疑問から解決しようと行動すること、これが重要である。
何をどう動いたらいいかわからないというならば先達から学べばよい。

今年は富山県で9月4日、5日に第17回全国市民オンブズマン大会が開催される。
政務調査費や情報公開などの専門的分科会に加え、今回は初めての市民オンブズマンという分科会も計画されている。
退職後の社会貢献活動としてはもちろん、現役であっても活動の仕方を知れば何かを変えることができる。
開催要項は間もなく公開(http://www.ombudsman.jp/)されるが、誰でも参加できる。

ギリシャ危機は公務員天国化した国家の末路だ。
誰かに期待するばかりではなく、自らも行動し、よりよき未来を共に創っていこう。