静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移
(注)このグラフは末尾に記載のとおり開港初年の上海便推計データを加味した上で開港初年の実績と2年目を比較したグラフです。
以下、3月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向>
3月11日に発生した東日本大震災の影響で国内線、国際線ともに前年同月と比べ大きく割り込む結果となった。
県は引き続き航空会社への税金支援ばかりか観光旅行者にも税金ばらまきを続けているが、被災者への支援よりも観光旅行者を税金で支えるという縦割りの硬直した県行政の姿を象徴する事実である。
それとて、国内線はともかく国際線にあっては(国内報道では伝えられない事実も報道しているため)放射線被害への懸念が強く、何年かかるかという原発問題が一段落しなければ訪日旅客の戻りはないため静岡空港に限らず訪日旅客に頼る空港の運営は長期にわたり厳しいものと予想される。
知事は1年ほど前に今後年間10万人ずつ増えていくなどと無責任に放言していたが、現状から見るに、開港2年目の実績は、これから残り2か月間昨年と同実績としても約55万人にとどまり、3月の前年同月比(63%)程度の推移と考えれば1年目の実績(約63万人)を10万人下回る53万人以下となる可能性も現実味を帯びてきた。
いっそのこと廃港にして、その分の職員や予算を防災や被災者支援に回すべきが道理であろう。
とはいっても、来年の2月には全国で「間もなく震災から1年になります」と報道される中で「ふじさんブラボー」などと税金で饗宴に酔いしれる準備を着々と進める川勝県政には馬耳東風であろうが。
<3月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H23.3/H22.3):搭乗率[H23.3;H22.3]
札幌線:50.9%(4,619人/9,070人):[57.6%;76.7%]
福岡線:46.5%(5,656人/12,174人):[52.7%;87.1%]
沖縄線:96.7%(6,189人/6,402人):[83.2%;87.2%]
小松線:15.2%(997人/6,567人):[57.4%;69.2%]
熊本線:54.5%(1,806人/3,312人):[36.7%;71.3%]
鹿児島線:48.9%(2,111人/4,313人):[43.5%;89.5%]
松本線(3月で路線廃止):=i2,956人/=j:[76.2%;‐
国内定期便計:51.1%(25,263人/42,753人):[56.7%;80.3%]
国内線チャーター便計:101.5%(929人/919人):[80.9%;75.7%]
ソウル線:66.5%(11,630人/17,491人):[53.7%;77.1%]
上海線:不明(2,198人/不明):[49.3%;75.3%]
(なお、不明について、昨年の便数と搭乗率からの概算推計では2,400人程度と見込まれる)
国際線定期便計:推計69.5%(13,828人/17,491+推計2,400):[52.9%;不明]
国際線チャーター便計:70.1%(1,638人/2,338人):[65.5%;77.6%]
全路線計:推計62.7%(40,729人/62,582+推計2,400):[65.2%;不明(不明除く73.9%)]
(昨年実績不明の上海除く全路線計:61.6%(38,531人/62,582人):[57.6%;79.2%])
(注):上海便の昨年度実績の推計は公表されたデータである平成21年6月4日の開港から1年間の提供座席数38,898と利用者数19630及び毎月の搭乗率(6月40.3%,7月52.7,8月42.2,9月48.9,10月49.2,11月62.5,12月49.3,1月50.5,2月54.1,3月75.3,4月49.8,5月37.9)から概算推計(6月1300,7月1700,8月1350,9月1550,10月1600,11月2000,12月1600,1月1600,2月1750,3月2400,4月1600,5月1200)したものである。
(注)このグラフは末尾に記載のとおり開港初年の上海便推計データを加味した上で開港初年の実績と2年目を比較したグラフです。
以下、3月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向>
3月11日に発生した東日本大震災の影響で国内線、国際線ともに前年同月と比べ大きく割り込む結果となった。
県は引き続き航空会社への税金支援ばかりか観光旅行者にも税金ばらまきを続けているが、被災者への支援よりも観光旅行者を税金で支えるという縦割りの硬直した県行政の姿を象徴する事実である。
それとて、国内線はともかく国際線にあっては(国内報道では伝えられない事実も報道しているため)放射線被害への懸念が強く、何年かかるかという原発問題が一段落しなければ訪日旅客の戻りはないため静岡空港に限らず訪日旅客に頼る空港の運営は長期にわたり厳しいものと予想される。
知事は1年ほど前に今後年間10万人ずつ増えていくなどと無責任に放言していたが、現状から見るに、開港2年目の実績は、これから残り2か月間昨年と同実績としても約55万人にとどまり、3月の前年同月比(63%)程度の推移と考えれば1年目の実績(約63万人)を10万人下回る53万人以下となる可能性も現実味を帯びてきた。
いっそのこと廃港にして、その分の職員や予算を防災や被災者支援に回すべきが道理であろう。
とはいっても、来年の2月には全国で「間もなく震災から1年になります」と報道される中で「ふじさんブラボー」などと税金で饗宴に酔いしれる準備を着々と進める川勝県政には馬耳東風であろうが。
<3月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H23.3/H22.3):搭乗率[H23.3;H22.3]
札幌線:50.9%(4,619人/9,070人):[57.6%;76.7%]
福岡線:46.5%(5,656人/12,174人):[52.7%;87.1%]
沖縄線:96.7%(6,189人/6,402人):[83.2%;87.2%]
小松線:15.2%(997人/6,567人):[57.4%;69.2%]
熊本線:54.5%(1,806人/3,312人):[36.7%;71.3%]
鹿児島線:48.9%(2,111人/4,313人):[43.5%;89.5%]
松本線(3月で路線廃止):=i2,956人/=j:[76.2%;‐
国内定期便計:51.1%(25,263人/42,753人):[56.7%;80.3%]
国内線チャーター便計:101.5%(929人/919人):[80.9%;75.7%]
ソウル線:66.5%(11,630人/17,491人):[53.7%;77.1%]
上海線:不明(2,198人/不明):[49.3%;75.3%]
(なお、不明について、昨年の便数と搭乗率からの概算推計では2,400人程度と見込まれる)
国際線定期便計:推計69.5%(13,828人/17,491+推計2,400):[52.9%;不明]
国際線チャーター便計:70.1%(1,638人/2,338人):[65.5%;77.6%]
全路線計:推計62.7%(40,729人/62,582+推計2,400):[65.2%;不明(不明除く73.9%)]
(昨年実績不明の上海除く全路線計:61.6%(38,531人/62,582人):[57.6%;79.2%])
(注):上海便の昨年度実績の推計は公表されたデータである平成21年6月4日の開港から1年間の提供座席数38,898と利用者数19630及び毎月の搭乗率(6月40.3%,7月52.7,8月42.2,9月48.9,10月49.2,11月62.5,12月49.3,1月50.5,2月54.1,3月75.3,4月49.8,5月37.9)から概算推計(6月1300,7月1700,8月1350,9月1550,10月1600,11月2000,12月1600,1月1600,2月1750,3月2400,4月1600,5月1200)したものである。