まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【警告】船団の似非(カバ)俳句は人格破壊の洗脳俳句!/新俳句日記2016

2016-09-08 08:35:21 | 新雑句雑感
ルシファーの一閃大阪の秋暑し   まほろば
今日の関東は通過する台風の影響で大雨のはずが、今のところ日さえ差している。昨夜、東海沖で温帯低気圧になり、関東沖から仙台あたりに達しているはずだが、どうなっているのだろうか。昨日届いた「船団」への不快感も何とか乗り越えたが、30年前までの坪内信仰は薄らいでしまった。ニュートラルとは単なる思考停止の【洗脳俳句】と断定してよさそうだ。文学的な思考歴も、結社歴も皆無の人々を似非結社としての【船団】に取り込み、早々と【モーロク】(新著『モーロクのすすめ』)に導いたところで何の意味もない。むしろ少子高齢化に逆行する《反動思想》に成り果てるだけだ。坪内の発想はただ俳句の即座の解体であるのだろう。池田澄子のニュートラル(忘我)俳句を取り込んでますます盛んである。その出自の伊丹三樹夫の《一字開け》や高柳重信の《多行俳句》の俳句の再生に向けた血のにじむ努力をアッサリと消去し、戦後俳句史の暗闇に追放するトンデモ俳句でしかなかったのかもしれない。詳細の検証はこれからだが、「船団」のカバ俳句の累積はもうコリゴリで、ここまでの丸二年分の10冊で凍結したい。・・・《続く》

大日傘/新雑句雑感(119)~プロローグ5の終わり

2016-09-08 06:12:07 | 新雑句雑感
リサイクルショップもっと自由を天の川  晩夏光布団袋にある自由  大日傘折り畳まずに放置せり  夏の恋三分待てず立ち消えに  存在すFMラジオのゴジラたち  長火鉢至上の愛を語りだす  寒濤に蹄鉄ザブン廃馬嘶く  路線バス秋夕焼はどこですか  噴水がシングルマザー讃えをり  秋灯しカラオケ一式奮い立つ  

自由自在/新雑句雑感(118)~プロローグ5の終わり

2016-09-08 00:58:19 | 新雑句雑感
ハンストの捨て猫ごろんと二月尽  全身がくまなく汚れ夏の象  春愁や自由自在が古書店に  いなり寿司可もなく不可もなく晩夏  明け透けに戦後の自由雛祭り  空前の繁栄「信号が青になりました」 秋風を通さぬ構え蟻の穴  終戦の古傷あまた雪崩来る  安保法制落とし所に落雷す  金メダルまだまだ足りず冷酒飲む