いつもは縄文土器をなぞり、たどり、過去へ過去へとでかけるのだが、
本日は次女の高校の入学式。
4月なのに雪の気配もする冷たい雨の中を、隣町に繰り出さなくてはならない。
「あー。式ってやつ、大嫌い。」
朝、タイツを履きながら死にそうな気分で呟くと、そばにいた大学生の長男に
呆れ顔で笑われた。
「行かなきゃいいじゃない。」
あ。そうねぇ。
でも、人生で参加する式なんて、きっとあと何回か。
ならば、じゃあ、見といてやるか
よっこらせ。
やっとの気分でたどりついたのに、
校長先生などの話に感動してしまうのは毎度の事である。
高校生活において大切なのは、部活や勉強で目標を持つこと。ですが、その目標をクリアする事さえも、実は只の手段に過ぎません。
人生の目標は幸せになることですよ。
春っていいなぁ。
桜色みたいな気分で家に帰ってくると、小学4年の末っ子の友達たちが8人。
わーわー。わーわー。
どたんばたん。
はいはい。やれやれ。
みんな幸せで良かったです。
(写真は、春のイメージ映像。本日、地元の山は、雪でした。)