子だぬき会ではいつも何か料理をする。
みんなで遊んでる間になにか煮込んでいるダンドリ。
それが、いつも異様においしくできる。
前回はカレー。
わたしは次女がアレルギーっ子だった経験から、食べるのが怖い、という感覚がある。
子が小さな頃は、アレル原自体を避けるより、アレルギーが軽く済むような生活を心がけた。
胃腸に負担をかけない食生活を基本に考えたのである。
具体的には、日々のメニューを伝統的な和食にして、白砂糖と油のとりすぎに気をつけた。
その癖が今でもついている。
でも、オーガニックばかりが並ぶ自然食屋さんは敷居が高い。近所にはないし、お値段感が、悲しいかな、自然な感じがしないのだ。
なので普段のスーパーでもよく買い物をする。
必ず成分表を見る。
得体のしれない人口甘味料よりは砂糖入りを選ぶ。
スーパーに並ぶ豆腐でも、遠くの工場から運ばれてきた豆腐より、街の豆腐屋さんの豆腐が並んでいたらそちらを選ぶ。
カレールーは動物性の脂ではなく、植物性の油からできているものを選ぶ。
震災以降は野菜も西のものがあればそちらを選ぶようになってしまった。
塩は海水からできたもの。
ケチャップ、マヨネーズ、ソース、ポン酢は生協でアミノ酸の入っていないものを買っている。
醤油は発酵しているちゃんとしたもの。
味噌は冬に作る自家製。
子だぬき会でみんなに食べてもらう料理も、わたしなりのマイルールを基準にしている。
ガチガチに何流というのは生活していく上で、主旨が外れていく恐れがある。
生きるというのは変化していくことなので、わたし自身フレキシブルでありたい。
なので最低限の事だけ気をつけて、あとはおいしいね!と笑顔を尊重する。
そんな毎日で、うちの子供たちはなかなか風邪というものもひかない。
身体が丈夫、という事の要因に、食生活の占める割合は多いのかな。
ひょっとしたら、マイルールはなかなかいいのかも、と最近は思っている。