野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

わたしがママよ。

2015-11-19 21:37:05 | 日記
スーパーでかまぼこの裏を見ていた。添加物が入っているのかと。

次から次へと見ていると、ちょうど妖怪ウォッチかまぼこを手にとっているところで、お菓子売り場にいた末っ子がよってきた。

どうしたの、ママ!?
妖怪ウォッチかまぼこなんて!!
普通のママになろうとしているの!?

と、びっくりしている。

普通のママってどんなの?
と、聞くと、普通のママのいる家にはリビングに大きなテレビがあるんだよ。それからね…

いろいろ教えてくれ始める。

そう。わたしは
テレビ、でぇきれえ。

うちの屋根裏にある小さいやつだって、叩き壊して捨てたいくらいだ。


まぁ、そんなこんなで、末っ子にはわたくしが、普通のママとは思われていないことが判明した。

救いは、彼の口ぶりが、
もう蜃気楼である“普通”に対する切望も消えたみたいに、明るい事だ。


それから、二人で夕飯を済ませた。

そして、遅く帰ってくる大学生と高校生の子の分の夕飯を準備した。

鍋焼きうどんが自分ですぐできるセットである。

お惣菜コーナーのエビ天と水菜とかまぼこと卵を皿に並べた。

冷凍うどんの上に丸々乗せて汁を入れて火にかければ、あっという間に暖かい夕飯の出来上がりである。


それを見た末っ子は、

わぁ!
すごい!
普通のママ以上だね!!


と、興奮。

普通のママ以上の称号をいただけた。


しかし、彼はわたししか知らないのである。
彼の思う普通のママを一回見てみたいもんだなぁ。