野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

小さな街のおまつり

2016-09-22 22:30:14 | 日記

雨の休日である。

末っ子のサッカーがなくなった。

本日は、わたしの生まれ育った街で、お祭りがある。

すすきまつり。
車を飛ばせば一時間。

今年のゲストは、チェロ奏者の溝口肇さん。
雨なので、ホールでやるらしい。

行っちゃおう。

箱根山を車で、登る。

暮らしていた時は、実感がなかったが、緑に沈んでしまいそうな小さな街である。

実家に行って、お昼ごはんをいただいて、お墓参りに行った。

小さなホテルで、日帰り風呂を浴びて、
すすきまつりへ。

わたしが小学生の頃、このホールができた気がする。

あの頃も、雨のすすきまつりで、ペギー葉山のショーをホールで見た。

街中の人たちが集まったのか、800人入るホールが、満席、通路にしゃがんで見ている人もいた。

今日は、そんなに賑わったあの頃が嘘みたいなお客さんの入りだった。

でも、知ってる顔もチラホラ。
明るいムード。

太鼓や、ソーラン節を見た。

いつもいつも、何回も見ているいつもの獅子舞も見た。
お囃子の練習の時の、あの小屋に染み付いた日本酒の匂いまでよみがえってきた。

湯本の芸者さんたちのバンドがものすごく素敵だった。

チェロの溝口肇さんの世界の車窓からのテーマソングは、やっぱり感動だった。


それで、終わったら、すぐに車を飛ばして帰ってきた。


1日で、ずいぶん、いろんな体験をした。

山を降りる車で、また明日からの日常に、潜っていくんだなあ、と、そんな気持ちがした。