野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

悦楽のデュアルライフ。ホームベーカリーと共に。

2014-02-14 13:33:50 | 日記



御長男が、受験生でさぞ家の中が、キリキリしておられるでしょう。

ハッ!
そうですね。食事くらいはキチンと作ってあげなくてはいけないのかもしれん。

と言うわけなのかなんなのか、
先日、手に入れたホームベーカリーが、フル活動である。

パンは毎日当たり前に焼いている。

今日は、餅だ。

この餅機能も、このホームベーカリー購入の決定打にもなっている。

さぁ。今日は実力を見せてくれ!!!

こういう時の餅と言ったら、からみ餅に決まっている。
大根おろしに鰹節である。

おっと!!大変だ!!

餅が、あと10分で出来上がるというのに、鰹節がない!!!

傍で見ていても、憔悴しているようにはとても見えないが、内心嵐のように揺れて大変なのかもしれない受験生よ!
待っておれ!鰹節を買ってきてやるぞ!

スーパーに飛び出す。

餅はつきたてが命である。すぐ硬くなる。

マッハで帰宅すると、受験勉強をしすぎてカロリー消費の激しい我が受験生が、母の帰宅を待ちきれずに蕎麦を茹で上げているところだった。

傍のフライパンでは、冷凍庫に隠すように保存しておいたちょっとお高めの牛肉が玉ねぎと甘辛く煮詰められ、かぐわしい。

急遽、肉そばとからみ餅という、二大トップスター夢の競演、のような昼ごはんとなった。

ああ。受験生が、なぜ、コタツで目をつむる?君のゴールは、まだちょっと先ですぞ。




されど、ジャム考。

2014-02-14 12:30:09 | 日記


人は見たいものを、見る。

みかんジャムを連日堪能し、もう瓶の底が見え始めているというのに、
子供達はみな、

「梅ジャムは?」「梅ジャム美味しい」「梅ジャム、どこ?」

梅ジャム、梅ジャムと言う。

みなに、みかんジャムだよ。と言うと、揃って、大業に驚いている。

ラベルに、梅の里、って書いてあるから。

人生って多角的である。

でも、梅にしろみかんにしろ、ジャムは甘美。
人生もまた、しかり。





お誕生日。

2014-02-14 08:42:02 | 日記


わかったことある。

年をとるのだ、みんな。

人生80年と楽観的に考えて、40才で折り返し、
40の次は39になるのかと淡い期待を抱いていたのだが、

やっぱり、40の次は、41だった。

気がついたら、子供達がずいぶん立派なことをいうようになっていて、己の子ども加減に呆れる。

しかし、41で、こんなですよ。

未だ、思春期。あははは。


CORI'Sキッチン

2014-02-13 07:52:46 | 日記


蘇我の梅まつりの帰りに寄った小さなスーパーは、とてもいい。

そこで買い求めたモノを次女のコリが調理してくれた。
パスタが得意の彼女だが、本日私が買ってきた材料たちは純和食にしかならない。

レシピを横で教えながら、コリが手を動かしてくれた。


土鍋で炊いたご飯。
ゴボウ人参大根の味噌汁。
スキ昆布の煮物。
ミブナの漬物。
イワシのお酢〆。
手作りこんにゃくゴマ味噌あえ。

コリが、これで和食に目覚めてくれたら…しめしめ、だなぁ。ニヤリ。

二人旅。梅まつり編。

2014-02-11 16:08:06 | 旅行


休日は近ごろ末っ子と二人。さぁ、今日はどこに行こう。

蘇我の梅まつりの流鏑馬。

寒い。前回行ったのもみぞれ混じりの寒い日で、それを思い出して躊躇するも、エイヤッと、腰をあげる。元気の有り余る小学二年生と一日中家に閉じこもっているのも辛いのだ。

会場には車で入れないと会場係のガードマンに言われて、ずいぶん遠くに車を停め歩いたのだが、会場につくと例年の様に車を停める事ができた様だったのは、謎である。

流鏑馬会場につくと馬が疾走。なかなかの迫力。

しかし、人々がここにこれだけ群がっているということは、今は食堂と売店のある本会場に行くタイミングなのである。

流鏑馬に後ろ髪惹かれているようである末っ子を説得し、食堂へ。

食堂前のもちのブースの中から友人が手を振ってくれているのに気がつく。
末っ子は嬉しくなって駆け寄って、
「なぁにやってるのぉ??」
と、大きな声を出す。
白いナフキンを被って割烹着を着て、もちを売るブースの中にいる友人は完全にお仕事中の呈。しかし、息子にしたら、私の友人は完全に自分の友人だと思っているので、そんなカッコしてどうしたの?というニュアンスがおかしい。

ここで、からみもちを購入。

隣の食堂へ移動。

ここでは、梅ご飯とおでんを食べなくてはいけないマイルールがあるのだが、今年は寒すぎるので、ルールを改正し、蕎麦にする。

売店を歩き、梅シロップとみかんジャムを購入。あまりの寒さなので、応急処置的に息子をひざ掛けでぐるぐる巻にする。
それを見て、
「あはー!寒いからねぇ!」
と売店のお姉さんは陽気で明るい。

あまりの寒さに帰ろうかと、帰路に着くと、不思議な小さな車。



そこへ、持ち主のおじさんがやってきた。

「クラッシクカーですか?」と、聞くと、自分で作ったんだよ。と、笑う。

あとで息子は、こっそり私に、
「自分で作ったってほんとかなぁ。子供を楽しませるじょうだんかなぁ。」
と、訝しがる。

途中で小さなスーパーに寄る。
小さな小さなスーパーの手作り総菜の正しさに感動。イワシのお酢じめと、手作り丸こんにゃくを購入。

それから、道に迷いながらも、車を止めた場所までたどり着く。

とても、とても寒い日。

でも、出会ったものが全部暖かかった不思議な日だった。



旅するウォルドルフ人形は14歳。

2014-02-09 13:49:12 | 日記


昨日は雪だってのに、我が家の若者たちは通常通りの動きに出た。

高校生の娘は、隣街でのダンスレッスンの後に上野までバレエを見に行くという通常以上の動き。

案の定、帰りは交通機関の大混乱に巻き込まれた。

我が家まであと3つという駅で電車が止まった。

そこからはバスを乗り継いで、やっとの思いをして帰ってきた。

私も恐る恐る車をだして、行けるところまで迎えに行った。

やっと娘に出会えたのは夜の10時すぎ。車に乗り込んできた時の娘の安堵の表情!!

「二度と帰ってこられないかと思ったよ。
人生最高の満員電車に乗って、前のおじさんが不機嫌で…。」

娘の背負った大きなリュックと濡れた傘がおじさんを嫌な気分にさせていたらしい。

「ああ!今日は1日ミコと一緒だった!」


ん!?

そういえば、最近ダンスレッスンに行く時にウォルドルフ人形をリュックに詰め込んでいく。

次の作品で、人形を使うらしいとは思っていたが、この人形は羊毛がビッシリ詰まっているので、重い。

私がシュタイナー教育にはまり、ウォルドルフ人形を作ったのは14年前。

アレルギー体質で冷えた赤ちゃんだった三番目の次女がとにかく泣いてばかりの赤ちゃんだった。

全身全霊と手をかけて、生まれたばかりの次女をケアすると同時に、これまた凄まじい労力をかけて、ウォルドルフ人形を長男と長女のと2つ作った。

本当に寝ないで、ご飯もロクに食べず、4、5日で完成させた記憶がある。
どうして、あんな事ができたのか今では不思議だ。

あの時絶対にウォルドルフ人形が上の子たちに必要なのだという確信が私を動かしていた。

泣いてばかりの新しい赤ちゃんのためにキリキリと奔走する母、の傍らに長男と長女は身を寄せあっていた。

おっとり暖かく守られた環境がまだ彼らにも必要だったのに、そうはしてあげられなかった。

でも、ミコとハナカと名付けられた人形のズッシリした重みは、彼らにとっても、確かなるもの、だった。

それから、14年。
弱々しかった赤ちゃんはすっかりふてぶてしい食欲旺盛のバスケット少女になった。

それくらい、時間がたったのだ。

でも、すっかり自然に、まだミコとハナカが、そこにいる。

偶然にも、長女が人生最高に心細い思いをした夜にも、ミコがリュックの中に一緒だった。

面白い。
と、私は思った。

親は自然にいったら子供より早く死ぬ。

子供の行く末は見られない。自分が産み出したのに見られないのは、ちょっとつまらない。

でも、ミコが見ててくれるかも。と思った。

ミコが朽ちても、ミコとハナカみたいな何かが、私の生んだ四粒の子供たちを繋いでいってくれるのかもなぁ。と思った。

神様というよりもっと緩い、けど確かで暖かい。
やっぱり、ミコとハナカみたいな存在が。


パンを焼く。せっかちさんが意を決して。

2014-02-08 08:59:11 | 日記


今の自分の人生に違和感があるのなら、はやくその課題に取り組まないと。

年末にアーユルヴェーダの叡智を学ぶ友人に言われた言葉。

そう。
違和感は少しでも正そう。

先日手に入れたホームベーカリーは毎日フル稼働。

うまいパン。

でも、何かが違う。
思っていたのと違うのだ。

やはり、小麦にこだわらなくては。

国産小麦をネットで買う。

次は、多分水分量。

説明書通りではなくて、調べて計算していろいろやってみなくてはならない。

やってみるったって、パンを一回焼くのに七時間。
酵母を起こすのに24時間。

バァータで多血質の私には、まどろっこしくて仕方ない。

そうか、それでみんな、パンはスーパーやパン屋さんで買うのか。

合理性。スピード。お手軽。

違和感を感じているならば、じっと待つのだ。
待ってみよう。





やっぱり風呂が好き。

2014-02-07 20:34:51 | 日記

箱根で育ったと言うと、たいていは、

「ご実家、温泉ですか ?」

と、聞かれるのだけど、違う。

しかし、近所の旅館の温泉にいれてもらったり、友達の家の温泉に入れてもらったり、
普通の子供よりはデッカいお風呂に入った率は高い育ちをしたかもしれない。

最近はなおさら、
どへ~疲れたなぁ。という週末は、デカいお風呂に頼ってしまう。

街には温泉は気やすく無いが、スーパー銭湯という素晴らしい娯楽施設がある。

スーパー 銭湯には高濃度炭酸泉というのがあって、これがヌルい。

ヌルい風呂に、ぼへ~と浸かって、目の前のパンパンしたのやガリガリしたのや、シワシワした霊長類の長の雌標本をなんとは無しに眺める。

ぼ~っと思い出すのは、子供の頃に母と祖母と行ったデカい風呂だ。

祖母の実家がお風呂屋さんだったことがあるらしく(鉄工所と不動産屋だったこともあるらしい)、公衆浴場でのマナーは一通り厳しく教えられた。

電車にはおとなしく座っていられない我が末っ子にも、私は公衆浴場でのマナーをたたきこんできた。いわばエリート教育だ。

なのに最近は、女湯に入るのが嫌だと言ってついてきてくれない。
寂しい限りである。

でも、スーパー銭湯の暖かさは、一つの私の幸せのシンボルになっていて、それは、私のしあわせだった幼い日々の記憶と直結しているからかもしれない。



今夜は中華よ!

2014-02-06 19:47:45 | 食いしん坊


我が家の冷蔵庫になぜか、豆乳が大量に投入されておりまして。

昨夜は豆乳スープ。
白菜、鶏挽肉団子、生姜を効かせて。
にした。

今夜は、
やっぱりあったかくなるスープがいいなぁ。

豆乳鍋?
ううん。なんだか芸が無い。

ゴマペーストもいれて、中華風に、担々スープ風豆乳スープが完成。

これが、思った以上に美味しい!

ご飯は、土鍋で炊いた炊き込み御飯にごま油を垂らしたから、今夜のメニューは中華風に決まった!ビシッ!!