クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

我が愛しのサーシャ

2014年11月05日 | あの頃 朴は若かった
英国勤務時代に私が採用した金髪美人の名はサーシャ。スペルはSasha。アレクサンドリアの愛称がサーシャです。

サーシャはコックニー訛りが強烈で英語なのに何を言ってるのか分からない21歳(1989年当時)の女の子。

性格は明るくて大雑把、フォークやナイフの使い方、マナーはイマイチ。レンガ積み職人の同い年の彼氏と同棲していて、きゃんきゃん煩いヨークシャーテリアを飼っていました。タバコをよく吸うサーシャを彼は面白くありません。

働いてもミスばかり。単純なミスばかりで、私はよく四則演算を教えてました。金融機関なのに間違った採用。でも、いいんです。
やる気あるし可愛いし。

例えばですね。サーシャは
100+100×2÷50=8なんです。最初から足したり割ったり舐めたり引っ掻いたりするんですよ。でも、いいんですよ。ヤル気あるし。
ドイツ人の私の秘書は馬鹿にしてましたが、いいです。馬鹿でも一生懸命だし。

そんなサーシャに二穴の穴あけパンチを使って書類のファイリングを頼みますと、紙の中心を定めずに穴を開けるものですから、ファイリングした書類はバラバラで不恰好に整理されてしまいます。

「サーシャ。見てておくれ。どの紙にも中心に穴を開けるのはね。先ず、紙を半分に折るんだよ。そうして付いた谷折れ線がその紙の中心になるんだよね。そこにパンチの▲印を当てて押すと、ほら、綺麗に穴が空くよねサーシャ!」
「お~!伽於!スンゲェ、伽於、頭よくね?」
「サーシャ?これは頭よくね?じゃなくて普通なんだよ。」毎日こんな感じでした。

でも、いいんですよ。
可愛いし、金髪美人だし。


だいぶ落ち着いてきたなぁ

2014年11月05日 | 日記
シバノフレッスンって水曜日でしたっけ?


首が痛いから今週はいいとして、来週あたりから行けるかな。


行政ごとに、いちいち申告書の書式が違うのってどうなんでしょうね?
書式を統一して、ネットでダウンロードさせるだけで、だいぶ経費削減になるような気がしますが。
そんなところで個性は必要ないですわ。


そういえば、ある三兄弟の三男の試合って1度も観たことないっすな。
そういう人って多いかもしれませんね。お兄ちゃんたちのせいかな?



最後はAVあるある
レンタル屋さんでDVDを借りたら、既にネットでダウンロードした作品だった。



ブルガリア人のラッシュ

2014年11月05日 | あの頃 朴は若かった
繋ぎのネタっぽくて御免!
私が英国勤務時代のお話です。
それは自宅からオフィス迄の地下鉄の中での出来事。ノーザンラインと言う地下鉄は途中物騒な地域を通る結構怖い路線です。

夜中、私が座る車両には私の他に誰もいません。ところが、物騒な地域の駅で男性がひとり乗り込んできて、ガラガラの車両にも関わらず、わざわざ私の横に座ります。

デカい図体の身なりが汚い白人男性は老人で、少しホッとする私。酒臭い!完全に酔っ払って私に話しかけてきます。

「あ~、オマエはマレー人か?」
「いいや。俺は日本人だけど。」
「嘘言うな!オマエはマレー人だ!日本人はそんなに黒くねえぞ!俺は騙されないぞ!」
「おっさん、うるせ~よ。仮に俺がマレー人ならどうなんよ?」
「う~ん?それはそうだよな。どうもならんな。」
「じゃあ、おっさん何人だよ?」
「俺か?俺はなあ、何を隠そう」
「何も隠すなよ」
「俺はれっきとしたブルガリア人だ!」
「なんかよくわかんねーよ!」
「俺もわかんねー。ところでタバコくれ!」

タバコが欲しかったわけね。
これじゃ「いよっ!常務」とかわらんブルガリア人や!



くたばれ定食屋!

2014年11月05日 | あの頃 朴は若かった
『美人薬局』のある市場の横に小さな定食屋がありました。

一度そこに飛び込んだところ、3人も座ればかなり窮屈なカウンターに山◯證券の『四季報』を目にしたので、どうせ昼を取るならと思い週一程度のペースで通ってました。通い慣れ顔も覚えられてくると、主人の家族や慶応幼稚舎に行かせてる娘自慢を聞くはめになりました。

こんな汚い儲かってる感じもしない定食屋で下から慶応です。アパートでも経営してるのかなあとぼんやり思っていました。或る日、私が証券マンだと話してから相場の話をするようになったり、『転換社債』の話になったりするのですが、取引は一向に始まりません。

そうして季節が変わる頃、ちょっとした事件がありました。私も顔なじみになった品の良い年配のサラリーマンが財布を見ると、お勘定に少し足りなかったのです。

「おやじさん、すみません。ちょっとお金を下ろしてきますから待ってて貰える?」と尋ねると、おやじは猜疑心に溢れた眼で「だったら、その時計置いてってよ。」と常連客に向かいほざくのです。

品の良い年配のサラリーマンはかなりムッとした表情を浮かべましたが、そっと時計を外そうとしたのですが、そこで私、「私が一緒に払いますよ。ご主人、この方常連さんですよ。かなり失礼じゃないんですか?アンタ、いつも来てくれてる客に向かって何ですか!」と怒鳴りつけてしまいました。

あ~ これで取引はなし!でも、そんな奴と付き合ったらずっと揉めると思いました。

で、思い切りドアを閉めて外に出ると、品の良い年配のサラリーマンが追ってきて、深々とお礼してくださいました。

彼はサラリーマンじゃなくて、非番の警察官でした。サンシャイン裏の交番勤務のおまわりさんでした。

おまわりさん「営業中疲れたら交番に休みに来ていいよ」とそれから本社への異動までの期間、暑い日、寒い日、お腹の緩い日、厚かましくも遊びに行かせて頂きました。

美人薬局

2014年11月05日 | あの頃 朴は若かった
池袋サンシャイン裏手の東池袋から大塚辺りまでが新人証券マンに割り当てられた飛び込み営業の地区でした。
その東池袋に一軒のスーパーがありました。

広さは辻堂の湘南パール程度ですが、一資本で経営してるわけではなく、中には八百屋、魚屋、肉屋、総菜、乾物、洋装店、花屋など別々のお店が入っている市場のような雰囲気。

サーカスのテント内のようにわくわくした気分になれる場所でした。結局は洋装店のお婆さんに気に入られ取引が始まると、彼女の口利きで全てのお店がお客様になって下さったありがたい市場でした。

勿論、そうなると口の硬さが要求されます。隣のお店が何に投資して幾らの損得があったかは絶対に言ってはならないことです。

さて、その市場に小さな「薬局」がありました。「こんな小さな場所でこんな小さなお店を出して儲かるんだろうか?」頭の良さげな主人が薬剤師服を着て店番をしているのですが、儲かっている様子がないので、「薬局」だけ飛ばして回っていたのです。

が、或る日から主人ではなく「北川景子」(今に例えると)が薬剤師服を来て店にいるのです。それはラビットパンチを喰らったような衝撃で目眩がする程です。

(Googleより)
何しろ凄い美人です。理知的な眉目、高く可愛い鼻、ぽっちゃり蠱惑的な唇、色っぽい耳、何より陶器のような白い肌。薬剤師のコスプレをしている女優のよう。薬科大を出て国家試験にパスしてるので、年齢は私より上かあ~ でも、20代半ばから後半かあ、でも、何故こんな美人がこんなところで働いてるのか不思議でなりません。

こうなると俄然、飛び込みに熱が入ります。毎日、いや1日に2度も市場により薬局に飛び込む日々。薬局に寄るたびにリポビタンやユンケルやオロナミンCを買い続ける日々。徐々に打ち解けて親しく話してくれるようになりました。今なら直ぐ口説いちゃうんですけどね~。いやいや、なんとも、自分でももどかしいこと。

或る日のことです。頭の良さげなご主人とその奥様がお店にいらっしゃいました。北川景子の姿が見えなくてガッカリしていると
「朴さん真面目だよね。他の店からも評判いいよ。で、うちは薬局でしょ。色々付き合いがあって薬メーカーの株式を持たなければならなくなってね。どうせ買うなら朴さんからと思ってね。で、ここでは話しにくいから自宅に来てくれる。」とプチラッキーな話です。

翌日、西武池袋線沿線のご自宅に伺いインタフォーンを押すと「は~い」と綺麗な声でドアを開けてくれたのはなんと!北川景子!
あ~、なんと綺麗なんだ!それに引き換え、私のこのヨレヨレのスーツや底の減った靴ったらどうよ。

そうです。北川景子は頭の良さげなご主人の娘さんだったのです。うん!こうなると話は早い。私は真面目の評判も高く、ご主人と奥様にも信頼して頂いてるし!こうなったら養子にと言われたらなるしかあるまい!と玄関先で瞬時に考えリビングに通されました。

契約も無事終了し、お茶を薦められました。
北川景子がお茶を運んで来ます。あ~ なんか幸せや~! と彼女の左手を見ると

え~! それ婚約指輪じゃん (;゜0゜)
。・゜・(ノД`)・゜・。

そうです、北川景子は結婚するために大病院の医局を辞め式までの期間、実家のお店を手伝っていたのです。

だったら、初めから指輪しといてくれよ~
ひとりで盛り上がってしまったではないか!
あ~ 良かった。色々アプローチしていたら完全なピエロでしたわ。

私、ガッカリしながら肩を落としてとぼとぼと支店に帰り、佐藤師匠に慰められたのでした。