クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

あと一週間

2015年04月22日 | 日記
折角の水曜なのに中華の方達とバカ営業に時間を取られ、こんな時間。

疲れはピークですが、ジムに向かいます!

来週はもっと苦しい計6分間が待ってますしね。

私を竜宮城に連れてって(前編)

2015年04月22日 | あの頃 朴は若かった
あ、どうも朴竜です。

私の実家は北海道は風光明媚な室蘭市。そして、実家の窓からは群青色の波が寄せるイタンキ浜が一望できます。


贅沢? いやいや、七里ガ浜のイタリアンのテラスから眺める湘南の海と違い、ただ錆びた鉄の街の田舎の海です。

太平洋岸のこの浜は引き潮が強く早く、波打ち際から少し行くと砂が抉られ深くなっているため、ずっと遊泳禁止とされています。夏休み前の終業式には校長が「決してイタンキ浜で泳がないように!」と念を押す程の危険地域。

子供の頃は夏になると、遊泳禁止を無視した観光者が波にさらわれ溺死したり、入水自殺と云う記事が民報に絶えることがありませんでした。両親は「波に足を入れるとたくさんの死人が足を引っ張る」と脅すのです。

それほど強い引き潮、北国の荒々しい波は人間以外にも決して優しくありません。

今でこそ、沖に巨大なテトラポットをたくさん沈め潮力を弱めたために、サーフィンのスポットとして案外有名みたいですけれどね。


さて、ここからは私と弟のお話です。
小学校4年生の私と1年生の弟のふたりで、眼下のイタンキ浜へ遊びに行きました。怖いのでもちろん海に入ることはありません。

波が高かった夏の日。私と弟は砂浜に打ち上げられて必死にもがくモノを見つけました。

なんだろ?
ヒトかな?
ジサツかな?

弟と私は流木と石を手にして、恐々と砂浜でもがくモノに近づいて行きました。

なんだろ?
え?
顔を見合わせるふたり。

なんとそれは
それは息絶え絶えの

ウミガメだったのでした。


(後編に続く。写真はGoogleより)