クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

走れ朴竜!16 江ノ島にゃんこ

2020年08月07日 | ちっちゃいおっさん

本日も在宅勤務
疲れからか身体が重い


走る気になれず、とはいえ歩くのも緩い気がするので


とりあえず時速7キロで早歩きの夕暮れ


風はないのに波高し


低気圧が近づいてるのかな、上げ潮なのかなぁ


たくさんのサーファーが波を待っています


ゆっくりと江ノ島へ向かいます


18時なのに結構混んでますね
夕涼みの時間帯ですね


飲兵衛師匠のためにマスクなしの女子高生


鳥居前の路地を左に入ると


一昨日と同じ場所に目の不自由な子がいました。蚊がたくさんたかっていたので、払い落としてあげました。飼い猫だったらいいなぁ


睥睨する茶トラ


次の私のアクションを伺うトラ


意外と逃げ足が早いクロ


毛艶の良い料理店の子


一昨日と同じ場所で眠る子を起こしてみました


昭和の佇まい
好きだなぁ


早歩きの約8キロ
走らないと汗かかないだなあ
今夜は早く寝よっと






湘南亭朴竜の拳闘寄席 79 小春日和 完結編

2020年08月07日 | ちっちゃいおっさん

小春さんが会社を辞めた理由。


今となっては知る術もありませんが、強烈な個性による部署内の孤立が原因だと思います。他部署への異動の話もありましたが、小春さんを受け容れる部署から猛烈な反対があったことは後に知りました。


ところが、今も昔の同僚、頼りない好人物の先輩や苛められた女子社員(今は大手証券の幹部クラス)と飲むと、小春さんの辞めた原因はこの私だという話になるのです。






つまり、小春さんは私に失恋して会社を辞めたんだとなるのです。


それは、八重樫東より低い身長にも関わらず村田諒太の階級に属する小春さんは、月を追うごとにその階級をひとつひとつと上げていくのがわかりました。


その都度、総務部で新しいサイズの制服を申請しなければなりません。


普通は退職者が出て制服が不要になると、そのサイズに合う社員が綺麗にクリーニングされた後に譲り受けるのですが、小春さんにはかなり小さいのでムリなのです。






結局、会社としては小春さんの階級に合わせて都度制服も階級を上げざるを得ないのです。


そう、小春さんはコストがめちゃくちゃかかるんです。


ある日、頼りない好人物の先輩が小春さんに


「小春さん!今から体重を20㎏落としたら、朴が付き合うって言ってたよ~。」と揶揄い半分で言ってたそうなんですが、それは後で知ったこと。






それからの小春さん、コピーを頼むと階上にある総務部のコピー機まで階段をのっしのっしと上がっては下り、のっしのっしと上がっては下りを嬉々として続けます。


どか食いしていた社食でのランチも雀の食事程度の量に落としていきました。


その理由を知らないのは私だけです。「ありゃ健康診断で引っかかたんだな?」程度の認識しかありません。


そうして少しずつ痩せていくのですが、1階級落とした程度ではその違いはよく分かりません。


それでも他の同僚は「小春さん痩せたじゃん!可愛くなったじゃん!」と茶化すと、満更でもない小春さんは「テヘッ!」と素直に笑うようになりました。






結局20㎏は落とせなかったにせよ。その半分は達成したのだと思います。20㎏達成する前に私は結婚したんですね。


余談ですが、私、最初のオヤジファイト参戦時、2週間で6㎏落としましたね。しんどかったです。


また、振り返れば私、小春さんに好意を持たれることをしたことがありました。


小春さんの眼鏡は指紋や髪の脂なんかでレンズがギトギトだったもんだから、「小春さん!眼鏡綺麗にしたら?」と嫌がる小春さんの眼鏡を毟り取り洗ってあげたことがありました。


よくドラマとかで眼鏡を外した女性が実は凄く美人だったとありますが、小春さんに限りそれはなく、照れて真っ赤な顔をして「テヘッ!」と笑っていました。






同僚曰く、あれで私に恋したのだと。


あれから32年。

小春さんは何処で誰に「テヘッ!」をしているのでしょう。




写真は本編と全く関係のない、私が愛する石川町リセンヌ小路