クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

仁義なきマスク

2020年09月03日 | 哀しき酔客

一転してマスクとはバイオレンスでもある。

 

「おう、カシラからの仕事だ。

やってくれるか?」

 

「俺は伯父貴の為ならなんだってやりますよ。」

 

「そうか、そう言ってくれると思ってたよ。

おめえにはやらせたくたかったけどな。」

 

「何ですか。勿体ぶらずに言って下さい。」

 

「わかったよ。よく聞けよ。」

 

「はい。」

 

「敵のカシラのマスクとってこい。」

 

「えっ?」

 

「マスクをとってこい。そしておめえは破門だ。

なーに、何年かムショでクサいマスクつけて

シャバに出た際には、おめえも幹部の仲間入りよ。

うちの組のマスクを背負えるってわけよ。」

 

「わかりました。伯父貴、やらせていただきます。

必ずヤツのマスクをとってきます。」

 

 

てな感じ。


マスク・ド・エロティック

2020年09月03日 | 哀しき酔客

昨日だったような気がするけど、

マスクをはずす行為のハードルが

高くなったという投稿をした。

 

 

それに付け加えると、

マスクというのは随分と

エロティックなものに

なりつつあるような気がする。

 

 

学生の頃、年上の女性に憧れた。

それは上司でも先輩でもいいけれど、

会社に入ったら年上のタイトなスカートを履いた

スレンダーな女性に出会いたいと。

 

スレンダーな女性は元々好みではない。

だから付き合いたいとかそういうことではなくて、

ただただ遊ばれたかった。滅茶苦茶にされたかった。

そんな願望があったのね。

 

仕事でミスした時、彼女と別れた時、

「わたしが忘れさせてあげる」

とその女性に抱きしめられたかった。

逆縁交というビジネスを考えたほどだ。

 

で、そんな女性社員(紅音ほたる)2人で残業。

「ねえ、何か疲れたよね。まだやって行くの。

わたしは帰るよ。」

 

「お疲れ様です。俺は後少しやっていきます。

どこまでできるかわからないけど、

俺、ほたるさんの力になりてえっす。」

 

紅音ほたるの目がやさしく微笑む。

(マスクしているから口元は見えない)

 

「ふふっ、かわいい。」

 

「そ、そんなからかわないで下さいよ。」

 

「じゃ、そんなキミに免じて残業付き合ってあげる。」

 

 

そう言ったほたるが艶めかしい表情をみせる。

(マスクしているから目だけが艶めかしい)

 

「ねえ」

 

「なんすか?」

 

「マスク、とっちゃおうかな。」

 

「え、ほたるさんマズいっすよ。」

 

「いいじゃん。2人だけなんだし。

キミもマスクとっちゃいなよ。」

 

「いや、やっぱりマズいっすよ。」

 

「男でしょ。腹括りなさい。

女にここまで言わせちゃダメ。」

 

 

てな感じ。

つまんねえな。


朴竜の最強上司伝説!11 セブンスター

2020年09月03日 | ちっちゃいおっさん

山口さんはタバコが大好きで、セブンスターを1日二箱は最低吸っていました。


そんなヘビースモーカーですから、出張の移動時は彼にとってツライ時間帯なのです。


古いなめし革のような皮膚は長年の大量のタバコの影響もあるに違いありません。


さて、当時の勤務先はかなりのバブルと言うか野放図と言うか、新幹線はグリーン車での出張が認められていました。




勿体無いと思いつつも広いし綺麗だし、何よりエグゼクティブな感じが嬉しくて、慣れたらクセになってしまうのです。


山口さんとふたりで出張する際は私が二人分のグリーン車を予約するのですが、いつもいつも新幹線が発車するまでは私の横にいるものの、5分も経つと喫煙車両に消えていくのです。(今は喫煙車両はないかもです)


喫煙者の私でも喫煙車両は酷いと感じます。単に車両移動のために数秒いるだけでも、衣服や髪の毛についた匂いは取れず、眼は煙で痛くなるのです。


その車両に山口さんは例えば大阪に行くなら2時間以上、岡山なら3時間以上居続け、吸い続け、駅弁を食べ、惰眠を貪るのです。





ですから、新幹線を降り私のところにやって来るときに、もう凄い匂いの繭に包まれて、そばにいるのも耐えられないくらいなんです。ファブリーズの風呂に頭まで使って欲しい!


そんな状況ですから、取引先の応接室は山口さんが連れてきた匂いにやられてしまい。商談を打ち切られることもありました。


「山口さん!喫煙車両に行かないでくださいよ。グリーン車勿体無いないし、客に迷惑ですから。私もツラいですよ!」


「朴ちゃんも吸うクセに怒るからびっくりしたぞ!」


「いやいや、私の問題じゃなくて、匂いが客に迷惑なんですってば!」


う~ん

やはりこのくらいじゃないと生き延びていけないんだよなあ。



写真は本編とは全く関係ない茅場町にありました中東居酒屋