クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

朴竜の違和感との闘い!20 山陰の陰山さん

2020年09月06日 | ちっちゃいおっさん

昨年ですが、出雲市内の取引先から出雲空港へ向かうタクシーの中のことです。


出雲市は島根県、島根県は「山陰」と呼ばれる地域です。


私を乗せたタクシーの運転手さんの苗字は「陰山(多分、かげやま)」さんでした。


山陰で陰山なんでなんとなく嬉しい!

景山や影山でありませんように!


後部席に見えるようにあるプロフィールには「趣味:ドライブ」とありました。


なんとなく美味しいお話じゃん。

それをどう料理できるかは別ですけれどね。


だって、格好のブログネタじゃありませんか!


それは例えると


料理人の趣味が「料理」と云うのと同じ。


JTのタバコのテイスターが仕事後に一服するが如く。


ペットショップ店員が自宅に犬を多頭飼いするのに似ているとも言えます。


で、私、「仕事で運転するのと、やっぱり違うんですか?」と聞いてみたところ、「仕事で動く範囲はほぼ出雲、玉造温泉、松江。趣味では他県へ行く」とのことです。


ふ~む、深いような、そうでもないような。


私、適当な相槌を打ちつつ、オチのない会話をどう収めようかを考えながら空港へ向かうのでした。







朴竜の最強上司伝説!14 執行役員

2020年09月06日 | ちっちゃいおっさん

史上最強の上司「山口さん」はそもそもどんな縁があって米系投資顧問会社に間違って入ってきたのでしょう。


「採用の見る目のなさ」と、「最強の勘違い」の賜物といえます。放漫ズルズル経営でもありました。


そして、山口さんの役職は「執行役員」でした。


なんでも聞くところによれば、単に営業部長でいいものを「外資系執行役員」の肩書にこだわって駄々をこねたというのです。



某証券会社の「支店長」より「外資系投資顧問会社執行役員」の方が故郷佐渡に錦が飾れるような気がしますし、なんとなく嬉しいのでしょうね。


ところが山口さん、この「執行役員」をどうも理解していなかった気がするんですよ。


基本として理解しておかなければならないのは、「役員」と「従業員」。「取締役」という肩書のつく人たちは実は従業員ではありません。


かつては従業員だった人も、一度退職して経営を担う役員になるわけでこれが商法の取り決めです。



しかし、同じ役員でも「執行役員」はそうでもないからややこしい。従業員のままでも役員になれるのが「執行役員」なのです。


要は「従業員」なんです。そもそも「取締役」は、会社の重要な事項を決定する役割を担ういますが、「執行役員」はそうした決定の場には参加しません。


決まった事項を実践し、業務を行うことに専念する、つまり、経営を担わない「従業員」のトップと考えると分かりやすいですね。



山口さん、地方出張で昔出入りしていた取引先に「執行役員」の名刺を嬉しそうに渡すと、決まって相手が「いや~そうですかぁ。山口さんも重役になりましたかぁ。凄いですねぇ、いやはや」と何となく、え?大丈夫なのか?

と言う空気が口の端から漏れるんですよ。


で、まぁ当たり前ですが、山口さんそれを額面以上に嬉しいというか真意を汲まないんですよ。


で、面談後の外で「いやいや朴ちゃん参ったぞぉ、重役なんて言われたって日本は小さい会社だしね。グローバルじゃニューヨークやロンドンに上場している立派な会社なんだけどね~。重役なんてね~」とものすごく嬉しそうです。



そもそも「重役」って専務取締役か副社長クラスのイメージですよね。執行役員は従業員ですから、「重役」と云うのは明らかに間違いだと思うんですよ。


有頂天になっている山口さんには可哀想ですが、私、「取締役」と「執行役員」の違いを説明して差し上げました。


そうすると「あ、そうなのぉ。取締役会に呼ばれないのは英語が苦手だったからだと思ってたぞ、びっくりしたぞ~」と「びっくりしたぞ~~」がいつもより哀愁に満ちていたのでした。


写真は本編と全く関係ないいつか全種類飲み尽くしたいビールの数々