東区白壁にあった旧川上貞奴邸が、撞木町に移築復元され、「文化のみち・二葉館」として公開されています。二葉館は、日本の女優第一号とした名をはせた川上貞奴が、木曽川の電力王として名高い、福沢桃介と暮らした豪邸で、当時は二葉御殿と呼ばれていました。その後、桃介が社長をしていた大同特殊鋼の所有となり、建物は昭和13年に一部改築されましたが、老朽化が激しく、寄贈を受けた名古屋市が解体保存して、平成17年「文化のみち」の拠点施設として創建時の姿に復元されました。
外観は洋風ですが、居室部分は和室の和洋折衷の建築で、現存していた洋館部分は改修が著しく、創建時の姿にもどされました。創建時の姿をとどめる和室部分と蔵が国の登録文化財に指定されました。
◆解体前の大同特殊鋼二葉荘/大正9年(1920)/あめりか屋
左手に円形の改修された応接室が見えます。 撮影:1999/5/5
◆創建時に復元された文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)
複雑な屋根の構成と立体的な外観が、洋館らしさを漂わせます。グレーのドイツ壁とオレンジの瓦屋根がおしゃれです。
◆建物西側
中央の張り出した部分から向かって左手が和館(登録文化財)
◆建物南側 太い石柱が目を引く山荘風の玄関
◆登録文化財に指定された創建当時のままの蔵
次回は建物内部に続きます。
外観は洋風ですが、居室部分は和室の和洋折衷の建築で、現存していた洋館部分は改修が著しく、創建時の姿にもどされました。創建時の姿をとどめる和室部分と蔵が国の登録文化財に指定されました。
◆解体前の大同特殊鋼二葉荘/大正9年(1920)/あめりか屋
左手に円形の改修された応接室が見えます。 撮影:1999/5/5
◆創建時に復元された文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)
複雑な屋根の構成と立体的な外観が、洋館らしさを漂わせます。グレーのドイツ壁とオレンジの瓦屋根がおしゃれです。
◆建物西側
中央の張り出した部分から向かって左手が和館(登録文化財)
◆建物南側 太い石柱が目を引く山荘風の玄関
◆登録文化財に指定された創建当時のままの蔵
次回は建物内部に続きます。