旧岐阜街道が190号線(現岐阜街道)から分岐する今伊勢町本神戸に、戦前物件と思われる2軒の洋風木造下見板建築が残っています。
岐阜街道を挟んですぐ西側には、現在も日本毛織の大きな工場があり、周辺には織物・染色関係の会社、工場が点在しています。
2軒の木造下見板の洋風建築も、戦前からの織物工場の施設として使用されたのではないかと思われます。
■本神戸下町にある木造下見板張りの洋風建築
■上の建物から300mほど東にある、こちらも木造下見板張りの洋風建築(本神戸寺前)
(撮影:2013/02/03)
どちらの建物も現役で使われている様子はありませんが、今伊勢町本神戸界隈の戦前の街角の様子を今に伝えています。